無敵の70年代と比べると、80年代は少々息切れした感のあったエルトン。
声帯に異常をきたしたり、ゴシップ記事に悩まされたりはたまたアル中に陥いったりと色々あった80年代。築き上げてきた名声に応え続けるための精神的なプレッシャーは半端でない。
そんな逆境にもめげず1989年に出た通算22枚目のアルバム、Sleeping with The Past は80年代に出た代表作とも言える好アルバムに仕上がった。
(このアルバムは君に捧げる、バーニー...)
60年から70年代のR&Bを下敷きにして出来上がったこのアルバムはエルトンにとって精神的なプレッシャーを跳ね返すリラックスした作品となった。
過去の思い出に浸っていちゃダメなんだ!
って気づかされた。
バーニーに感謝!