1965年のアルバム、Bringing It All Back HomeとHighway 61 Revisitedに続く、ディランの電化路線三部作の最後を締める1966年のBlonde On Blondeでも。
初のLP2枚組の本作はディランの心の赴くままに従って制作されたのかな?当初NYのスタジオで録音していたものの気分が乗らなかったのか作業が捗らず、気分転換にナッシュビルのスタジオに場所を変えレコーディングが継続された。
出来上がった作品はバラエティーに富んだ内容でどこか肩の力抜けたのかリラックスした歌唱及びバックの演奏が味わえ、リスナーの方も2枚組だからと構えずに聴いていけばまったりとしたディランの世界を楽しめる。
ところでアルバム・タイトルのBlonde On Blondeってどんな意味なのかな?
諸説あるようで、他の言葉の韻を含んだ語呂合わせだとかBlondeのスラングの意味を用いただとか…
オイラは正攻法でブロンドって金髪の尾根遺産と解す。
当時BB(ブリジット・バルドー)、CC(クラウディア・カルディナーレ)やMM(マリリン・モンロー)なんて当時映画女優が巷で大人気。このアルバムの初期の内ジャケットにもCCの写真が無断で使われていたっけ。(後に写真は差し替えられた)
(再発盤ではクラウディアの写真は削除された)
ただCCは確か黒髪だったような…
てな事でBB On MMに清き一票!
Bzz~
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