ものすごいメンバーです。
新聞のTV欄を観たら、夕方放送されるかどうか不安になるような注(【深夜に放送の場合】)が付いてたので、確かめるべくテレビ東京のHP(http://www.tv-tokyo.co.jp/london2010/)にアクセスしました。
いや、昨日のわたしのブログは明らかに情報不足でした。男女とも、これはまさに現時点での世界No.1決定戦に違いありません!
詳しくは上記のテレ東のページを観ていただければ一目瞭然ですが、昨日のブログに書いたメンバー以外にも、五輪・世界選手権のメダリストがこぞって参加してます。
男子は歴代TOP10がほぼ集結
男子では世界歴代2位の2時間4分27秒の記録を持つ
キベト、昨年の世界選手権金メダルで歴代6位の記録を持つ
キルイ。さらに8位の記録を持つ
レル。彼は過去3度もロンドンで優勝してるんですね。
さらに昨年の福岡で優勝した
ツェガエ・ケベデ。2時間5分18秒は歴代9位の記録です。エチオピアでは皇帝ゲブラセラシエに肉薄するランナーです。福岡も本当に強かった。
世界選手権を2度制し、北京でも
ワンジルに次いで銀メダルだったモロッコの
ガリブも出場します。彼の記録は歴代10位です。
つまりワンジルも含めて、世界歴代2、6、7、8、9、10位の6人が出場ということになりますが、3、4位はテルガトとコリルでこの二人の記録は2003年のベルリンでの記録。二人が今も走ってるのかどうか知りませんが、いわば過去の偉大な記録といっていいでしょう。
ということは人類ただ一人の3分台ゲブラセラシエと2位タイのクワンバイ(彼の記録は2009年のロッテルダム)を除く世界歴代トップ10が実質全員顔をそろえたということになります。すごすぎます。オリンピックでも世界選手権でもこんなことはめったにないんじゃないでしょうか。
いま、ゲブラセラシエはちょっと別格でしょうから、いわば皇帝への挑戦権を争う大会と言えそうです。
女子は現在の実力者が顔をそろえた
女子もまた考えられる現時点の実力者たちが集まったようです。
まず、
尾崎も含めて昨年の世界選手権のメダリスト3人が参加します。尾崎とのデッドヒートを制した金の
白雪(中国)、銅の
メルギア(エチオピア)。さらに北京オリンピック金の
コンスタンティナ・ディタ。
さらに男子のワンジルとともに昨年、一昨年とWMM(ワールド・マラソン・メジャーズ)のグランプリを連続で制している実力者
ミキテンコも出場します。これに歴代5位、2時間19分台の記録を持つ
ディーナ・カスター(アメリカ)も加わる。
昨年の女子マラソンは実力者の高齢化や故障もあって記録的には低調でした。歴代記録トップ3のラドクリフ、ヌデレバ、野口みずきの名前が20傑にありません。
とはいえ、2009年のランキング1位の
ミキテンコ、2位の
マーラ・ヤマウチさん、9位の
メルギア、12位の
白雪、14位の
尾崎好美、20位の
赤羽有紀子が参戦。昨年の第1回横浜を勝った
アビトワも出場します。彼女の記録は赤羽さんの記録に遅れることわずか15秒にすぎません。あの安定感は今回のサプライズになる可能性がありかもしれません。
こうしてみればこれまたそうそうたる顔ぶれといわざるをえません。
ぜひLIVEで夕方からの放送がありますように!
※上記の記録は2010年の記録は考慮していませんので、今年に入ってランキングやタイムは変わってるかもしれません。