20.02.03節分
お約束のように、今年も節分会の「追っかけ」を試みた。
とはいえ、たくさんの場所に行ったわけではない。写真も少ない。
神泉苑→千本焔魔堂→千本釈迦堂→北野天満宮→御苑→梨木神社→蘆山寺
というコースである。
このうち梨木神社のみが節分行事をしていない。
それは知っていて、通り道だから、ちょっと立ち寄っただけのこと。
神泉苑でも、甘酒・大根炊き・オデンなどを飲食できるように
なってはいたが、むろん無料ではないのでパス。無料であっても?
神泉苑も創建当時は広い敷地を保有していたのだが、現在はこじんまりとした社。
街中にある社でもあり、どうしても敷地は狭くならざるを得ないのだろう。
平安京の昔からの有名な社がと思うと、ちょっと痛々しい感じもする。
上の二枚は神泉苑。庭と呼べるほどのものはないのが残念。
次に焔魔堂。正式には「引接寺」というのだが、「千本焔魔堂」が
通り名となっている。この日、念仏狂言が行われるのだが、それは
夜になってからのことであり、節分風景をさっと見て、釈迦堂に行く。
釈迦堂も「お亀桜」の具合を確認しただけで、「おかめ節分」も
見ないままに近くの北野天満宮。
写真の「お亀像」とシキミは釈迦堂でのもの。
天満宮では舞台で何かの踊りをしていた。しかし私は踊りも見ないで、
主に梅を見ていた感じだ。踊りは北野の舞妓さんたちではないかとは思う。
私は人様の写真を撮ることは殆どしないとはいえ、
踊っている場面を数枚盗撮する。だが当然ながら許可も得ていないし出さない。
梅はだいたい三分咲き程度か?むろん木によっては満開である。
天満宮から御苑。御苑には今はまだ花はない。もう少しすると花桃が良い。
清和門から御苑を抜けて梨木神社。新しく宿泊施設ができたこともあって、
この神社の代名詞でもあった「山吹」は激減している感じだ。
梨木神社のそばの「蘆山寺」に数年ぶりで行く。
蘆山寺は豊臣秀吉によって現在地に移転させられたもの。
蘆山寺あたりは平安時代に紫式部が住んでいた所ともいうが、それだけの
事で、蘆山寺と紫式部には何の関係もない。
節分の日には「鬼の法楽」が行われる。これまでに二回は見ている。
下の画像は蘆山寺の「鬼の法楽」の一場面。
最後は御苑の九条邸跡の池。蘆山寺から祇園八坂の方に回る予定ではあったのだが、
何度も見ているのだしと思って。帰路につく。かくして今年の節分の日が終わった。
この日の画像は一番上にリンクがあります。ワンドライブにリンクしています。