りんごの里から

毎日の出会いの写真をお届けします。

二上山~大師ヶ岳

2011-04-05 | 花・木
お天気に誘われて、大伴家持が746年(天平18年)に29歳で越中の国守として高岡に赴任し、在職した5年間に万葉集に詠んだ二上山から大師ヶ岳の中部北陸自然遊歩道を散策してきました。

二上山頂(低い山:274mでは珍しい)ブナの原生林では、新芽が寒い冬から守った硬い鱗片のよろいをはずし始めました。春の息吹です。


ウソが桜の芽をついばんでいました。


大師ヶ岳への入り口は、雪が残っていました。


日陰はまだまだ雪が。


1時間あまりで、頂上:269mに着きました。

眼下は、松太枝浜。”春の海ひねもすのたりのたりかな”のすばらしい光景です。


氷見漁港です。唐島、阿尾海岸が青い海に。


方や仏舎利塔越しに立山連峰です。


お昼を食べていたら、ヒオドシチョウがKさんの袖に止まりました。


来た道を戻り、過っては越中に出征した折上杉謙信も立ち寄ったとか 弘源禅寺・毘沙門天堂を訪ねました。
        

戻った城山の守山城跡でコーヒータイム。

ここからの3方面の眺めも最高です。

1、新港方面からの立山連峰


2、礪波平野を蛇行する小矢部川(石川県境の大門山が源流とか)


3、氷見方面


出会った春を告げるお花たちです。

ミスミソウ


オーレン(キクバオーレン)見落としがちな小さな可憐な花:スプリングエフェメラル

オーレンは漢方の名で根茎は胃腸薬。

イワウチワ つややかな葉とピンクの花ですが、つぼみは濃い色ですね。開花が楽しみですね。


ユキバタツバキ


5日は二十四節気の一つ「清明」。すべてがすがすがしく感じられる季節とされる。まさにふさわしい日でした。

海と山の眺望もすばらしく、軽い汗に海からの風も心地よい散策でした。
Kさん、Iさんご一緒ありがとうございました。
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする