雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

Kawasaki と 鈴鹿サーキット

2014-11-28 19:40:16 | 自分史

 

★2日間、 KAWASAKI Z1 FAN CLUB が 『モリワキ祭』 に参加のため、20年ぶりに、鈴鹿サーキットに行くことになっている。

カワサキ明石工場で二輪車の一貫生産を始めたのが1961年(昭和36年)で、私は その年に単車営業に異動し、その後カワサキの二輪の歴史とともに歩んで、

81歳になった今も、熱烈なカワサキファンと共に過ごせる1日が持てることは本当に幸せなことだと思っている。

 

鈴鹿サーキットが 若し、1962年に開場していなかったら、果たして今のカワサキがあったかどうか?  

今のカワサキを創り、育ててくれたのは、私は間違いなく『鈴鹿サーキットだ』と思っている。

 

昨年は、その鈴鹿サーキット開場50周年だった。

1962年11月に、 第1回日本選手権ロードレース大会が開催されたのは、カワサキが二輪事業の一貫生産をスタートさせたその翌年のことである。

 

 

 

 そして、このレースの250cc、350cc の優勝者は、ホンダではなくてヤマハの三橋実、片山義美だったのである

それは、このように詳しくレースの内容が記述されていて

 

  

 

 

 

★この鈴鹿の第1回日本選手権ロードレースを、カワサキの生産工場の人たちが、バスを仕立てて観戦したのである。

この観戦によってカワサ社内のレース熱は一気に盛り上がり、当時の生産技術課長の中村治道さんや、生産係長の高橋鐵郎さん元川崎重工副社長)たちが先頭に立って翌年5月の青野ケ原モトクロスへの参戦へと繋がり、それが1~6位までの完全優勝の結果をもたらしたのである。

このレースの結果によって、当時撤退も考えられていた二輪事業の再建も決まったりしたので、

 『カワサキの二輪事業の推進』を決めたのは、『鈴鹿の第1回日本選手権ロードレース』だったのである。

 

そして鈴鹿で250cc優勝を飾った三橋実が関東に『カワサキコンバット』安良岡健とともに創設し、

一方関西では350cc優勝者の片山義美が主宰する名門神戸木の実クラブから歳森康師、山本隆と契約してスタートするなど

第1回の鈴鹿ロードレースの優勝者の二人によって進められたのも、何かのご縁であった。

 

カワサキの創成期のレース活動は、『レース委員会』によってその方針が決定されていて、そのメンバーは文字通り事業の中枢を担った人たちだったのである。

委員長は山田照煕(元川重副社長)が務め、メンバーには、高橋鐵郎(元川重副社長)、大槻幸雄(Z1開発責任者)、安藤佶郎(F21M開発責任者)などが名を連ね、その事務局を私、それを手伝ってくれたのが田崎雅元(元川重社長)と言うようなメンバーで、後の川崎重工をも背負ったメンバーだった。

 

 

1965年5月3日に行われた鈴鹿ジュニアロードレースには、山本隆が、カワサキで初めて鈴鹿を走り、3位に入賞する快挙で、、翌月に行われたアマチュア6H耐久レースには3台のエントリーを決め、カワサキは一気にロードレースへ進出したのである。

そのレース監督を務めたのが大槻幸雄、助監督が田崎雅元さんで、この時カワサキに初めてレース監督が誕生したのである。

そして、山本隆が1ヶ月前のジュニアロードレースに出場したために、神戸木の実の歳森康師の相手がいなくて急遽連れてきたのが、金谷秀夫なので、このレースが世界の金谷のデヴュー戦となった。

 

     

 これは昨年の鈴鹿50周年記念で、山本隆が貰った通行証で、そこには『カワサキで初めて鈴鹿を走った男』と書かれている。

 

 

大槻幸雄さんが経験されたレースの世界での、優勝したときの喜びと敗れた時の悔しさの経験があって、初めてあの世界に冠たるカワサキZ1の開発に繋がったのではないかと思うのである。

カワサキの二輪事業に懸ける基本的な姿勢は、レースの世界の競争から学んだものであることは間違いない

そんなカワサキイメージの創造を応援してくれたのは、『鈴鹿サーキット』であったのではなかろうか?

 

 

私自身も鈴鹿サーキットとは、いろんなことで繋がっており、未だ鈴鹿が開業していない10月に看板の件で鈴鹿を訪ねており、カワサキで間違いなく鈴鹿を訪れた最初の人なのである。

カワサキが初めて鈴鹿を走った1965年には、MFJの運営委員も務めていて、その夏7月31日開催された『鈴鹿24時間耐久レース』にも現場で立ち会っているのである。

ずっと後の、90年代には、4耐、8耐、安全運転大会の3週間の夏を鈴鹿サーキットで過ごしていたし1993年の8耐には、カワサキの長い歴史の中で、唯一鈴鹿8耐を制した瞬間をこの目で見ているのである。

その時のカワサキスポーツ推進部長が故岩崎茂樹で、彼のことをブログにアップしたことから

KAWASAKI Z1 FAN CLUB の登山道夫さんとはそのコメントで繋がって今日がある、そんなご縁なのである。

 

 

明日は、熱烈なカワサキZ1ファンの集まりなのである。

そしてそれも 鈴鹿サーキットの中のコースのパドックの中のレストランでのディナ―だという。

その開幕のご挨拶をたのまれているのだが、

どうせぶっつけ本番の私流のご挨拶になるのだろうが、『ホントはこんなことが言いたかったのだ』と 

今夜、Facebook このまま アップしておくことにする。

 

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モリワキ40周年記念 温故知真 モリワキ祭

2014-11-28 07:16:24 | NPO The Good Times

 

★ Facebook 上にこんなイベントのお誘いが出たのがいつのことだったのか?

まだまだ先だと思っていた KAWASAKI Z1 FAN CLUB の モリワキ祭への参加イベントも、この週末になりました。

 

KAWASAKI Z1 FAN CLUBは、カワサキZ1発売40周年を記念して2年前に設立され

Z1開発責任者の大槻幸雄さんや

発売当時アメリカ市場で旗を振リ、その功績で、日本自動車殿堂入りをされた浜脇洋二さん、アメリカ人マセックさんなども、スタート同時に入会されたりしてます。

そのFacebook ページには、3200を超える『いいね』を頂いていますが 、その大半が海外から寄せられているなど、単に日本だけでなく、

文字通り世界展開のちょっとユニークなクラブなのです。

 

         

 

 

そんなKAWASAKI Z1 FAN CLUB が 名門 三重Zipとのコラボで、

今回 モリワキ40周年記念の『モリワキ祭』への参加を決めましたが、すぐに日本全国から100名に近い参加申し込みがありました

当日はそんなメンバー達との楽しい2日間が予定されています。

 

私も、KAWASAKI Z1 FAN CLUB 代表の渡部達也さんと ご一緒することになっています。

 

          

 

        

 

 

こんな超豪華メンバーが集まる 『鈴鹿サンデ―ロードレース最終戦』との併催イベントなのですが、

実は 昨年7月7日、グリーンピア三木で開催された

KAWASAKI THE LEGENDES & FUTURE には、 モリワキ夫妻も、クロスビーも、今回全国から集まるメンバーたちも集まっていて、

みなさん今回は1年半ぶりの再会でもあるのです

 

    

 

これがその時集まったメンバーですし、

これがその時のYou Tube ですが、 これをちょっとご覧になると、このレベルのメンバーを揃えたイベントは、

メーカーさんでも、ちょっとムツカシイのではないかと言う多士済々が集まっているのです

これが世界に冠たる KAWASAKI Z1 なるがゆえに、それに関係した人たちが自然に集まったのだと思います。

 

 

この時の司会を務めてくれた はっぴーえんどプロジェクトの森田政治さんも参加ですし、その相棒の腰山峰子さんは、今回はレジェンドライダーの一人としてサーキットを走ったりもするのです。

これは カワサキの想い出そして未来 でのお二人です。  金谷秀夫は未だこんなに元気だったのですが・・・・

          

 

 

山科カワサキの吉川健一さんもブースを出されるようですし、その時以来の再会になります。

さらには、もう40年以上も前になるのでしょうか、大阪時代一緒の仲間、八尾カワサキの加藤さんとも、みんな隣同志のブースですから、

さぞ当日は賑やかなことになるのかなと思っています

 

★当日は、NGK, クシタニ、ダンロップ、アライヘルメット、 東単、谷尾商会、などなど30を超す有名ブ―スが並びますので、

是非、鈴鹿サーキットに足を運ばれることをお薦めします。

 

カワサキファンや、Z のファン達とは、或いは二輪をこよなく愛するファンのみなさんとは、日頃Facebook では、ホントに沢山の方と繋がってはいますが、

こんな機会にお近づきになれたら、また楽しいバイクライフが待っているのかも知れなせん。

 

当日は、KAWASAKI Z1 FAN CLUB  への新規ご入会も受け付けます。これは入会金1000円だけで終身会員となります。 是非この機会に現場でのご入会をお薦めします。

             

 また、カワサキファンでも、どんな銘柄のファンでも、二輪が好きだと仰る方たちには、この秋、スタートした World Good Riders Association We Like Mortorcycles への会員入会も同じく現場で受け付けることにしています。

        

いずれも NPO The Good Times の二輪関連を纏めたものですから、 NPO The Good Times のすべての機能や特典が、同じように受けられて、世界に広がる1万人の会員さんの仲間入りが果たせます。

あなたも、仲間になりませんか?

異種、異質、異地域をみんな繋いでいい時を過ごそう  基本コンセプトなのです。

 

  

★NPO  The Good Times のホ―ムページです。

★NPO The Good Times への入会方法です。

★会員さんのブログを集めた Tumblr です。 

★毎日発行される NPO The Good Times 新聞です。

★45万人フォロワーのいる公式ツイッターです。

 English Version です

 

  

 

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