★ 世の中のテレビには評論家と称する人たちが登場して、いろんなことを解説する。
どんな問題に対してもソツなくコメントする器用さは認めるが、その意見は通り一遍でそんなに説得力もない。
昨日は、久しぶりに日曜日の午後、ゆっくりと『そこまで言って委員会』を見ていたが、
昨日のテーマの一つ『英国のEUからの脱退』について、その解説に登場した日本大学の小谷賢先生の解説と意見は飛び抜けてオモシロかった。
やはり専門家は違うなと思わせる差別化された内容で、一般のテレビではちょっと聞くことが出来ないものだった。
英国問題の専門家との紹介だったが、
『あなたならどちらに投票しますか?』と聞かれて、
躊躇なく明確に『離脱ですね』と答えられて、その解説は始まった。
矢継ぎ早に飛び出す質問に、即座に明快によどみなく、テンポよく、いろいろと話されたのだが、それは専門家らしい独自の見解だった。
こちらがその小谷賢さんの明快、且つ独特の理論展開7分間である。
ちょっと、他では聞けない独特の分析なので、是非お聞きになればいい。
★ こちらは昨日の『そこまで言って委員会』のパネラーとゲストである。
『やめちゃったらどうですか?』ということで、 そこに登場したテーマは
● EU 制度
● 東京都知事選
● オリンピック
● 原発
● 熊の保護
● 裁判員制度
とそれぞれ最近の話題ばっかりで、なかなかオモシロかったのだが、
冒頭の『英国のEU脱退』に関連して、『EU制度』を止めちゃったらどうですか?と言う設問だったのだが、パネラー8人のうち3人が、『要らない』という意見だったのである。
確かに、いまアメリカでも日本でも、或はほかの国でも、世界中が従来の『仕組みからの脱却』みたいな風潮が出てきているようにも思える。
それに、番組の中でも指摘されたが、流れが出来るとそれに乗ってしまう、『国民投票』そのモノの『怖さ』みたいなものも感じられたのである。
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