目標の1時間40分切りはならずも、自己ベストを更新。
午前11時スタート。気温25℃前後、直射日光を浴び続けながらのレースとなりました。
5㎞付近まで給水が2度もあったのに、そのあと15km過ぎまで給水がなく、暑さの中「水分が補給したい!」という期待が裏切られ続け精神的にきつかったです。
天気予報で暑さは予想していたのでランニング・シャツを選択したのは正解でしたが、コースは日陰もほとんどなく、腕はもちろん肩もひどい日焼けになりました(やっぱりUVケアしとくんだった)。
手元の時計でフィニッシュ・タイムは
1時間41分13秒(ネット)。今年2月の読売犬山ハーフの記録1時間42分45秒を1分33秒短縮。
レースの位置づけ
モチベーションを維持して楽しく走るために、今年はできれば1カ月に1つはレースに参加したいと思っています。
そんななか、大会100選にも選ばれ、富士山が望めそうな港町・焼津のこのレースにエントリー。休日の高速料金1000円でもありますし。
そんなわけで実は記録に対する執念みたいなものはなかったんです。1時間40分を切るための十分な練習も積めていませんでした。
だからこの暑さの中でこの結果は悪くなかったと思います。
レースプラン
ハーフを1時間40分以内で走るには4分44秒/㎞のイーブンペースで走らなくてはなりません。
今回のコースは高低差4mとフラットなので、風を考慮しなければ(考慮しようもあまりない!)イーブンペースで押せるコースです。
人気の大会ということで参加者も多く序盤は思うようなコース取りができないと思ってました。
最初の1~2㎞は4分台もしくは5分以上かかってもやむなしと考えてました。
ハーフなので、そのあとは4分40秒/㎞のペースで我慢して押して、余力があれば残り3kmくらいでさらにロングスパートという作戦でした。
結果
結果は下記の通りです。
最初の1kmは4分53秒と予定通りだったんですが、次の2~4㎞が4分30秒/㎞台と飛ばしすぎてしまいました。
5~6kmで5分台になり、「こりゃ無理かな」と思いましたが我慢してがんばりました。
6km以降なんとか4分40秒台のラップをキープ。ただもうへとへとで気持ちはいっぱいいっぱいでした。
ところが、時計を見ると中間地点で50分を切っていました。
「後半頑張れば目標達成できるかもしれない」と思ったら一気にモチベーションが上がりました。
とはいえ暑さも手伝ってその後のタイムは4分50秒台に16~17kmでは5分10秒まで落ちましたが粘りました。20kmからは気合で、その時点では目いっぱいのスパート。
最後のコーナーを曲がったらすぐゴールだと思っていたのに、実際にはゴールはかなり遠くで、残りの数百メートルはもう必死でした。
その他の感想など
●渋滞
東名高速で焼津ICまで途中食事とトイレ休憩を入れて約2時間半。ところが会場まで通常10分のところ、予想をはるかに超える大会渋滞のため1時間半以上かかった。
やっと辿り着いた駐車場は一番遠いアクアス焼津(新焼津漁港)の駐車場。大会会場まで1㎞以上ある。駐車場についた時点ですでに受付時間の9時半をこえてしまい焦った(さすがに受付はしてもらえたが、「最悪一人だけでも走れるように」と家内は会場500m手前から歩いて先に受付した)。
大会参加者はともかく、地元の方にはたいへんな迷惑に違いない。ちなみに、渋滞を避けたつもりの帰りも焼津ICまで30分かかった。詳細な駐車場情報などあれば、最初からアクアスに向かうなど分散が図れたと思うし、事前申請制にするといった工夫も効果があると思った。
●給水
先に書いた間隔がバラバラということとともに、水だけというのはやはりいただけない。水はあまり飲めないのだ。あまり飲まないように、ということなのだろうか?
ゴールののち冷えてないアミノバリュー1本が参加賞としてもらえるのだが身体にしみ込むこと。生き返った思いだった。
●ダメージ
昨年3月の関シティマラソンでレース中膝を故障して以来すべてのレースで膝または足首(または両方)のサポーターを使用してきたが、今回は何もしなかった。何もしないのはやはり気分がいい。
両足親指爪下血腫になる。レースの度にどこかが爪下血腫になる。特に下りが下手で、下りのときには明らかに突っ込みすぎて指が痛いと思ったことが何度かあるが、今回はフラットなコース、走り方にどこか問題があるに違いない。検証して改善しなきゃ。
それと
両肩の日焼けがかなり痛い。
●がっかり
今回楽しみが3つあった。1つは普通の天候なら
富士山が見えるだろうということ。それから、
海を見ながら走れることへの期待。もう一つは飛び賞で
10人に2人当たるカツオ。我が家は夫婦で会参加なのでどちらかが当たる確率は40%とかなり高い。
しかし
全部×だっただった。
●にぎやか
学生対抗のレースが組まれているため、各大学ののぼりなどが並んで大会の雰囲気を大いに盛り上げていた。さながらミニ箱根駅伝風。
みなと祭りも近くで併催されているとかで、人出も多くてにぎやかさではわたしの参加した大会の中では屈指だと思う。
お祭り気分が味わえるのは楽しいが、どうしても学生寄りの運営というところもあって一般参加者には多少の不公平感あり。
●移動距離の限度。大会を楽しむために。
わたしたちは遠方からの参加のため、朝も速かったし帰りの渋滞を避けるためおアフターレースを楽しむ余裕もあまりなかった。
日帰りで大会を丸ごと楽しむには100km圏内位が限界かもしれないと思った。
到着時間に余裕がないと、アップも十分にできなければ、写真もろくに撮れない。走るだけになってしまいかねない。それではコストをかけて遠くから参加するのにもったいない。
最後になりましたが、沿道で声援をいただいた多くの市民のみなさん、元気をいただき何度か背中を押していただいた思いです。ありがとうございました。
大会関係者の皆さんにも感謝申し上げます。どうもありがとうございました。