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さすがに中春ともなれば、梅の花だよりも聞こえてくる。
多くの所で見頃を迎えているだろう。
それで試みに昨年の城南宮の枝垂れ梅を見に行った日を調べてみた。
記録では2021年02月25日とある。なんと今年よりは10日近く早い。
写真も見てみたら、十分に見頃である。
あれー、そんなら早くに行かなくちゃ・・・と思って、昨日の05日に
自転車で行って来た。
ところが、どうしたことか、今年の城南宮の枝垂れ梅は遅くて、
まだ4分咲きという感じだった。花数が少ない。まだ花付きが
良くないということだ。それでもまあまあ楽しめた。
やっぱり今年は寒かったということだろう。
あと一週間ほどしてから再度行こうかとも思いはするのだが、
入場料も安くはない(800円)のだし1回で良いかとも
思いなおしている。次に行けば入場者ももっと多いだろうし、
コロナ禍にある現在では行かないことが賢明だろうと思う。
城南宮を辞してから宇治川派流。川の水量は乏しい。まもなく始まる川底の浚渫の
ために推量は落としているのかも知れない。桜の頃には30石船を運航するので、
そのために浚渫作業が必要なのだろう。一度は浚渫光景も見たことがある。
ただしコロナ下で観光船は運行するのか中止なのか知らない。
宇治川派流からはJR桃山駅に向かう。駅構内にある桜の木が
満開のはずだ。カンザクラである。
行ったら、案の定満開。素晴らしい咲き具合。ところがここも・・・である。
ああー、やんぬるかな。「ブルータスよ、おまえもか」
なんと木が剪定されている。「桜切る馬鹿」になりたもうた、ということだ。
おかげで昨年よりはみすぼらしい姿だ。しかも接写は駅構内に入らないと
できない。桜の花の接写のために一区間分の切符を買うのも馬鹿らしい。
結局は接写しないままである。まあ、仕方なし。
もう、この頃になると空の色が灰色がかってきた。雨が近い。
でも土砂降りにはならないだろうと判断して、白河・鳥羽・近衛天皇の
天皇陵と安楽寿院、それから西行寺を回ってから帰宅の途に就く。
雨がボツボツと落ちて来る。濡れ鼠になるのは嫌だから、できるだけ
急いで帰宅する。
バッテリーをフル充電して57キロあったのに帰宅したみたら残量は25キロ。
それでも32キロ走ったかと言えば決してそうではない。バッテリー自体が
劣化していて実際の走行量よりも多めにカウントしてしまう。
おそらくは20キロから25キロほどの走行距離だろう。
雨には濡れたが、そんなにひどくはなかった。でも急いで走った分、
本日は筋肉痛である。やれやれ。
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