★世の中お盆休みである。
現役のころはこの長い休みは楽しみであった。
休みの期間は好きなことが、出来るのがよかったのだと思う。
そういう意味では、今はずっと好きなことが出来て自由である。
年金生活は、そんなに退屈なものではない。なかなかいいものである。
要はは考え方だと思う。
会社の仕事も面白いし、年金生活も面白いのである。
逆に言うと、会社の生活が面白くない人は、年金生活は退屈なのかもしれない。
★年金生活の良さを一言で言うと『自由』である。好きなことがやれる。
収入が安定しており、支出も安定している。 これは結構気持ちの上で、豊かなのである。
収入の金額は本当に知れているのだが、子育ての支出もないし、服に金がかかったりもそないし、ネクタイもいらない。
人や会社にに命令されて、やらねばならないMUST事項がないのである。
今やっていることは、考えてみると、やってもやらなくてもいいことを、義務感なく好きなことを好きなようにやっているのである。
★そんな年金生活の自由な生活が7月からちょっと変わった。
7月から1カ月、アメリカから孫たちが遊びに来ていたので食生活が全く変わったし、好き勝手な自由は少し無くなった。
そんな孫たちも、お盆で飛行機代が高くなる前に、家内をつれてアメリカに戻っていった。
今度は、全く独りでそれこそ自由な毎日が始まった。
炊事、洗濯、掃除、買い物など一応の家事はすべてやるのだが、そんなに苦にもならない。
『質素な生活』を目標に今から9月末までをやろうと思っている。
★見方を変えたら、これが私の長い『お盆休み』かも知れない。
通常の生活パターンと違う時間があるのが『休み』だとすれば、まさしく休みである。
炊事が大変でしょうと言ってくださるが、そんなことはない。
大体、コックさんはみんな男である。男独特の勝手気ままな料理を楽しんでいる。
よく、特製うどんを食っている。これが簡単で結構うまくできる。
小さな鍋に水を入れる、鶏肉など少々、冷凍エビも入れる、葱を切って、火にかける。
だしなどは適当に卵スープの素や、中華スープの素などで代用し、ちょっと味が薄かったら味の王様「味覇」をたしたら、面白い味になる。
冷凍うどんを入れて、時には生卵を割ったりする。
これがいいのは、食器は一つで済むし、調理時間も10分はかからない。
まだ出していないが、そのうちに鉄板を机の上に出したままにしておくと、その鉄板でなんでも焼ける。
家内がいると、まず料理をさして貰えない。
鉄板を出したままなど考えられないのである。
自分でも不思議なぐらい「弁当」を買わないのである。
★娘のブログを見ると、家内もまさしく通常の生活パターンと違う。
これは休みと言えるだろう。
家にいたら、テレビの推理物ばかり見ているのだが、アメリカでは流石に英語のテレビはダメだろう。
まあ、ゆっくり休みを楽しんで来たらいい。
★ただ、ひとつこれは休みで自由だと言っておれないことがある。
101歳の母のことである。
この1カ月で、めっきり弱って、介護が必要になったのである。
1カ月のうち24日はショートステイで面倒を見てもらっているのだが、
昨日の夕方から家に戻ってきた。
今までなら、家でもほとんど手がかからなかったのだが、この調子だと、『私のお盆休み』などとのんきなことを言っておれないかも知れない。
まあ、行方不明になっていないだけでもいいかなと思っている」。
ショートステイなどと言う制度がなかったら、それこそ老々介護の毎日である。
今回は4日家にいるのだが、この4日間は『私のお盆休み』の中断である。
★今、14日の8時半である。
朝、4時救急車を呼んだ。対応医師がいないので、もう一度家で寝かせている。
9時の病院の開く時間になれば、もう一度救急車を呼ぶことになっている。
朝4時に来てくれた人と交代しているので、引き継いでくれてはいるが、最初からやり直しである。
ちょっとこちらのブログに経緯を書いている。
なかなか、立場やいろいろあって、うまくいかないものである。
私は自分自身2度、救急車で運ばれたことはあるが、依頼するのは初めて、大変なことよくわかった。
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私はなんでもいい加減で楽観的に考えるのですが、今回も運が良くていい病院に入れて頂きました。
http://rfuruya2.exblog.jp/14951776/
また10日後のこと今から何とか考えます。
残念ながら日本は救急医療後進国です。
小生の愚母然り、吐血下血脳出血脳梗塞心筋梗塞など重篤な緊急事態であればまだしも、即座に命に関わる訳ではなく普段よりも著しくQOL(生活の質)が低下した状態、というだけでは一時的にでも受け容れてくれる医療機関は皆無と言って差し障り無いでしょう。
医療機関側のスタッフが揃う時間帯まで待って救急車を呼ばないと真艫に取り合ってくれません。
仮に交通事故などで多発外傷を負った場合、大都会(ご無礼)東京ですら何処の地域で何時に受傷したかで生死を分けます。
無医村なら諦めもつきますが、どこの地域に住むかで同じ健康保険に加入していても受けられる医療の質が異なる制度も知れば知るほど納得出来ません。
同じ川崎重工の健康保険組合で保険料を納めていても、神戸と大阪と東京との何処に赴任しているか、で医療の質が異なるのは不思議だと思われませんか?
国民皆保険なんて偉そうに国は言いますが、不平等の極みなのは釈然としないものがございますね。
お母上様がおおごとにならないよう祈ります。
ショートステイの繰り返しでは大変でしょう。
実体験が無いと解らないことです。
お住まいのお近くに24時間介護の施設が見つかると良いですね。
肉体的介護はプロに任せて、ご家族は日参して心のケアに専念するというのが理想なのではないか、と思う今日この頃です。