★ 今朝は協同学苑の周りを1周してきた。
協同学苑は新しい住宅街に面しているのだが、その裏手はこんな風景になる。
もうすこし行くと右手は山になり森があって、
この森の中に旧い神社がある。
地図にも名前は載っていないし、お参りする人も今はいない。
たまに来るのだが、私ぐらいだけかも知れない。
こんな感じで、
普通の神社とは様相が異なる。
狛犬さんも苔むしている。
大狼社だとか、
岩神社だとかあったが、
調べてみたらこんな文章に出会った。
細目地区の大年神社は小高い山裾に建てられ、境内には大年社の他にも大小九社のお社に神様が祀られています。
拝殿も昔の割拝殿で境内も太古を思わせるとても趣きのある神社です。
天文十三年(1545)九月十五日の創建と伝えられています。
この細目は昔は和田(わだ)と呼ばれ、縮見屯倉(しじみのみやけ)があり、都から派遣された忍海辺造細目(おしぬべのみやつこほそめ)が勤めていた土地でした。
この細目は昔は和田(わだ)と呼ばれ、縮見屯倉(しじみのみやけ)があり、都から派遣された忍海辺造細目(おしぬべのみやつこほそめ)が勤めていた土地でした。
また、地元の窟屋の金水でも有名な、億計、弘計(おけ、こうけ)の二皇子がこの地、和田(細目)でお過ごしになり、その御徳を尊び、地元の方が大歳御租神を奉齋しお社が建てられたと伝えられています。
などとあってこの細目の地区はずっと昔からあった旧いまちなのである。
こんな今では珍しい蔵のある家が建っている。
この森の向こうが協同学苑なのである。
ここから先はかっては山だったのだが、
いまは新しい住宅地になって、私もそこに住んでいる。
大年神社と検索したらこんな写真が出てきた。
この写真はいつごろなのか、ずっと昔の写真なのだろうが、
この当時はいくつもの社殿も今と比べるとずいぶんと新しく感じられる。
三木は新しい街と旧いまちが、共存している歴史のあるまちなのである。