おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

20.02.02梅宮大社ほか

2020年02月04日 | 2020年

20.02.02梅宮大社ほか

過日、と言っても二日前の話だが、梅宮大社に梅の開花の進捗具合を見に行く。

梅宮大社を見てから車折神社、それから嵐山の亀山公園に上がった。

車折神社の河津桜はまだまだ蕾だ。もう一週間ほどで開花するだろうか?

ある程度開花した頃を見計らって、改めて伺いたい。

祇王寺のコケの具合、そして寒椿は庭に出されているかどうか気には

なったのだが、行かずに亀山公園に上る。

何の目的もない・・・ともいえるのだが、銀龍草も今年も見られるかと

思って、枯葉の堆積している場所などを探して歩く。

もちろん花期にはまだまだなのだし、それでもこの暖冬、

ひょっとしたらという思いもあったのだが、

顔を出している銀龍草は見つけることはできなかった。

 

さて、梅宮大社。さすがに梅で有名な神社である。

梅宮社も古刹である。何しろ開基は橘嘉智子(嵯峨天皇正室の檀林皇后)とも

いうし、正一位社でもある。古いことは古い。

梅については、いつごろから植栽しているのか定かではない。

でも、現在は老樹はそれほど見られないので、古くからの梅どころでは

なかったのだろう。

しかし「都名所図会」では敷地もそれなりに広い感じもし、

「慶有」という歌人の梅の歌も添えられている。

「さらに今花咲く梅の宮柱 立てても千代のさかりをも見め 慶有」

明治の上地令で社領を削られたとも聞かないけど、どんなものだろう。

梅宮大社の梅の木は早くに咲く品種と遅くに咲く品種が植栽されていて、

長い期間に渡って梅が楽しめる。それはまた、ある期間に区切れば、

咲いていない木と咲いている木があるということだ。すでに終わった木と

花盛りの木があるということだ。一度にすべての木の梅の花を見たいと

いう人には不満が残るかもしれない。

それはそれで仕方ないと思うしかない。

ともあれ、この2月2日、梅宮大社で早春譜を探し当てた気もしている。

例によって画像は一番上でワンドライブにリンクしています。

よろしければ御覧願います。

馬酔木は嵐山、ピンク色の桜は西京区です。