気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

アカハシハジロ

2021年04月11日 | カモ 2020秋~
ヨーロッパから中央アジアにかけて繁殖分布するアカハシハジロ
日本では稀な冬鳥でオスの記録が多いそうです。(日本の野鳥650より)

わずかに居残っているヒドリガモやオカヨシガモ、キンクロハジロの中に一羽だけ。
潜水して水草をとったり 羽繕いをしたりのんびり過ごしていました。
名前のとおり鮮やかな赤いクチバシが目立ちます。







首の後ろから胸にかけては黒色


光彩(目)も赤ですが、意外と目が小さくてはっきり写りませんでした。






キンクロハジロ(全長約40cm)といっしょに



アカハシハジロ (赤嘴羽白) Red-crested Pochard 全長約50cm
カモ目カモ科アカハシハジロ属

1月下旬にも地域の海岸やため池で一羽のオスが確認されていました。
同じ個体がふたたび戻ってきたのでは?とも言われています。
池に残ったカモたちと一緒にゆっくり渡って行くのでしょうか。

最後まで見ていただきありがとうございました。
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アメリカヒドリ交雑種

2021年04月07日 | カモ 2020秋~

公園の池で餌をもらっているヒドリガモの中にちょっと変わった羽色のオスが一羽
?アメリカヒドリ?? ヒドリガモとの交雑種でしょうか?

日本に多く渡ってくるヒドリガモたちは広くユーラシア大陸に分布していますが
アメリカヒドリは名前のとおり主に北アメリカに生息し ごく少数が日本に渡ってきます。
そのままヒドリガモの群にとけこんで 雑種が誕生することも多いそうです。




参考:アメリカヒドリ 2016年撮影 



ヒドリガモとはかなり違った羽色です。


メスにはあまり好かれていないのか「あっち行って!」とばかりにクチバシを向けられることがしばしば。
本人(本鴨)は気にしてないようで食べ物探しに夢中でした。


翼と脇の境の白い部分に褐色の羽縁が見えます。
成鳥羽に変わりつつある幼鳥のようです。


クチバシの基部が黒いようにも見えるのですが・・・?
すっかりオトナになったとき、どんな羽色になっているでしょう。
来年もこの池に飛来してくれますように! 


ヒドリガモ (緋鳥鴨) Eurasian Wigeon 全長約50cm
カモ目カモ科マガモ属

◆バードリサーチ 生態図鑑 ヒドリガモ
https://db3.bird-research.jp/news/201601-no3/

最後まで見ていただきありがとうございました。
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ミコアイサ デートのお誘い

2021年02月24日 | カモ 2020秋~

白い冠羽を逆立てたミコアイサのオスたち
ご自慢の白装束も輝くような美しさです。
ばっちり決めて 自信ありげに見えますね。
メスたちも気に入ってくれるでしょうか?



この時 後頭部の冠羽が逆立っていますが


メスに近づくにつれ前頭部の冠羽が逆立ってきました。


メスにアピールする際は前髪を立てるのがお約束?


S字を押しつぶしたようなポーズで泳ぐのも求愛ダンスの一環なのでしょうか?


前髪を逆立てS字フォームの雄たち 
あちこちでメスを追いかけ始めました。


クールに決めていたオスたちが 必死にメスの後を追い続けます。


「あせらず お相手はゆっくり決めましょ」


選択権を持つメスたち 余裕しゃくしゃくです。


いったん仕切り直しのようです。 がんばれ!ミコアイサ君!
メスのハートはそう簡単にはつかめないようでした。


ミコアイサ(巫女秋沙) Smew 全長約43cm
カモ目カモ科アイサ属


最後まで見ていただきありがとうございました。
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ミコアイサ 逆立つ冠羽

2021年02月23日 | カモ 2020秋~

郊外の池で越冬しているミコアイサたち
じっとしていると餌を探して岸辺近くに寄ってくるようになりました。

長く潜水して浮上してきた後がシャッターチャンスです。
雄の繁殖羽は輝く白さ 冠羽もふさふさと豊かになってきました。







水から上がった直後の冠羽 なでつけたようになっています。

この冠羽は自由自在に逆立てたり寝かせたりできるようです。

          

          

整髪剤や櫛を使わなくても 髪型をお洒落に変えられるミコアイサ♂でした。
          

ミコアイサ♂の冠羽 どうやらメスに求愛する際はまた違った逆立て方をするようでした。

ミコアイサ(巫女秋沙) Smew 全長約43cm
カモ目カモ科アイサ属


今日も見ていただきありがとうございました。
次回もミコアイサが続くので 今回はコメント欄を閉じています。
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片足のハシビロガモ

2021年02月12日 | カモ 2020秋~

このメスのハシビロガモには左足がありません。

動きはごく自然で撮影中はまったく気づきませんでした。
生まれつきか かなり以前に左足を失っているのではないでしょうか。
粗くなりますが大きくトリミングしてみました。






左の翼の角度を変えて巧みにバランスをとっているようです。



オスといっしょに二度飛ぶ姿が写っていました。
ハンディキャップはあっても魅力的なメスなのかもしれませんね?
ひたむきに生きる野鳥のたくましさ!


こちらは角度のせいで右足が写っていないだけ。
手前のカモの表情が面白かったので


「ハシビロガモ嬢 間もなく着水いたしま~す」

ハシビロガモ(嘴広鴨)Shoveler 全長  ♀約43cm  ♂約50cm
カモ目カモ科マガモ属


最後まで見ていただきありがとうございました。
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ハシビロガモ  着水!

2021年02月11日 | カモ 2020秋~

ハシビロガモの着水場面を狙ってみました。

広げた翼は美しいですが 飛び姿もやっぱり個性的!
大きなくちばし おとぼけまなこ
撮れば撮るほど好きになるハシビロガモでした。
















ハシビロガモ(嘴広鴨)Shoveler 全長  ♀約43cm  ♂約50cm
カモ目カモ科マガモ属

最後まで見ていただきありがとうございました。
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ウミアイサ 公園の池で

2021年02月06日 | カモ 2020秋~

ほぼ毎年 都市公園の池にウミアイサがやってきます。

海まで1kmもないので気軽に行き来しているようです。
ひんぱんに来ているようですが やはりお目当ては食べ物?
よく潜りますが魚を獲った所はまだ見たことがありません。







オオバンとすれ違い




若オスも目の周りが黒いそうですが、
体の羽の色などからメスではないか?と思っています。


ウミアイサ(海秋沙)  Red-breasted merganser  全長♂59cm ♀52cm
カモ目カモ科ウミアイサ属

最後まで見ていただきありがとうございました。

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ハシビロガモ トモエガモ

2021年02月01日 | カモ 2020秋~

ハシビロガモはクチバシだけでなく表情も幅が広いです。

かわいい顔 すました顔 不気味な顔 水面をぐるぐる回る集団採食

どれもユニークで 他のカモと一味違う魅力があります。










ハシビロガモ(嘴広鴨)Shoveler 全長  ♀約43cm  ♂約50cm
カモ目カモ科マガモ属

別の池にて…

今日はいないと諦めていたトモエガモ
カルガモと一緒に飛んで戻ってきました。


その後 いつもの暗い木陰でまったり


どこかで好物のドングリでも食べてきたのでしょうか?

トモエガモ(巴鴨)Baikal teal  全長約40㎝
カモ目カモ科マガモ属

カルガモ(軽鴨) Eastern spot-billed duck 全長約61cm
カモ目カモ科マガモ属


最後まで見ていただきありがとうございました。
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ミコアイサの小群 のんびりと

2021年01月28日 | カモ 2020秋~

郊外の池で10羽ほどのミコアイサの群が越冬しています。

昨年末には人の姿を見るだけで泳いでもぐって逃げ去ったのに
最近ではカメラを向けても池の中央辺りでくつろいでいます。
「この距離なら安全」「ここの人間は悪さしない」ようやくわかってくれたのでしょうか。

距離はありましたが 光の加減がよく青い水面に白装束が輝いて見えました。













ミコアイサ(巫女秋沙) Smew 全長約43cm
カモ目カモ科アイサ属

今日も見ていただきありがとうございました。

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近所のミコアイサ

2021年01月21日 | カモ 2020秋~

家から歩いて数分の池でミコアイサの小群が見られました。

思いがけず一羽が道路に近い水面に浮上してきてびっくり!
徒歩での最接近記録更新かもしれません。
あわててシャッターを切って遠ざかる後ろ姿を撮りました。




コガモのカップルが飛んできて着水


ハシビロガモ ホシハジロ キンクロハジロ マガモ カルガモなども見られますが
たいてい岸(道路)から遠く離れたところにいるので いつもは眺めるばかりです。



都市公園の池のマガモは人なれしていて近くから撮らせてくれますが
緊急事態宣言後 足が遠のいています。



人の少ない時間帯に出かけてみたいとは思うのですが
すっかり朝寝坊のクセがついてしまいました。


いつも見ていただきありがとうございます。
心身の健康のためにも人の少ない所を選んで散策を続けています。
近場ばかりですが 何かしらの野鳥と出会える楽しいひと時です。
みなさまもどうぞお体を大切にお過ごしくださいね。
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ミコアイサと薄氷

2021年01月14日 | カモ 2020秋~

ミコアイサが一羽 群から離れて他のカモたちの間を泳いでいました。
白装束に目元のパンダ模様 きれいな繁殖羽の雄です。

一枚目の写真 奥の水面にはまだ薄氷が残っています。
カモたちは氷が張っているところを避けて泳いでいました。
おかげでミコアイサもいつもより少しだけ岸辺近くに来てくれました。














ミコアイサ(巫女秋沙) Smew 全長約43cm
カモ目カモ科アイサ属

今日も見ていただきありがとうございました。
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トモエガモ カルガモと

2021年01月10日 | カモ 2020秋~
2シーズン続けて公園の池にトモエガモがやってきました。
仲間はおらずオスが一羽だけ 他の種類のカモたちと一緒に越冬しています。
水辺の木陰でひっそりしていることが多いですが
じっと見守っていると 時々明るい所に出てきてくれます。





やはり木陰の方が落ち着けるようです



カルガモたちと仲良く過ごしています。


トモエガモ(巴鴨)Baikal teal  全長約40㎝
カモ目カモ科マガモ属

カルガモ(軽鴨) Eastern spot-billed duck 全長約61cm
カモ目カモ科マガモ属


連日氷点下の冷え込みで池に氷が張ったそうです。
温暖な当地では珍しいことです。
トモエガモたちはどうしているでしょうか?

5年前に都市公園の池が凍結した際の記事はこちら!

氷の上のカルガモ

池の氷とカルガモ - 気楽にとり(鳥&撮り)歩き

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氷上のユリカモメ

薄氷の上のユリカモメ - 気楽にとり(鳥&撮り)歩き

今朝は兵庫県の太平洋側でも氷点下を記録しました。公園の池も一部が薄い氷で覆われました。薄氷の上で、ユリカモメもおっかなびっくり。「まさか氷が...

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最後まで見ていただきありがとうございました。
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のんびりとカモを見る

2021年01月05日 | カモ 2020秋~
ヒドリガモ♂ 丹念に羽のお手入れ中
尾脂腺(びしせん)から出る脂をくちばしで全身の羽毛に塗りつけていきます。



こうして羽繕いすることで水分や汚れをはじきます。
 保温性や飛翔能力も高まるそうです。

つやつやの男前に

キンクロハジロ ♀

光彩の加減なのでしょうか? 目の玉が漫画みたいな形でおとぼけ顔に

ホシハジロ

気持ちよさそうに目を閉じて カップルでぷかぷか

カルガモ

水面に漂いながら羽のお手入れ


必死に食べ物を探したり天敵に狙われたりメスをめぐって争ったり
日々の苦労が絶えることはありませんが
ゆったりと過ごせるひと時を どのカモも満喫しているようでした。


最後まで見ていただきありがとうございました。
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お散歩 カルちゃん

2020年12月26日 | カモ 2020秋~
カルガモが公園の池を出て遊歩道をお散歩

何かおいしいものは見つかったのでしょうか?










カルガモ(軽鴨) Eastern spot-billed duck 全長約61cm
カモ目カモ科マガモ属

いつも見ていただきありがとうございます。
本日はコメント欄を閉じています。
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ヘビー級のエンゼルポーズ

2020年12月13日 | カモ 2020秋~

前回で紹介した水鳥の餌をまくと 池の対岸にいたヒドリガモが次々と飛んできました。

ヒドリガモの飛翔を正面から見ると胴体の太さにびっくり!
なんだか樽に翼がついているような雰囲気です。



ぐんぐん近づいてくるカモの飛翔になかなかピントが合いません

翼と尾羽でブレーキをかけ水かきをひろげて着水体勢


続いて太目の女子ヒドリも



重量級のヒドリガモの飛翔 間近で見ると大迫力!
1個100円の水鳥の餌 あっという間に食べつくされてしまいますが
じゅうぶん楽しませてもらえました。


ヒドリガモ (緋鳥鴨) Eurasian Wigeon 全長約50cm
カモ目カモ科マガモ属

この都市公園の池で越冬するヒドリガモ 野鳥とは思えぬくらい人なれしています。
こういう群は夏の繁殖地でもヒトの近くで子育てしているのでしょうか?


最後まで見ていただきありがとうございました。
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