おかずブログ

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近場で撮影した植物などがメインとなります。

20.02.15京都府立植物園

2020年02月18日 | 2020年

20.02.15京都府立植物園

前回に行ったのは01/26だったので、約三週間ぶりの

植物園ということになる。

前回は冬枯れ最中の植物園という感じもしたが、三週間違うだけで、

少しだけ印象が異なる。

今年は暖冬だったせいか、春咲きの植物も軒並みと言ってよいほどに

早いのだが、その分、春の蠢動・胎動めいた気配が漂っているようにも感じた。

季節は緩慢に移ろい、その区切りは無論明確ではないのだが、

季節が変わりつつあることをその移ろいの中に発見する。

もちろん節分草や梅、そして仏の座も咲いている。

梅の場合は早いのは他の所では前年の暮れから見かけるのだが、

でも一般的には春の花でもある。

節分草や仏の座もそうである。この場合の「春」とは今年で言えば、

1月25日から春である。

仏の座は春の七草の一つであるキク科の「コオニタビラコ」のこと。

ピンク色をした花をつける雑草の、シソ科のホトケノザではない。

上から節分草・仏の座・紅梅の順です。

実は植物園と言えどもほとんどの植物は園芸種である。

私は基本的には園芸種は嫌いであり、撮影することも多くはない。

バラなどは現在は1万種以上も作られていて、なおかつ毎日100種類ほども

作られているらしい。未確認情報なのだが、事実とすれば空恐ろしい。

それで、もうずっと早くにバラなどは撮影する意欲も失くしてしまっているが、

多くの植物が園芸種ばかりになれば、私が植物を撮影する意味もない

ようになるのでは・・・と恐れる気持ちも持つ。

とはいえ園芸種なしでは今日の植物世界を語れない。

平安時代から、あるいはもっと早くから園芸種は作られ続けているのだし、

「花」と言えば園芸種を指すともいえる今日にあって、

誰もが一律に「花」として楽しむ他はないのだろう。

上からチューリップ・フクジュソウ・ミチタネツケバナ・河津桜。

植物園の方で自生種は大切にしつつ、園芸種とも共存を図るということが、

基本的なスタンスではなかろうか?

ともあれ、私における植物とのかかわり方を考えさせる一日でもあった。

例によって、一番上からワンドライブに入って下さい。

 

 

 

 

 

 


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