私の2020年桜紀行も最後のつもりで、昼を過ぎてから
嵐山方面に自転車を走らせる。
今年はコロナのこともあり、例年と比較して行った場所は少ない。
おそらくは半分と行っていないと思う。
拙宅から道なりに西芳寺(苔寺)→松尾大社→西光院。
以後は天龍寺に行ってから嵐山の亀山公園に上がって、それ以後は帰宅。
まことにシンプルである。
まず初めに西芳寺。参詣することはなく、外からミツバツツジを撮影し、
西芳寺川沿いの桜を見る。
上の写真は松尾大社の楼門と庭内のイチリンソウ。イチリンソウは30本ほどか植栽
されていて見ごろを迎えている。ここのヤマブキもこれから見頃。
三枚目は西光院の西行桜。江戸時代は西行桜と言えばここの桜のこと。
西光院から天龍寺。
それにしても桜は撮りにくい。花弁だけをマクロ撮影するなら
撮りにくいこともないのだが、花弁の集合体として撮る時は、それが
同時に色彩の集合体になり、他の色彩や形状とのバランスが難しい。
それ故に桜撮影は難しいと思う。
写真はすべて天龍寺庭園でのもの。初めは比叡山を借景とした桜。
二枚目はバラ科の実海棠。三枚目はイネ科タケの特殊撮影。
天龍寺の北門から出て、亀山。展望台まで上がって桜を見る。
それからは銀龍草を見つけて撮影。かれこれ5年は撮影していることになる。
時間も押してきたので帰宅する。これで私の今年の桜は終わったな・・・
という思いもしたが、それはそれで仕方ない。
来年があるなら来年にまた楽しめれば良いと思うだけのこと。
それにしても嵐山も人が少なくなってきた。多ければ辟易するのだし、
このくらいが良いとは思うも、困る人も多い。
例のように画像は一番上から入って下さい。
ワンドライブにリンクしています。