気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

キセキレイ 檸檬色の輝き

2024年12月25日 | セキレイの仲間

毎年冬になると近所の水路にキセキレイ(黄鶺鴒)がやってきます

ほぼ毎シーズン、二羽のキセキレイを確認できます
それほど長い水路ではないのですが食べ物が豊富で環境が良いのでしょう
水路沿いの農地にはハクセキレイも何羽も生息しています



何か小さな水生生物を捕食しています


陽当りの良い浅瀬でキセキレイはレモン色に輝いて見えました。












キセキレイ (黄鶺鴒) Grey Wagtail  全長約20㎝
スズメ目セキレイ科セキレイ属

◆キセキレイ e-bird
https://ebird.org/species/grywag



今日も当ブログを閲覧して下さってありがとうございました。
クリスマスですが、ケーキもチキンもツリーもない我が家です。
家族そろって温かい料理を食べられる幸せに感謝しています。

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セグロセキレイ 黒頭巾

2024年12月25日 | セキレイの仲間

セグロセキレイ(背黒鶺鴒)その名の通り背中が真っ黒
黒い頭巾をかぶったような頭部が特徴のセキレイです

市街地にはめったにおらず農耕地や河川敷などで暮らしています
夏も冬もこの姿で雌雄同色 

「背黒~背中が黒い」と覚えるとハクセキレイ雄♂と混同してしまうので
「忍者のような黒頭巾」と覚えるとわかりやすいかもしれません






セグロセキレイ(背黒鶺鴒)Japanese Wagtail 全長約21㎝
スズメ目セキレイ科セキレイ属


◆セグロセキレイ e--bird
https://ebird.org/species/japwag1?siteLanguage=ja


セグロセキレイ(背黒鶺鴒)




先にも記しましたが「背中が黒い」と覚えてしまうと、
特に夏羽のハクセキレイ雄♂と混同しやすいのでご注意ください


参考:2023年7月撮影 ハクセキレイ♂雄 夏羽






ハクセキレイ (白鶺鴒) Japanese Pied Wagtail/White Wagtail 全長約21㎝
セグロセキレイ(背黒鶺鴒)Japanese Wagtail 全長約21㎝


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ハクセキレイ冬羽 オス♂メス♀

2024年12月25日 | セキレイの仲間

街中でも観られる身近な野鳥の代表格・ハクセキレイ(白鶺鴒)
コンビニやスーパーの駐車場などをテケテケと駆ける姿をよく見かけます

繁殖を終えて冬羽になると、夏には黒かったオス♂の背中は灰色っぽく
 メス♀は胸元は黒く 後頭部から背中にかけて淡い灰色に変わります




杭の上に止まっているのはメス♀



このオス♂は何度も池の上に飛び立って虫を捕食していました。
 護岸壁に舞い戻り、虫を狙って飛び立つタイミングを計っています。



メスはバンダナを巻いたかのように首から胸元が黒く見えます。


メス♀ 冬羽 農地に降りた姿を一枚



ハクセキレイ(白鶺鴒)White Wagtail 全長約21㎝
スズメ目セキレイ科セキレイ属


◆ハクセキレイ e-bird
https://ebird.org/species/whiwag



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師走の木の実

2024年12月24日 | 花や昆虫 2024~

ナンテン(南天)の実 すっかり赤くなりました
縁起が良い植物と言われ庭木としても人気です

ナンテン=「難を転じて福とする」と魔除け厄除けになると
「鬼門(北東)」や裏鬼門(南西)の方向に植えれば吉に転じるとか







クロガネモチ(黒鉄餅)



タンキリマメ(痰切豆)







マユミ(真弓)










今日も最後まで見て下さってありがとうございました。
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Xmas★カラス

2024年12月24日 | カラスの仲間

ハシブトガラス(嘴太烏)がつやつや黒くて美味しそうな実をくわえていました
ところが 周囲を見回しても そのような実のなる木は見当たりません

しばらく観察していると 二羽のハシブトガラスが代わる代わる樹皮を探り始めました
どうやら桜の樹の皮の下に 木の実を貯食していたようです






カラスの羽は黒いけれど黒くない。
光の加減によって青や紫色のメタリックカラーに輝きます。
他の野鳥とおなじく カラスの羽色も繊細で複雑な美しさを秘めています。






秋に撮影したカラスウリ(烏瓜)
 クリスマスイブイブなので、それらしく明るいカラーの写真も載せてみました。


ネット検索で得たAIの回答によると、カラスウリ(烏瓜)の名前には諸説あるようです
〇カラスが好んで食べるから(実際にカラスが食べるのを見たことはありませんが)
〇繁茂するツルが絡みついた木を枯らしてしまうことから、「枯らす瓜」がカラスウリになった。
〇実の色が「唐」(当時の中国)から入ってきた染料の「朱」に似ていることから名付けられた「唐朱瓜(カラシュウリ)」が訛った


かあーかあー!と鳴いているカラスを撮ったら上下に振っている頭がブレてしまいました。
 でも、羽色の光沢がとても美しいので載せておきます。


ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属


◆ハシブトガラス e-Bird
https://ebird.org/species/labcro1



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アオサギ個体識別 11月

2024年12月24日 | 青鷺 個体識別

アオサギ(青鷺、蒼鷺)個体識別 気楽にユルユルと継続中
初心者らしく見た目に著しい特徴のあるものから見分けていきます

右目の上に白斑のある個体 愛称を「ハク」とします






首を伸ばすと印象がかなり違って見えますが、白斑は変わらず



まぶたというか囲眼輪が分厚く眠たげに見える個体
 目先からクチバシにかけての部分にも特徴がありますが
今回の注目ポイントは換羽が抜け落ちていることです。




二週間前に撮影した 同一個体、長い冠羽が三本 風になびいていましたが、上の写真ではなくなっています。
 クチバシに抜け毛が張り付いていることからも換羽中だということがわかります。



アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属


◆アオサギ e-Bird
https://ebird.org/species/graher1?siteLanguage=ja


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冬の木の実たち

2024年12月23日 | 花や昆虫 2024~

イボタノキ (水蝋の木)でしょうか
小さな葡萄色のみが鈴なりになっていました
初夏には、白い小さな花が雪のような白い花を咲かせた木です

何シーズンか前の冬にメジロが食べているところを見た記憶があります
しばらく待ってみましたが 今回、メジロは飛来しませんでした






参考:初夏の花の季節に同じ場所で撮影





マユミ(真弓)



カラスウリでしょうか?



サネカズラ(実葛)でしょうか
 サルトリイバラ(猿取茨)とコメント欄で教えて頂きました。ありがとうございます。



サザンカ(山茶花)




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師走のアオサギ

2024年12月23日 | アオサギ

冬らしい雰囲気を意識してアオサギ(青鷺、蒼鷺)を撮影してみました

冬の使者・鴨たち(ハシビロガモ)が水面採餌する池を背景に





クロガネモチの大樹に赤い実が

「やった!今年も豊作だー!」 
  ※アオサギはクロガネモチの実は食べないと思うのですが…




紅葉絡みで何とか撮りたい! 苦心の末がコレで精一杯でした




点々と白いのはユリカモメさんたちのフン・・・



婚姻色で目元が青紫に変わりつつあるアオサギ







枯草の茂る水路にて



アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属


◆アオサギ e-Bird
https://ebird.org/species/graher1?siteLanguage=ja



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ダイサギ 食べ物を求めて

2024年12月22日 | 白い鷺たち

郊外の池や河川では警戒心の強いダイサギ(大鷺) ですが
公園暮らしのアオサギたちに影響されてか 人をあまり恐れないものも

食べ物を求めて池の岸から岸へ飛び回っています
このダイサギにとっては郊外の自然環境下より公園の方が実入りが良いのでしょう
野鳥の居る所に食糧ありき です








足が真っ黒いので、日本で繁殖しているチュウダイサギですね












ダイサギ(大鷺) Great Egret 全長約90cm
ペリカン目サギ科アオサギ属


◆ダイサギ e-Bird
https://ebird.org/species/greegr


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ヨシガモ 朝食バイキング

2024年12月22日 | カモ2024秋~

越冬中のヨシガモ(葦鴨)の群
朝陽の昇る前に朝食を食べに陸にあがります

カモの仲間は、基本的に夜行性です
おそらく一晩中 動き回って草を食んでいるのでしょう.
日中はうとうと仮眠していることが多いカモたち
寝る前にもう少し食べてお腹を満たすつもりのようです








このヨシガモの群は雄♂9羽 雌♀9羽
 他の場所にも群の仲間が散らばっているかもしれません。













真冬とはいえ、芝草の間からいろいろな植物が若葉の緑を伸ばしているのが見えます。
寒い寒いと言いつつ、やはり関西の気候は温暖なのでしょう。







お腹いっぱい食べて満足の羽ばたき でしょうか?



ヨシガモ(葦鴨) Falcated duck 全長約48㎝
カモ属カモ科マガモ属


◆ヨシガモ e-bird
https://ebird.org/species/falduc/


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冬季限定! ダイダイサギを探せ!

2024年12月21日 | 白い鷺たち

冬季に日本で観察できるダイサギ(大鷺)は2つの亜種に区別できるそうです
 
最もわかりやすい識別点は足の色でしょうか
日本で繁殖し越冬する亜種チュウダイサギ~足は黒い(つけ根のあたりが淡色の個体もいる)
大陸で繁殖し日本に渡って越冬する亜種ダイサギ~足は黄白色

一枚目と二枚目の写真のダイサギは足が真っ黒なので亜種チュウダイサギです


※亜種(あしゅ)~同じ種でありながら生息地域の気候や、環境などによって、身体や習性に見られる特色や違いなどで区別した生物分類学上の単位
    例えば、インドゾウ、アジアゾウ、アフリカゾウなど




別個体

わずかに見える足の付け根まで黒いのでチュウダイサギ



採食中の一羽 足のつけ根あたりは黄褐色ですが
全体は黒いのでチュウダイサギ



この個体はどうでしょう?

深みで足のつけ根しか見えませんが、一様に黄色いのでダイダイサギと思われます。


こちらの別個体も 足は黄色に見えます。
 ダイダイサギの可能性が高そうです。



呼び名の通りダイダイサギの方が体が大きいです。
 手前にいる個体は、わずかに見える葦のつけ根は黄色く体が大きいのでダイダイサギのように見えます。



足が黒いのでチュウダイサギ


この個体もつけ根は羽毛に覆われていますが足が黒いのでチュウダイサギ



わかりやすい識別点として、「ダイダイサギのほうが体が大きい」があります。
日本で繁殖し越冬している亜種チュウダイサギ~アオサギと同じくらいかやや小さい
大陸で繁殖し日本で越冬する亜種ダイサギ~アオサギと同じくらいかやや大きい

この識別法は下の写真のようにサギたちが寄り集まっている場合に有効な見分け方です。


周囲の4羽のチュウダイサギに比べ 中央のダイダイサギは明らかに体の大きさも高さも抜きんでています。



ややこしい話なので、目くじらを立てずトリビアとして。
まずは気楽に野鳥観察を楽しみましょう!




ダイサギ(大鷺) Great Egret 全長約80~1040cm
ペリカン目サギ科アオサギ属

アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約90~98㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属

※今回の全長は「華麗なる野鳥飛翔図鑑」 文一総合出版のデータを参考にしています。


大阪南港野鳥園のブログに詳しい違いが解説されています。
◆南港野鳥園 ダイダイサギとチュウダイサギ ~大きなサギのややこしいお話
http://www.osaka-nankou-bird-sanctuary.com/o.n.b.s_web/top_cont2/chuudaisagi/chudaisagi.htm


これからも両種の違いがわかるような写真を心がけて撮っていきたいと思います。
最後まで見ていただきありがとうございました。

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ヘラサギ 越冬中

2024年12月21日 | トキの仲間

二羽のヘラサギ(箆鷺) 地域の溜池に滞在中
しかし、顔を羽にうずめて寝ていることが多く残念
撮りためた画像から活動中のヘラサギを掲載します
つぶらな赤い瞳が朝陽に輝いて見えます









動のヘラサギ 静のダイサギ  
 同じ狩場であっても漁法はことなります



うっすらベージュ色の影がかかっているのは、葦の枯れ穂。
身を隠すように撮影していたのですが、視力の優れた鳥たちには見抜かれていたことでしょう。



ヘラサギ(箆鷺)Eurasian Spoonbill
ペリカン目トキ科ヘラサギ属

ダイサギ(大鷺) Great Egret 全長約90cm
ペリカン目サギ科アオサギ属

◆e-bird ヘラサギ
https://ebird.org/species/eurspo1?siteLanguage=ja



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ピラカンサと仙人草の白い花・常山紫陽花の青い実

2024年12月20日 | 花や昆虫 2024~

トキワサンザシ(常盤山櫨)の赤い実がたわわに実っていました。
真冬になると、ヒヨドリやメジロが食べにやってきます

ピラカンサはトキワサンザシやタチバナモドキなどの
 バラ科トキワサンザシ属の植物の総称とのことです



橙色の実はタチバナモドキ(橘擬)
 柑橘類に似た実の色からこの名が。





ピラカンサの鮮やかな実に囲まれて白い花が咲いていました。


センニンソウ(仙人草)です。
8~9月が開花期ですが、この場所には二株ほど季節外れの白い花を咲かせていました。




公園内の日本庭園に立ち寄ってみると・・・
常山紫陽花(ジョウザンアジサイ) 「碧の瞳」

ブルーベリーに似た実、輝くような青色でした。



参考:7月に同じ場所で撮影した常山紫陽花(ジョウザンアジサイ) 「碧の瞳」




一風変わった紫陽花だと思ったら、分類的にはアジサイの近縁の常緑低木だそうです。
「碧の瞳」という別名はつぼみだけでなく実の色にも由来するのでしょうか??







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メジロ 残り物には福がある

2024年12月20日 | メジロ

一羽のメジロ(目白・繍眼児)が柿の木に残ったわずかな実をついばんでいました
ほぼ皮だけになった残り物の柿の実
特別に甘くておいしい柿だったのでしょうか
群から外れて一羽だけで柿を食べるメジロ
気弱でいつも順番が最後尾というタイプなのでしょうか?

誰にも気兼ねなく残り物の柿を味わっているかのようでした













メジロ(目白・繍眼児)Japanese White-eye 全長約12cm
スズメ目メジロ科メジロ属


◆メジロ e-bird
https://ebird.org/species/warwhe1?siteLanguage=ja



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ボートに乗ったユリカモメ

2024年12月19日 | カモメの仲間

ユリカモメ (百合鴎) たちが係留された貸しボートに「ただ乗り」
冬季の平日にボートを利用する来園者もおらず カモメたちは我が物顔

足とクチバシが黄色く翼に濃い褐色の斑模様があるのは幼鳥です






左~足の黄色いのは幼鳥    右~足の色が赤いのは成鳥冬羽です。


飛翔時にも足の色の黄色と赤の違いは明瞭です。



ユリカモメは集団でボートに止まるので、フンで汚してしまう困ったさん。
一雨降れば洗い流してくれるので お湿りを期待しましょう。








ユリカモメ (百合鴎) Black-headed Gull  全長約40cm
チドリ目カモメ科カモメ属


◆ユリカモメ e-bird
https://ebird.org/species/bkhgul?siteLanguage=ja



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