
小田和正の歌はこれで4曲目になります。

この曲は、同名タイトルの小田さんの監督第1作映画「いつかどこかで」(1992年公開)の主題歌だそうです。小田さんが映画を撮ったのは覚えてますが、タイトルなんて覚えてなかったです。映画にも興味はなかったですね。

この曲はシングルと、映画のサウンドトラックとしてリリースされた「sometime somewhere」にも収録され同時発売されたようです。わたしが持っているのは「自己ベスト-2」。

小田和正らしいさわやかなんだけどどこか悲しいLOVE SONGで、それ以上あまり言うべきことも見つからないんですが、例によって稀有の美しく表現力のある彼の声が心に浸透していくんですね。この力には太刀打ちできない。よほどひどい曲でもない限り。

小田和正もランニング・ミュージックにはうってつけのミュージシャンの1人だと思います。この曲もまた、颯爽と(屈折した思いをかすかに抱きつつ)走るランナーにもってこいの曲です。どうせなら浜辺とか木漏れ日の森の中なんて最高ですけど。

Wikipediaによると映画を作る動機となったのが「
ティファニーで朝食を」であり、その主題歌「ムーン・リバー」だったそうです。「ティファニーで朝食を」は
オードリー・ヘップバーンが好きなわたしの最も好きな映画の1本であり、「
ムーン・リバー」は最も好きな映画音楽の1つで、この話は驚きでした。というわけで映画を観てみたい気がしましたが、あまりの不評でDVDはないそうです。