気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

カワアイサ オスばかり

2023年01月22日 | カモ 2022年秋~

警戒心の強いカワアイサが広大な池に飛来しています。
遊歩道を行き交う人の大半は自分たちに無関心と悟ったのでしょうか。
木の陰に隠れるようにじっとしていると、岸辺近くに寄ってくるようになりました。

カワアイサは大型のカモの仲間 白く輝く胴体は長く見えます。
オスの頭は光沢のある深緑色。光の加減で真っ黒に見えて目が写りにくい鳥です。








この日に観られたのはオスばかり。
求愛のポーズを決めますが、近くにいるのはミコアイサのメス・・・
本番に備えて予行演習!といったところでしょうか。


カワアイサ(川秋沙)Common Merganser  全長:♂70cm ♀60cm
カモ目カモ科ウミアイサ属

◆カワアイサ - e-Bird
https://ebird.org/species/commer?siteLanguage=ja





マガモのオスも美しさを増しています。



ハシビロガモも軽く100羽を超えるほど多数で採食していました。




今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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待ってました!ミコアイサ

2023年01月21日 | カモ 2022年秋~

近場の池に今季もミコアイサが飛来しています。

この池のミコアイサは、岸の近くまで泳いでくるので撮影が楽しい!
さっそく大胆なメスが愛嬌を振りまいてくれました。



目の先までしっかり黒いパンダ模様なので、若ではなく成鳥メス







白装束の雄 なかなか手強く警戒を緩めません。


「そう簡単には撮らせないよ」


前回のシメ同様、ミコアイサもメスの方が肝っ玉の太い個体が多いです。
母は強し? 子育てで鍛えられているのでしょうか。

ミコアイサ(巫女秋沙) Smew 全長約43cm
カモ目カモ科アイサ属



綿の花  自家農園の隅に植えられていました。


◆鳥の図鑑 ミコアイサ 
https://torinozukan.net/mikoaisa.php


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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ホオジロガモがおりました

2023年01月19日 | カモ 2022年秋~

ホオジロガモがおりました。6羽そろっておりました。
何度も探してみましたが、白いほっぺは見えませぬ。

~という具合に、ホオジロガモのメスしかいなかったというお話です。
オスの成鳥は、頭部が黒く、頬に丸い白斑があるので「頬白鴨」の名が。
しかし、メスと一年目の若オスは、写真のように頭の色は褐色、体は灰色です。



 


最初のうちは、岸から遠い沖で右往左往



え?左右に分かれるの?どっちへ行こうか? オロオロ





池を囲む杭のごとくじ~っとしていると、やがて岸辺近くにやってきました。



ホオジロガモ(頬白鴨) Common Goldeneye 全長約45㎝
カモ目カモ科ホオジロガモ属


◆e-bird  ホオジロガモ
https://ebird.org/species/comgol?siteLanguage=ja





カルガモ お魚獲った!お魚食べた! うまうま~♪






ヒドリガモ ペア  岸に上がって枯草を食んでいました。


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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新年カモ初め

2023年01月06日 | カモ 2022年秋~

冬のバードウォッチングの主役といえば、やはりカモ!
溜池の多い土地柄なので、いろいろな種類のカモが観られます。

今シーズン、特に数が多いと感じるのは、ハシビロガモです。
例年以上の数をあちこちの池で観察しています。








菱の実 鴨の羽毛に絡みついたのを外されたようです。


ヨシガモ ♂


オカヨシガモのカップル


都市公園の池にもハシビロガモが多数
 奥で寝ているのはヒドリガモ ♂





おとぼけ顔がユニークなキンクロハジロ♂


光彩が猫の目のようになる瞬間も面白い!

普通の顔
男らしい雰囲気ですが、これ、キンクロハジロのメスになります


外に コガモ、ホシハジロ、カルガモ、オナガガモも確認できています。

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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ヨシガモ 華麗なる男子ペア

2022年12月05日 | カモ 2022年秋~
 
華麗な姿のヨシガモ男子ペア
 つかずはなれず 仲良く池で採食
 群の仲間より一足早く到着したのでしょうか。


















ヨシガモ(葦鴨) Falcated duck 全長約48㎝
カモ属カモ科マガモ属



◆e-Bird ヨシガモ
https://ebird.org/species/falduc?siteLanguage=ja


※ 前回の続きなので今回はコメント欄を閉じています。

いつもブログを閲覧くださってありがとうございます。
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マガモ何色? 紫?緑?

2022年12月01日 | カモ 2022年秋~

朝日を浴びて飛ぶマガモを撮影した際の写真です。
オスのマガモの頭部は緑色に見えることが多いのですが、
連写した中の一枚ではオスの頭部は紫色に写っていました。

他のカモ類と同じく マガモのオスは繁殖期以外はメスに似た地味な羽色をしています。
恋の季節を迎えるとメスに求愛するため、構造色を使った目立つ姿に変身します。
光の加減によってきらめく構造色は、一瞬で緑から紫、紫から緑へと変わります。




同じ時に撮った飛翔写真でも先頭のマガモ♂の頭部は緑色に写っています。


この一枚では紫色に。緑から紫へとあっという間に色が切り替わります。











マガモ(真鴨)Mallard  全長約60㎝
カモ目カモ科マガモ属


◆生物の構造色
東京理科大学 理工学部 物理学科 吉岡研究室(Yoshioka Lab)
http://www.yoshioka-lab.com/research/rsindex.htm


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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オカヨシガモ 仲良し鴨

2022年11月24日 | カモ 2022年秋~

前回と同じ池にはオカヨシガモの群も観られました。
すでに何組ものカップルが成立していて、仲良さそうに寄り添っています。
水中の水草を食べるのに、そろって逆立ちポーズする場面も見られました。

華美なヨシガモに比べ、一見、地味なオカヨシガモですが、
よく見ると小紋柄やベージュ色の羽が小粋な洒落ものです。




  












オカヨシガモ(丘葦鴨)Gadwall 全長約50cm
カモ目カモ科マガモ属


◆ e-Bird オカヨシガモ
https://ebird.org/species/gadwal?siteLanguage=ja


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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ヨシガモ メタリックグリーンのきらめき

2022年11月23日 | カモ 2022年秋~

近郊の池をのぞいてみると、ヨシガモのオスが二羽

オスの頭部はナポレオンの帽子をかぶったように見えます。
このナポレオンハットは光の加減によって美しい輝きを放ちます。
メタリックグリーンから赤紫色 時に漆黒に見えることもあります。













たまたま一羽が藻をまとったおかげで個体識別ができました。
風切り羽が鎌のような形で穂状に伸び切った頃、再訪してみたいと思います。




ヨシガモ(葦鴨) Falcated duck 全長約48㎝
カモ属カモ科マガモ属



◆e-Bird ヨシガモ
https://ebird.org/species/falduc?siteLanguage=ja



今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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ミコアイサも飛来!

2022年11月12日 | カモ 2022年秋~

「パンダ鴨」の異名で知られるミコアイサ
郊外の池に少数が飛来しています。

オスはエクリプスから繁殖羽に移行中。
冠羽も伸びておらず、メスと見まちがえそうな姿です。



すでにカップルになっているのでしょうか。
メスとオスは着かず離れずで行動を共にしていました。





ミコアイサ(巫女秋沙) Smew 全長約43cm
カモ目カモ科アイサ属


◆鳥の図鑑 ミコアイサ 
https://torinozukan.net/mikoaisa.php


クロガネモチの赤い実


センダンの実も鈴なり



今シーズンは豊作の木の実が多い印象。冬鳥たちの開いた楽しみですね。
今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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ハシビロガモ 菱の実に苦戦??

2022年11月10日 | カモ 2022年秋~

ハシビロガモ♂が 熱心に羽繕い中? でも、なんだかちょっと様子が変です。
繰り返し繰り返し同じところを クチバシでゴシゴシ モゾモゾ
観察を続けていると、黒くてトゲトゲした菱の実が絡みついています。








スコップのような平たいクチバシで何とか菱の実を取り除きました。
ハシビロガモは、すっきりした顔つきで泳ぎ去っていきました。



菱の実の鋭いトゲは、時に、今回のように水鳥の羽毛に絡みついて、他の水辺に運ばれて繁殖行を広げていく効果もあるようです。
鴨の他、オオバンの体に菱の実が取り付いているのを見たこともあります。

◆菱の実
https://www.hmaj.com/medicine_autumn.html


同じ池ではハシビロガモ♀も旺盛な食欲で採食ていました。








クチバシの内側に生えている細かいヒゲ状の板歯で、水中のプランクトンを漉しとって食べます。




ハシビロガモ(嘴広鴨)Shoveler 全長  ♀約43cm  ♂約50cm 
カモ目カモ科マガモ属


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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カモ 抜きつ抜かれつ

2022年11月06日 | カモ 2022年秋~

仲睦まじいマガモのカップルに忍び寄る一羽のメス
彼女を突き動かすのは 燃え上がる嫉妬の炎?
割り込む「すき」を狙っているのでしょうか? 


マガモ(真鴨)Mallard  全長約60㎝
カモ目カモ科マガモ属





広大な池の上をカモたちが飛び回っていました。
一羽が何かに驚くと つられて他のカモたちもいっせいに飛び立ちます。
猛禽類の襲来時など危険回避のための本能的な行動なのでしょうが
特別な理由もないのに必死に飛び回る様を傍目で眺めているのは面白いです。
抜きつ抜かれつ!鴨のレースを観戦しているかのようで。






ホシハジロ、キンクロハジロ、コガモでしょうか。
のんびり水面を泳ぐカルガモ 我関せず。


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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カモ 7種確認!

2022年10月27日 | カモ 2022年秋~

カモたちが続々と飛来中しています。
この日は、7種類のカモを確認できました。
まずはスズガモ(鈴鴨)
大群で海岸や河口付近で越冬しますが、内陸部ではめったに観られません。
渡来後間もない今ごろの時期は、こうしてため池に立ち寄っています。


↓ 上の個体はキンクロハジロ(金黒羽白)
    スズガモの中に少数混じっていました。



ホシハジロ(星羽白)




ハシビロガモ(嘴広鴨)


↓ ハシビロガモの群ですが、最後尾にはマガモ(真鴨)のオスが。



コガモ(小鴨)




ヒドリガモ(緋鳥鴨)オス、  ハシビロガモ(嘴広鴨)オス



今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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青空に飛翔! ハシビロガモ・オナガガモ

2022年10月25日 | カモ 2022年秋~

10月も下旬になり カモたちが続々と到着しています。
ため池に浮かぶカモたちを観察していると 
爆音を立てて上空をヘリコプターが横切りました。

水飛沫をあげて いっせいに飛び立つカモたち
飛翔姿を撮影してみると、表情は明るく生き生きとして見えました。
ただいたずらに怯えているのではなく、
旋回しながら周囲の状況を探っているのかもしれません。




大きなクチバシ ひときわ個性的なハシビロガモ
翼の青色と緑が美しいお気に入りのいカモの一種です。



ハシビロガモ(嘴広鴨)Shoveler 全長  ♀約43cm  ♂約50cm
カモ目カモ科マガモ属





同じ池にはオナガガモの群も
ご自慢の長い尾羽はまだ伸びておらず、雌雄の判別もつけにくい状態でした。









オナガガモ(尾長鴨) Northern Pintail 全長♂約75cm
カモ目カモ科マガモ属


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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カモの混群 総勢13羽、何鴨かな??

2022年10月07日 | カモ 2022年秋~

日に日に秋の気配が色濃くなる今日この頃
冬鳥のカモたちも続々と到着しています。

この日、先着のコガモの群に混じってヒドリガモも数羽
葦原の中には、オカヨシガモも2、3羽確認できました。





別の池では、カモの混群も見られました。
飛来後まもなく、中継地としてこの池に降りて一休みしている様子でしたが、
その顔ぶれが、思いがけず多彩でした。

キンクロハジロ×2? ヒドリガモ スズガモ×2? ハシビロガモ


スズガモ? ヒドリガモ×6

警戒心が強くて遠くから小さくしか撮れず。識別にも自信がありませんが、総勢13羽

数と種類を確認している最中に、突然、カモたちが何かに驚いてバタバタと飛びあがりました。




 水中から何者かに不意打ちをくらったような動き方でした。


固まってあたりを警戒する13羽のカモたち



ぷかり!、と水面に姿を現したのは、カイツブリ

どうやら この池に棲みついているカイツブリに手荒な歓迎を受けたようです。
カイツブリたちの潜水攻撃が執拗だったのか、まもなく、カモたちは池を飛び立っていきましたとさ。


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コガモの群 滞在中

2022年10月03日 | カモ 2022年秋~

コガモの群を確認してから10日ほど経ちました。
当初はさかんに飛び回って池の周囲を警戒していたコガモたち
少しずつ環境に慣れてきた様子です。
岸から遠い所ですが 採食や羽繕いを見せてくれるようになりました。








この日、チョウゲンボウのように見える猛禽類が池のはるか上空を飛行
ムクドリやスズメたちがざわざわ林から飛び立ちました。
留鳥たちに刺激されたようにコガモの群も、池の上を2~3度旋回していました。




コガモ(小鴨)Common Teal 全長約38cm
カモ目カモ科マガモ属


eBird コガモ
https://ebird.org/species/gnwtea?siteLanguage=ja


数は少ないですが、他の種類のカモたちも飛来し始めています。
警戒心が強く、撮影は遠くからしかできませんが、
約半年ぶりに見るカモたちの姿にワクワクしています。

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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