雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

粟生線の未来を考える市民の会

2013-07-29 06:20:37 | 発想$感想

★『粟生線の未来を考える市民の会』の総会が小野市の好古館で行われたので、昨日の午後出席した。

 

 

2011年、粟生線の存続が騒がしかったころ、いろんな動きがあった中の一つで、

何となく、その最初の段階から関わっている。

 

所詮は神戸電鉄自体の問題だから、その存続についてどうこう言うこと自体がムツカシイのだが、

『粟生線の未来を考える』と言う立場は、いろんな側面もあるのだろうから、 『存続を』と言うことではなくて『その未来を』いろんな側面から考えてみようと言うことだと思っている。

企業の考え方行政の取る方向などなかなかムツカシイのだが、ホンネで、本気に取り組んでいるところは、少ないような気もする。

 

そんな環境の中で、『粟生線の未来を考える市民の会』自体は、それなりに真面目に取り組んできたことだけは確かである

ちょうど2年が経過したが、これからの1年が最も大事な1年なのかなと思ったりする。

 

 

★ものごとは、 『想いが実現』しなければ、あまり意味がナイと思っている。

一般には、『想い』や『基本コンセプト』は実現していないが、いろいろと具体的なイベントや、努力もしたし、真面目に取り組んだから、それで満足してしまっていることの方が多いのだが、

私自身は『実現の可能性がない』ものには、どうしても興味、関心は薄まってしまうのである。

 

昨日の総会では、大藤武彦さんと言う交通の専門家の講演も聞いたのだが、確かに仰ることはその通りなのだが、それを実行することは現実にはムツカシイことが多すぎると思ったりした。

昨日の会合のメンバーは、三木市民の粟生線問題に関心のあるひとたちに加え、議員さんも、市役所の担当部門の人も、交通問題の専門家に近い人たちもいるのだが、その人たちが協働出来る仕組みにはまだなっていない ように思う。

私自身は、

この問題は『異種、異質、異地域の人達』が 『粟生線』という一つの問題を、単に存続と言うことではなくて、『地域の活性化』も含めて『その未来を考える』方向だから、

NPO The Good Times のトータルシステムは、最高に機能するというように思っていたし、今でもそう思っている。

 

★今年から世話人代表の山本先生が Y's フォトコンテストをスタートされているが、このシステムがどのように機能するのか?
これはなかなかいいと思っているのだが、どうしても具体的な写真と言うことに集中してしまうので、大きな波になり難い状況になっている。

なかなか説明は難しいのだが、同種の人たちよりは異種の人たちの方がキーパーソンかも知れないのである。

何ごとも、関心の強いキーパーソンばかりに目が行って、その周辺にいるアマチユアを見逃してしまう傾向がある。

ものごとの実現には、

オピニオンリーダーと同じくらいその周辺にいるアマチュア軍団の参加意識を徹底する方が成功の早道なのである。

 

 

★先日グリーンピア三木で、KAWASAKI THE LEGENDS & FUTURE というKAWASAKI Z1 FAN CLUB のイベントを行った。

世界からZのプロたちも勿論集まったのだが、その周辺に集まったアマチュアたちの参加があって、初めて今までのZ1イベントと差別化された大成功のイベントになったのである。

これが同種ではない、異種の力なのだと思っている。

 

その会合には、たまたまだが『粟生線の未来を考える市民の会』の板東聖悟ペアも出席されていた。板東さんはバイク乗りだがZの世界には何の関係もないのである

冒頭のプロたちのご紹介の時に、板東さんも、神戸市役所の藤田さんも、この世界のプロたちと同じレベルでみなさんにご紹介をさせて頂いた。

同種だけではナイよ、異種もいるよ との私自身の宣言だったのである。

でも、なぜ、Zの世界とは直接関係のない板東さんや、藤田さんが5000円もの会費を払って参加されるのか?そこのところをご本人に聞いてみたいのだが・・・ なぜ関心があったのか? これはトータルの仕組みと、過去の取り組みの積み上げの結果だろうと思っている。

そんな大きな仕組みがナイと、ただ単にものごとを積み上げただけでは、なかなか部外者を引きこむことは難しい。

理屈をつけて、Zを販売したことのあると言う営業の連中などなど、従来のZの世界から見ると部外者がいっぱいいたことで、逆にZの世界が強調されたし、Zのプロたちが映えて見えた ような感じであった。

そんなカラメテからの、一般の無関心の人たちを引っ張りこむ戦略で臨まない限り、真面目一方では難しいと思っている。

 

大体、粟生線問題など関心がある人は、元々そんなに多くはないのである。関心のない人を、『写真で取り込む』発想はいい。  さらに一歩進めて、その周囲の人たちをさらに取り込んで、いつか『粟生線』を関心事にする、そんな方向がいいと思う。

せめて、5000人ぐらいイナイと、ダメだと思うと申し上げてるのだが・・・

板東さんも、藤田さんもNPO The Good Times の10000人近くいる会員のなかの一人なのである。 そんなに誰もが関心など持ってはくれないのである。昨日の総会も200人の会員さんの10%ほどの出席だったのである。

 

 このY'sフォトコンテスト  の主催は Dr. Y's Office だが

NPO The Good Times と、 『粟生線の未来を考える市民の会』とは、その共催者とされているので、ちょっと意見を申し上げているのである。

 

 

★昨日の総会は無事終了した。

世間一般の総会とはちょっと差別化出来ていることはいい。

あとは、あまり具体的なことばかりに、例えばイベントのそのことばかりに集中しないことである。

終わってしまえば、それで終わりというイベントはお祭りと同じである。

 

イベントは単なるロケ、 目的はそんなロケを繋いで、 如何に立派な映画が創れたか と言う仕組みの問題なのである。

 

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コメント (2)
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