世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

非日常を食する

2007年10月22日 23時07分35秒 | Weblog
昼御飯はいつも仕出弁当を自分のディスクで食べている。
後場開始の12時半から株価を見てなくてはならないからだ。
しかし、今日は会社近くのラーメン屋さんに行くことにした(株価は携帯でチェック…今日の日経平均株価は凄い動きをしていたが、何だ?あれ)。


6年間本社にいるが、そのラーメン屋さんに行くのは初めてである。

古くて小さなラーメン屋さん。
いつも気になっていた。

同僚たちは「あそこってさー…味が濃いんだよね」と言う。

みんなが濃く感じても私には濃く感じないかもしれない。
そんな好奇心を抑えきれず、いざ出陣!

…ん?

前を歩いているのは社長ではないか!

少しご機嫌な足取りで、彼は秋の光の中を歩いていた。

あの年代の殿方にとって、ソロでラーメンを食する乙女の姿を受け入れることは困難なことに違いない。

「あの子ね、気が小さいクセにね、一人でラーメンを食べるんですよー。うぐぐー」
と、忽ち噂を立てられる違いない。

こえー。

社長の姿が見えなくなると、改めて行動開始。
気分はクノイチである。
サッ…サッ…山ッ…谷ッ…。

そそくさと店内に入る。
小さなカウンター席にテーブル席が2つ。
ご主人と奥さんが「いらっしゃい」と、あたたかく迎えてくれた。

客は私の他にヲヤジ1名、リーマン2名(当社の人間ではなかった)。

ワンタンメン580円を注文。
頭上のテレビに見入った。

「あいよ!」
出されたワンタンメンは湯気を立てている。
「いただきます」
小さな声でそう言い、まずは一口。


たしかに…喉が焼けるぐらい塩辛い!

張り紙に書いてあるビールを頼みたくなる勢いである。

でも美味しかった。
クセになる。チャーシューも豚の味がしたし。
感動。完食~♪

たまには外で昼食を取るのも良い。

会社に戻り、歯磨きして化粧を直して、私はいつも通りの午後に溶け込むのであった。



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秋を訪ねて 9.花より団子

2007年10月22日 00時13分07秒 | Weblog
せっかく立川まで来たのだから、モノレールに乗り、高幡不動駅前にあるジャズ喫茶「あんず村」まで足を伸ばすことにした。

相変わらず、静かな空間にジャズだけが鳴り響いて、そしてポテトのチーズ焼きは美味しかった。

私と「あんず村」との出会いは学生時代に遡る。
先に実家を出て八王子にて独り暮らしをしていた妹に連れてきてもらったのがキッカケ。

各テーブルには「らくがき帳」が備えられている。

注文した後、読んでみる。
…皆さん、文章やイラストが上手い。上手すぎる~。
全然「らくがき」レベルではない。
とてもとても私なんて…と思いつつ、…ちゃんと「らくがき」している私。

勿論、クマの絵を。


綺麗なもの、美味しいものを体に補給できた一日だった。

明日からも一週間、頑張ろう。


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秋を訪ねて 8.ココロに花を…

2007年10月22日 00時11分32秒 | Weblog
秋の花は、秋が似合う。
花という生物は、その季節ごとに、神様がくれたプレゼントだと私は思う。

太陽が間近に感じられる季節はヒマワリを。
寒さが厳しい季節にはツバキを。
柔らかい日差しにはサクラを。

他にもたくさん。

ココロに花を咲かせたい…いつか、そんなことをここに記したが、どうだろう?
咲いているかな。

今一度、確認。

秋を訪ねて 7.私はあなたになりたい

2007年10月22日 00時10分17秒 | Weblog
空を見上げるコスモス。
胸を張って、凛としているあなたを見ていたら涙が出てきそうになった。

エネルギーをもらった。
可憐で優しい、そして人を励ますことのできる…私はあなたになりたい。

秋を訪ねて 6.…君の名は?

2007年10月22日 00時09分37秒 | Weblog
…君の名は?

先程のイエローキャンパスが「可憐な少女」だとしたら、このコスモスは「夜の女王」といったところだろうか。
私は断然、この「夜の女王コスモス(仮称)」の方が好きだ。



秋を訪ねて 5.イエローキャンパス

2007年10月22日 00時08分26秒 | Weblog
イエローキャンパスという種類のコスモス。
クリーミーで優しげな黄色が素敵。


秋を訪ねて 4.ピコティ

2007年10月22日 00時07分56秒 | Weblog
ピコティという種類のコスモス。

これを撮影している時、見ず知らずの中年女性に声をかけられた。
クマ片手に撮影している私の姿が面白かったらしい。
「素晴らしい発想だこと。どのように撮られたのか見せてくださる?」
と言われたので、お見せした。
中年女性は「可愛い」を連発してくれた。
そして、見事なコスモスの咲きっぷりについて少し語った。

クマを片手に色々な場所で撮影していると、このように声を掛けられることがある。

同じ景色を見ず知らずの他人と共有するだけではなく、その感想を言い合えるきっかけを吉熊が作ってくれるんである。



秋を訪ねて 3.コスモスの丘

2007年10月22日 00時07分00秒 | Weblog
お目当てのコスモスの丘まで、門からけっこう遠かった。

黙々と歩き、やや疲れたところで視線を上げる。
目に飛込んできたのは一面、ピンク色の絨毯であった。

噂には聞いていたが、まさかここまで見事なものだったとは。

平地ではなく「丘」なので、高さが生じて何ともダイナミックであった。

夢のような景色にうっとり…。

秋を訪ねて 2.握り締めた秋

2007年10月22日 00時05分33秒 | Weblog
色付いている葉が、僅かばかりあった。
せっかくなので、持参した本に挟み、押し葉にする。
後日、表裏にボンドをぬって栞にしよう。


秋はクレシェンドにやってくる。