先週、休みの日に網干訓練が走るようだったので撮影に行きました
この日は一日、雲の無い快晴で絶好の撮影日和でした
ただ今の時期、最も陽が長くまた高い時期なので、正午前後を走る網干訓練の往路を撮るには条件的にどうなのかなと…
トップライトなので編成サイドも日が当たらなそうだしなと、それならやっぱり俯瞰で撮るかなと考え、
どうせならと今まで行ったことの無かった、須磨にある須磨山上遊園の山頂からの大俯瞰で撮る事にしました
山陽電車、須磨浦公園駅からのロープウェイで遊園まで、さらに展望レストラン屋上(有料)に…
そこで準備する事しばらく待つこと、少々遅れてましたが網干訓練がやって来ました
DD51ー1191牽引、12系客車5両、網干訓練
少々遅れてましたが、遠くから見通せるので焦ることなく撮影できました
小さくて分かりにくいかもしれませんが、まずは須磨駅を通過してる所からです
この日はほんと天気が良く、またトップライトなので海も青く良い色が出てました
この場所からだと、接近もゆっくる見えるので何カットも撮影しました
少し引き付けて縦アングルで背景にポートアイランドを入れてみました
さらに普段よく撮る俯瞰のバックにも入る、須磨海釣り公園を入れても撮ってみました
ただ木々がだいぶ生い茂っているため、肝心の凸+青い客車が見えにくいですね…
他の方の数年前に撮った写真と比べても、だいぶ木々が伸びてきている感じです
今は何とか撮れてますが、あと何年この光景を撮れるのか分かりませんね
さらに進んで、ほとんど海バックでワンカット
もうここまで行くと、ほんとに関西の複々線電化区間で撮っているとは思えない光景ですね…
どっか山陰か本州以外のどこかに行って撮っている感じもします
さらに追い気味で縦アングルで撮影
並走する2号線が運良く、車のいないタイミングだったので余計にローカル感が出てくれました
ほんとこの日は天気が良く、また光線も強かったので、青い海、青々しい緑の木々、そして客レと…
感無量ですね
最後に明石海峡大橋をバックに垂水舞子の町並みを入れて撮りました
まあここまで行くと、肝心の列車がどこにいるのか分からない状態ですが…
今回は初めての須磨大俯瞰での撮影でしたが、やっぱり天気が良いと良い絵が撮れますね
これだけいい絵が撮れるのなら、また網干訓練以外にも瑞風とかも撮ってみたいところですね
この後は天気が引き続き良く、また陽が長い時期なので網干訓練の復路も時間的に撮影可能なので、
そちらも撮っておこうと考え、場所を移動しました
羨ましい…
私が行くと、クルクモル…
当初は運転日を知っても、「どうせ梅雨入りしてるだろうしな…」と思っていたのですが、
予想が外れての、ベストコンディションでの撮影でした
この宮原区の12系客車は、ここ十余年は主に滋賀県北部のJR線で観光シーズンを中心に運転されてきたSL臨時列車「北びわこ号」の客車として使われてきましたが、この「北びわこ号」が廃止される方針が表明されたのに伴い、これから先にこの宮原区12系客車が臨時や団体専用列車の営業運転に使われるメドが全くたたなくなっているため、これがもとで、鉄道ファンのあいだでは、この宮原区12系客車は遠からず廃車されるのか?とのうわさが広がっています。JR西日本が、在来線のほぼ全線に及ぶ列車本数削減を行い、それで各地で余剰車両が発生し、223系電車などの転用により残存国鉄型車両を大量廃車~そのぶん在来線の保有旅客車両を削減するのか?といわれている流れで、同じような国鉄型車両の12系客車もそのうち廃車されるのかとという憶測につながってくるのでしょうか?
この「SL北びわこ号」に代わり、特急形電車ないし気動車の改造による、おもに観光シーズンの土曜・日曜・ホリデーに運転が想定される北ぴわこ周遊観光列車の運転が考えられてもいいのですが、それがリリースされる気配がないのもちょっと気がかりです。
SL北びわこ号に代わる観光列車ですが、少し前に683系を使った特急北びわこ号が運転されましたが、それっきりですね…
SL北びわこ号の運転に関しては自治体の補助があったようで、それが無くなった事がSL北びわこ号終了に繋がっています…そう考えると北びわこ観光列車も自治体次第かもしれませんね
この12系客車は、1978年まで建造が続きましたが、それからしばらくして国鉄の急行列車の特急化などの流れで夜行急行列車での座席車としての連結機会が減少したり、いっぽうで「お座敷客車」とか「ジョイフルトレイン」などのタネ車にされたりなどしたため、建造時同様の原形の固定クロスシートのアコモデーションを保つ車両が次第次第に減っていき、またここ20有余年のあいだに多くの車両が廃車になっていったなかで、このJR西日本の宮原区、それにJR東日本の高崎車両センターに今もそれぞれわずかながら配置されているものが「原形アコモデーション」で残存している事で現代の鉄道ファンの注目を集めてきています。12系客車の「全盛期」には、その「原形車両」に関しては上にも書いたように「機能本位」のソシリを免れないと思われたがゆえに鉄道ファンの人気がなかったとか、常に日陰の存在かと思われてきましたが、今となってはごくわずかとなった12系の原形の固定クロスシートとかボックスシートといわれる車内接客設備を今日まで保つ車両が、むしろひと目みただけで「汽車旅の郷愁」を誘うような車両としてひときわ注目されてきている事でしょうね?
たしかにこの12系はいわゆる国鉄感が出てる車両だと思います
旧型客車の方がレトロ感、大正昭和初期な雰囲気があり非日常感が感じられますが、
12系の方は国鉄感があり非ではない日常感があると思います…例えるなら湘南115系、急行色キハ40での旅みたいな感じでしょうか