ユリカモメ(百合鴎)が電線に止まっています
ユリカモメの足の指は四本 第一趾だけ後ろについていて 他の三本は前を向いています
後ろの指(第1趾)は短く ハトやカラス、スズメなどのようにしっかりと電線をつかむことはできません
ユリカモメの足を注意してみると 水かきを電線の上に乗せているような不安定な状態です
小刻みにぐらぐらゆらゆら バランスを取りながら電線に止まっています
バランスを失っても飛べばいいだけなので余裕の表情です。
カワウの足と見比べてみると
カワウの水かき(=蹼)は全蹼足(ぜんぼくそく)と呼ばれ、第1趾(後趾)と第2趾との間にも水かきがあります。
↑ 上の写真のように カモ類やカモメ類の足には第1趾(後趾)と第2趾との間にも水かきがありません。
第4趾(一番外側の趾)が最も長いのもカワウの特徴とのこと(カモ類やカモメ類は第3趾が最も長い)
そのおかげで、木の枝を包み込むようにして止まることができます。
ユリカモメ (百合鴎) Black-headed Gull 全長約40cm
チドリ目カモメ科カモメ属
◆ユリカモメ e-bird
https://ebird.org/species/bkhgul?siteLanguage=ja
カワウ(河鵜、川鵜)Great Cormorant 全長約80㎝
カツオドリ目ウ科ウ属
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