りんごの里から

毎日の出会いの写真をお届けします。

ツバメオモト(燕万年青)

2011-09-11 | 立山
(株)立山黒部貫光の企画事業のボランティアで県外のお客様を案内する予定でしたが、立山駅総合センターへ行ったら申込者のキャンセルで中止とのこと。

その時偶然お会いしたのが(運のつき)、以前のふれあい企画で顔見知りになったベテランボランティアのナチュラリストHさん、今日は「たちやま」←クリック でお客様をご案内とのこと、駅の職員さんにお願いして便乗させてもらいました。合間に撮らせてもらった写真です。

お客様は他県からの3名さま。車窓からの流ちょうな案内、さすがです。


①途中 <大観台>で、弥陀ヶ原台地(厚さ500mの凝結溶解岩台地)の末端から落ちる落差350m日本一の称名滝を見ました。定期の高原バスでは停車しない所で、降りての解説です。


S46年、県内での<全国植樹祭>にご臨席の昭和天皇・皇后さまがお立ち寄りになられた所だそうです。

称名渓谷150mのVカット 圧巻ですね。
      

途中の歩道の横にツバメオモトの群青色(燕の色に見立てた:名前の由来)の実が見事でした。
 

6月ごろに咲く、つややかな黄緑色の葉を背景に咲く白いお花もまた可憐です。以前の写真です。


②次が弥陀ヶ原に停車、食事と少しの散策です。

立山荘前のハンゴンソウに旅する(種子島から福島県までの長距離飛行が確認されています=羽にマーキング)蝶アサギマダラ(浅葱斑);斑紋が浅葱(青緑色)というよりも水浅葱色?が群がっていました。


 

高原のイワショウブにはベニヒカゲ、コヒョウモンが吸蜜に余念がなく、

例のキベリタテハも木道を行ったり来たり。


チョウジギク
 

③国見で途中下車、あいにく剱岳は姿を見せなかったです。
もう草紅葉(イワイチョウが黄色く)


室堂に2時に到着、皆さんとお別れし、4時まで業務用パスを返さなくてならないのでトンボ返りしました。
立山は、雲の切れ間にすっきりと。


あわただしかったけど、楽しい時間でした。
何かにつけ?顔を合わせるのが多いHさん、お邪魔させていただきありがとうございました。

朝、駐車場(河原の横:アルペンルート全開業40周年記念イベント中で多くの観光客でにぎわっていました)でツリフネソウ
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ミズアオイ

2011-09-10 | ねいの里
ねいの里自然塾の行事<水辺の観察会と園内整備>に参加しました。

今日は、他の団体さんも協力。館長さんから展示館で館内の展示物の説明


大きなコナラの木に親子の熊(剥製)触れることができます。下には、サルやカモシカ


天井にウサギをとらえたイヌワシ(剥製)等のはく製がつりさげてあります。


水生庭苑の池では、水田の乾田化や用水路の改修で生息環境が狭められ減少しているミズアオイが見ごろを迎えていました。

一日花です。

魚及び水生昆虫観察・テナガエビ放流




このあと、参加のみなさんは外来種のキショウブ等の除去活動。

kogamoさんと、みなさんのお昼の豚汁(40食分)と焼き芋を、炭焼き小屋で作りました。

力仕事で汗をかかれた皆さんには好評でした。

来年もお手伝いをお約束? 気合が入ってます!


除去活動中 こんなお土産? オニフスベ(鬼瘤)ホコリタケ科


中のマシュマロのような肉は白いうちは食べられるそうですが、このように成熟が進むと食べられないとか


テングタケの仲間。これは猛毒です。


今日であった生き物たち

水辺には、マユタテアカネと教えてもらいましたので訂正しました。


オオカマキリの姿も。
 

モンキアゲハ 羽化間もないのかきれいな蝶でした。


キツネノマゴ(狐の孫)?という変わった名前の一年草 教えてもらいました。
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2011-09-09 | 花・木
今日、9月9日は、奇数は陽であり、陽数の極である9が重なる日はめでたい日であることから五節句の一つの「重陽の節句」。

旧暦では、菊が咲く季節であることから「菊の節句」とも呼ばれています。
学生時代、通っていた茶道(遠州流)の先生宅で、床の間に飾られた真綿で包まれた菊が飾ってあり、「菊の着せ綿」の意味を聞いて、お抹茶を頂いたのも懐かしい思い出です。

ー平安時代の貴族は、前夜、菊に真綿を置いて、露を染ませ、それで体をこすって、健康(長寿)を祈ったそうです。また菊酒(菊の花を浮かべた)も頂いたとかー。やはり優雅ですね。

畑の菊(夏)たちです。
 

 

畑の草の上に露です。


ツユクサ(露草)ツユクサ科
      


庭の池の睡蓮の上にアオイトトンボ。
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月餅 カイツブリの親子

2011-09-08 | 楽しいお茶クラブ
今日は二十四節の一つ<白露> 大気が冷えてきて、露が出来始める頃。

<楽しいお茶クラブ>の例会です。今日も桃野先生の楽しい講義です。

九月は月が美しい時。

「掬水月在手」水を掬えば手に月あり
「昨夜一聲雁 清風万里秋」

お菓子が<月餅> 中国では、旧暦8月15日中秋の名月に、月餅を食べて家族で団欒とか。


<クッキーと干しブドウ>でもう一服。
  


帰り道、黄金色の田んぼ越しに立山連峰がきれいでした。


午後から、久しぶりに竹藪のそばの池に行きました。

なんと! カイツブリの親子(幼鳥3)が、元気に泳いでいました。


孵化後2~3カ月間は、頸から上が黒と白の縞模様。
 

大きな杉の木(20mくらいの)のてっぺんにアオサギです。

「秋晴れのお天気で気持ちがいいわ! ここまでおいでよ!」とカイツブリに言ったかな?
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アブラゼミの出会い

2011-09-07 | 昆虫
日中は真夏日ながら、今朝の最低気温が16,8℃と涼しくなりました。
アブラゼミの鳴き声も少なくなりました。

アブラゼミの成虫が地上にいる期間がわずか2~3週間。雌と雄が出会いのシーン(今日、前庭のコンクリの上でした)です。


○ 卵は枯れた木の枝や幹に産み付けられ、翌年の6月ごろ(雨の多い時期)に孵化
○ 孵化した幼虫は地中に潜り、木の根の汁を育つ
○ 産卵から6~7年たった日、成長した終齢(5歳)幼虫は再び地上に現れ、羽化する。(ヤマケイ野山の昆虫より)

先日の<羽化のシーン> ←クリックしてね。

昨日の、古洞の森でも、同じシーンが、アオイトトンボ(訂正しました)


他に出会った生き物

クルマバッタモドキ(擬車飛蝗)


ショウリョウバッタ(精霊飛蝗)


ジョロウグモ(女郎蜘蛛)


カマキリ(螳螂)


萩にキチョウ



ネキトンボ(根黄蜻蛉)訂正しました。
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ヌスビトハギ(盗人萩)

2011-09-06 | 古洞の森
台風が秋の風を運んできました。涼しい日となり、久しぶりに地元の古洞の森へ出かけました(地元を忘れているわけではありません)。


出会った秋の花や実たちです。

ヤマハギ(萩) マメ科 

秋の七草のひとつです。

「秋の七草」と言えば、山上憶良の有名な歌2首

秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花(万葉集・巻八 1537)
萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌の花(万葉集・巻八 1538)

クズ(葛) マメ科
     

ヌスビトハギ(盗人萩)マメ科 果実の形を盗人の足跡に見立てたもの。(節果の表面にはかぎ状の毛が密生し、動物たちに付着して散布)


アップ
  

オトコエシ(男郎花) オミナエシ科


キンミズヒキ(金水引) バラ科


アップ
  

ゴンズイ(権萃)ミツバウツギ科の実が赤く熟し、避けて黒い種子が出始めていました。


エゴノキ(野茉莉)エゴノキ科サクランボ状に下がった実、ヤマガラが大好き。


ウリカエデ(瓜楓)カエデ科の実


フジ(藤)マメ科 の実 中の豆は食べれます。煎って食べたら香ばしかったです。


ヌルデ(白膠木)ウルシ科 の花


ノリウツギの花 ユキノシタ科 アジサイ属の花もありました。

明日は、であった生き物たちをアップします。

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いつもの海岸

2011-09-05 | 野鳥
昨日の、素晴らしい外海の海岸でのバードウォッチングの余韻が残っていたので、いつもの海岸が気になり?出かけました。
                            
                           
いました、キアシシギ2羽


トウネンが3羽
 

 

正面顔


台風一過 最高気温が25.8℃と小雨交じりの日でしたが、明日からお天気が回復し、週末には残暑が厳しくなるようです。
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シギ・チドリと秋の渡り鳥観察会

2011-09-04 | 野鳥
台風による大雨の被害が近畿・中国地方に広がっています。お見舞い申し上げます。

北陸に台風がまだやってこないというので、日鳥連の行事に参加しました。観察場所は、お隣の千里浜です。子供が小さい時、町内から海水浴に来た場所です。そのころは、たくさんの浜茶屋があり海水浴客でにぎわっていました…

入口に、砂で作られたモニュメントが三組並んでいました。「日本に元気を」


<千里浜なぎさドライブウェイ >: 羽咋郡宝達志水町今浜から羽咋市千里浜町に至る幅員約50m、長さ約8㎞にわたる海岸。粒子の細かい砂が海水を含んで固くしまるため、波打ち際でのドライブが楽しめる。千里浜海岸は遠浅の海水浴場としてにぎわいをみせる所です。

ドライブウェイを車窓からバードウォッチングです。台風の影響もなく、いつもの海のようでした。さすがに通る車も少ないです。


出会った鳥たちをアップします。

今日案内してくださった、若きバーダーのNさんに、いろいろ教えいただきました。

まず、ウミネコ(海猫)チドリ目カモメ科 L47cm W120cmの群れ(200羽余り?)です。



ダイサギ(大鷺)コウノトリ目サギ科 L90センチ


アオサギ(蒼鷺)  L93センチ 幼鳥


トウネン(当年)チドリ目シギ科 L15cm 十羽あまりの群れが、所々で見らました。車からですと近くで見れますね。




可愛いしぐさ


飛んだところ、正にチドリ格子模様です。


中に、イソシギ(磯鷸)チドリ目シギ科 L20cm 一羽混じっていました。


車を降りて観察中


Uさんが、飛んできたエゾゼミをキャッチしてこられました。初見です。赤い目が印象的!


オバシギ(姥鷸)チドリ目シギ科 L27cm 1羽 と キアシシギ(黄脚鷸)チドリ目シギ科 L25cm 2羽が仲良く餌取り。




トウネンの中に、ソリハシシギ(反嘴鷸)チドリ目シギ科 L23cm 長めの嘴が少し上に反っていますね 


このあと、湯浅支部長さんご推薦の今浜にあるお蕎麦屋さんでおいしいおそばの昼食。
      

お店の方が、前の観音様?にお昼をお供えに来ておられました。


鳥合わせ 14種でした。

午後から立ち寄った<健民海浜公園>:普正寺の森は雨になり、であった鳥は、


コムクドリ(小椋鳥)スズメ目ムクドリ科 L19cm 

木のてっぺんにいたのはハヤブサの幼鳥だったとか。

センニンソウの花が盛りでした。


雨になり、早々に引き揚げました。

<小舳倉島>と呼ばれているそうです。渡りの時期にまた訪ねてみたいですね。

長時間にわたり運転してくださった方々、ご一緒くださった皆さん、楽しい観察会ありがとうございました。




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オモダカ(面高)

2011-09-03 | 花・木
刈りいれ間近の田んぼに、雑草と一緒にオモダカの花が咲いていました。

オモダカ(ハナグワイ)葉っぱが人面のように見え、かつ、 葉っぱの面に葉脈が高く隆起して いるところから「面高」。 葉は鏃(やじり)のような形。 おせちに使うクワイは、球茎を改良。


上部の節ごとに径1.5~2cmの白色花を3個ずつ輪生させ、花序上部には雄花が、下部には雌花がつく。雄花は多数の黄色い雄しべ、雌花は多数の雌しべ(緑色)がつく。同花受粉を避けるため下部の雌花が先に咲く。

チュウサギが木のてっぺん(いつもは田んぼに)にいましたので、撮ってあげました。


秋の味覚、早生栗が落ちだしました。さっそく茹でて秋をいただきました。
    

7月初めごろの赤ちゃん栗です
   
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いきいきクラブ

2011-09-02 | 日常
台風12号、各地で被害が出ているようです。お見舞い申し上げます(今のところ、まだ日本海側には雨がふっていません)

今日は、地区の独居老人のご家庭へのお弁当配食(いきいきクラブボランティア)の担当日(りんごの町内担当、8人で)でした。

地区の公民館(富山市地区センター)で朝から準備。


今日のお弁当献立は、肉じゃが、さんまの塩焼き(りんごが担当)、ささみのみそマヨ和え、卵焼き、季節の果物(梨)。


可愛い季節ののしがみ(センター職員さん手作り)をつけて出来上がりです。


楽しみにして待っておられる皆さんに届け、引き換えに元気な笑顔をもらってきました。

今日も蝶がたくさん飛んできてくれました。中にアオスジアゲハ、ルリタテハもそれぞれ一頭づつ。
なかなか止まってくれません。アオスジアゲハの真っ黒の羽に青いブーメラン見えるでしょうか?
   

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