- ROSE PETAL -

何気ない日々のできごとを

小さな花びらのようにかさねてみます

クリスマスの絵本

2011-12-23 | 絵本(読み聞かせ)
きょうは、ボクのソフトテニスの強化練習がありました。

三男を試合会場に送るので、ボクはテニス部の保護者の方に
お願いして、私は後でテニス場に行きました。

何時間も外にいると冬の寒さが身体に堪えます。

 
毎年クリスマスが近づく時期になると図書館でクリスマスの絵本を借ります。

今年借りたのは・・・

アンナの赤いオーバー
  ハリエット ジィーフェルト(作)/ アニタ ローベル(絵)/ 松川 真弓(訳) 評論社

戦争が終わったら、アンナは、新しいオーバーを買ってもらうことになっていました。
戦争は終わりました。でも、お店はからっぽです。オーバーも、食べ物もなんにもありません。
アンナのオーバーを手に入れるために、お母さんは、知恵を絞ります。

このお話は第二次世界大戦後、実際にあったことでした。自分達が大切にしていた物を手放し、
また長い間がまんもして、とうとうすばらしい結果を導いたのです。

物が溢れる現代。この本を通して子どもが何かを感じてくれたらいいなと思います。



モミの木
   アンデルセン(作) バーナデット・ワッツ(絵) ささき たづこ(訳) 西村書店

森の小さなモミの木は、まわりの木々のように早く大きくなって
どこかへ行きたいと願っていました。ある年の冬、モミの木は切り倒され、
クリスマスツリーになりました。最初は有頂天だったモミの木ですが…。

「ここにいることを、よろこびなさい」という言葉が胸に残る絵本です。
バーナデットの絵もきれいで好きです。



ビロードのうさぎ
   マージェリィ・W・ビアンコ(作) 酒井 駒子(絵/訳) ブロンズ新社

ある日、ぼうやのもとにやってきたビロードのうさぎ。
たくさんのおもちゃにかこまれて部屋のすみで小さくなっていたうさぎは
「子どもに愛されたおもちゃは いつかほんものになれる」ことを知ります。
やがて、ぼうやといっしょにすごすようになったビロードのうさぎに 魔法がおとずれて…。

酒井駒子さんの絵がお話にぴったり合っていてステキです。



天使のクリスマス
   ピーター・コリントン(作/絵) 江國 香織(訳) ほるぷ出版

えんとつのない家にすむ子どもたちへ贈る、絵だけで明かす、クリスマスの秘密。
イブの夜、少女がサンタさんへプレゼントのお願いをしています。
少女が寝たあと、小さな天使たちがサンタさんを案内します。

文字がなく140もの絵で構成されている絵本です。





コメント
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