★二輪文化を伝える会 という特別プロジェクトが昨年の7月にスタートしました。
ちょうど1年が経過しましたが、1年間と言うのは相当な時間で、その気でやればいろんなことが出来るものだと思いました。
以下に、その内容をそのまま転記してみますが、松島裕さんが、殆ど独りで創り上げた記録です。
あと1年経った来年にはどんな状況になっているのでしょうか?
松島さんは、『30年掛けて完成させる』と言う長期の計画で取り組んでいます。
「二輪文化を伝える会」は、ホームページやソーシャルネットワーキングサービス(SNS)などを通じ、それらと連動したイベント等を開催し、多くの方々に参加していただくことで、二輪の素晴らしさ、オートバイやレースの歴史などを、世代・地域・業種などの垣根を越え、分野を問わず伝え広めていく活動を行います。
NPO法人 The Good Times(古谷錬太郎理事長)の「二輪文化を語る会」の団体プロジェクトとして、2012年6月より活動を開始しました。
日本の二輪文化バイク文化には誇るべき点はたくさんあるはず
日本には、世界の4大メーカーが存在し、全世界における日本メーカーのシェアは約40%。モーターサイクルスポーツの世界でも、長年にわたりチャンピオンマ シンとして君臨し、数多くの世界チャンピオンライダーも輩出してきました。
そう、世界の誰もが認めるオートバイ王国なのです。
ところが実際に国内を見てみると、どうもオートバイ王国というにはほど遠いのが現状です。
そこで、ただ単に欧米と比べるのではなく、まず日本の二輪文化の誇るべき点は何なのか?ということに焦点を当て、オートバイに情熱を燃やした方々や歴史的な出来事をもう一度整理して焦点を当ててみようと思いたちました。
するとどうでしょう。ちょっとバイクには詳しいつもりでしたが、あまりに知らないことばかりに驚かされます。
「三ない運動」により失われた時間を取り戻そう
その背景には様々な事情があるとは言え、かつて一部教育界が推し進めた「三ない運動(バイクを運転させない、買わせない、免許を取らせない)」により、もっとも乗り物に興味を示す年代の少年少女たちを、バイク(車も)から遠ざけてしまうことになりました。
悲しいかなその効果は十分すぎるほど十分で、オートバイをはじめとする乗り物に「夢とロマン」を感じた経験のない人たち・世代が増えてしまいました。
この約三十年の間に失われてしまったものを取り戻すためには、「夢とロマン」の詰まった二輪車の魅力について、やはり三十年くらいの年月をかけるつもりで、語り伝え続けることが必要なのではないでしょうか。
郷土史や民族史を学ぶのと同じように
懐かしい話題が多くなりますが、懐古主義というわけではありません。
多くの国や民族が、子供世代に郷土史や民族史を学ばせるのと同じように、日本に生まれ、オートバイに興味を持った人には、世界に誇る日本のオートバイについて、その歴史を知ってもらい、バイクを愛するものとしてのアイデンティティを確立し、それを誇りに感じながら充実したバイクライフを送っていただきたい。
今後三十年かかっても、そんな誇り高いバイクライフのための道しるべとなることが「二輪文化を伝える会」の本分でもあります。
まずは私たちが知ることから、そしてそれを伝えていく
日本のオートバイが世界を席巻するようになったのは、オートバイに情熱を注ぎ、発展や普及に尽力された方々がたくさんいるからにほかなりません。
そんな方々にいろいろなエピソードや苦労話を語っていただくこと、そしてそれを今現在オートバイに興味を持っている私たちが知ること・感じること、さらにそれを次世代や異業種、異地域の人たちに伝えることができたら、日本の二輪文化はもっと発展成熟し、世界に誇れる文化に進化していくことでしょう。
より深く心に残せるように、諸先輩方にできるだけ直接お話を聞けるトークイベントなどの機会を作りたいと思っています。
現代の情報ツール・インターネットを活用して
今はインターネット時代。ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)などのサービスも普及し、日本のみならず世界中の人たちと簡単に繋がることができる時代です。
これらのサービスをうまく活用し、活動主旨に基づいて多くの方たちに日本の二輪文化に関する情報を届けることができれば、その進化発展に少なからず影響を及ぼすことができるかもしれません。
ただし、失った三十年を取り戻すには、やはり三世代三十年はかかるとは思いますが・・・。
まずはTwitterでフォロー、Facebookで「いいね!」から
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そんな緩い繋がりからスタートです。
そして、リツイートしたり、シェアしたりして、あなたのフォロワー・友だちにも伝わるようにしてください。
カード会員と協賛
カード会員になると、二輪文化を伝える会のイベントや協賛企業(今後予定)の特典を受けられるようになります。
(※カード会員はNPO法人The Good Timesの会員システムを利用しています。入会金1,000円のみで年会費等はありません。)
カード会員は個人だけでなく法人・団体も入会できます。
また継続的な運営のために、ホームページのバナー協賛やイベントの協賛企業様も順次募集します。
運営メンバー
「二輪文化を伝える会」の運営は、
統括 | 村島 邦彦(株式会社インターナショナルトレーディングムラシマ) |
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広報 | 松島 裕(松島企画) |
企画 | 早川 浩人(スクリーンアウト) 伊藤 洋一(ベストコレクター) |
事務局 | 東京都杉並区浜田山1-23-7 (株)インターナショナルトレーディングムラシマ 内 Tel : 03-3304-8503 |
相談役 | 古谷錬太郎(元川崎重工技監、NPO法人The Good Times理事長) |
資料・写真ご協力
数々の貴重な写真や映像、資料等のご協力をいただいた皆様です。ありがとうございます!