★予算のことで吉熊上司からクレームキター。雑費。来年は気を付けよう…。
★ずっと長期出張中だった●●●ィ~(部長)が帰国し、本日出勤。若干お疲れのもよう。息つく暇もなく、新卒の研修に出席していて、結局今日はあまり話せなかった。明日は溜まった書類を彼に渡す予定。イヤな顔をされるんだろうなあ…。
★ということで、今日は新卒の研修があった。去年の春に入社した新卒たちの研修である。研修の様子を覗き見したのだが、彼らはもうすっかり立派になっていた。去年の春はまだあんなにおぼこかったのに。そんな若人の中で「亮子ちゃん~」と手を振る女がいる。誰だろう?と思ったら、私の同期のS子ちゃんであった。店長である彼女は新人教育の講師も担っていて、こうしてたまに本社にやって来る。会社のホームページにも出ている看板娘である。私が高校時代に愛読していた雑誌。雑誌の中と自分の生活を比較して「住む世界が違う」と感じていた。その雑誌の、彼女は読者モデルだったらしい。まさに田舎のねずみと都会のねずみ的格差である。色んな人が色んな過去を背負って、一つの目標に向かって働いている。そう思うとやっぱり会社は人種の坩堝だ。
★帰りがけ、口紅を買いに行った。が、愛用している色(COFFRET D'OR RS-245)が廃盤寸前になっていて店頭に置いてなかった。次から次へと新色を発売するのはけっこうだが、定着後すぐに欠番にするのはいかがなものか。多くの口紅をジプシーした後に、やっと「これだ!」と思う運命の色に巡りあえた気がしていたのに。あの青みがかった上品なピンクがいいのに。今回は取り寄せをして事なきを得たが。6月頃には姿を消すとのこと。
★昨夜の「歴史秘話ヒストリア」は「名作選 美の戦国合戦 ~長谷川等伯vs.狩野永徳 絵師たちの夢と野望~」。昨年放送した回の再放送らしい。先週観に行った「没後400年 特別展 長谷川等伯」で展示されていた作品も取り上げられていて、大変面白かった。
絵師って現代で言うアーティストだと思っていた。たくさんの絵を描いて「これ、良くね?」と思った偉い人が買う、そんな風景を想像していた。でも実際は偉い人の好みを把握して注文通りに描かないと命や地位をも危ぶむ危険な職だということを昨夜の放送で知った。狩野派との熾烈なキングオブ絵師争いの様子も分かりやすかった。
愛息の死、仲良しだった千利休の死、自分の作品を認めてくれた豊臣秀吉の死…そんな等伯の無情を感じたココロが、あの「松林図屏風」を描かせた。そう確信したら、またあの絵を観たくなった。今まで、「唐招提寺展 国宝 鑑真和上像と盧舎那仏」、「国宝 薬師寺展」、「国宝 阿修羅展」などの特別展に行った。どれも感動したけれども、その中で等伯展ほど泣くのをこらえるのに苦労した美術鑑賞はなかった。
さて明日は金曜日。
休みまでもう一息。
頑張ろう。
それにしても「歴史秘話ヒストリア」のオープニングテーマは素晴らしい。
神秘的で古典的。最近のお気に入り。
★ずっと長期出張中だった●●●ィ~(部長)が帰国し、本日出勤。若干お疲れのもよう。息つく暇もなく、新卒の研修に出席していて、結局今日はあまり話せなかった。明日は溜まった書類を彼に渡す予定。イヤな顔をされるんだろうなあ…。
★ということで、今日は新卒の研修があった。去年の春に入社した新卒たちの研修である。研修の様子を覗き見したのだが、彼らはもうすっかり立派になっていた。去年の春はまだあんなにおぼこかったのに。そんな若人の中で「亮子ちゃん~」と手を振る女がいる。誰だろう?と思ったら、私の同期のS子ちゃんであった。店長である彼女は新人教育の講師も担っていて、こうしてたまに本社にやって来る。会社のホームページにも出ている看板娘である。私が高校時代に愛読していた雑誌。雑誌の中と自分の生活を比較して「住む世界が違う」と感じていた。その雑誌の、彼女は読者モデルだったらしい。まさに田舎のねずみと都会のねずみ的格差である。色んな人が色んな過去を背負って、一つの目標に向かって働いている。そう思うとやっぱり会社は人種の坩堝だ。
★帰りがけ、口紅を買いに行った。が、愛用している色(COFFRET D'OR RS-245)が廃盤寸前になっていて店頭に置いてなかった。次から次へと新色を発売するのはけっこうだが、定着後すぐに欠番にするのはいかがなものか。多くの口紅をジプシーした後に、やっと「これだ!」と思う運命の色に巡りあえた気がしていたのに。あの青みがかった上品なピンクがいいのに。今回は取り寄せをして事なきを得たが。6月頃には姿を消すとのこと。
★昨夜の「歴史秘話ヒストリア」は「名作選 美の戦国合戦 ~長谷川等伯vs.狩野永徳 絵師たちの夢と野望~」。昨年放送した回の再放送らしい。先週観に行った「没後400年 特別展 長谷川等伯」で展示されていた作品も取り上げられていて、大変面白かった。
絵師って現代で言うアーティストだと思っていた。たくさんの絵を描いて「これ、良くね?」と思った偉い人が買う、そんな風景を想像していた。でも実際は偉い人の好みを把握して注文通りに描かないと命や地位をも危ぶむ危険な職だということを昨夜の放送で知った。狩野派との熾烈なキングオブ絵師争いの様子も分かりやすかった。
愛息の死、仲良しだった千利休の死、自分の作品を認めてくれた豊臣秀吉の死…そんな等伯の無情を感じたココロが、あの「松林図屏風」を描かせた。そう確信したら、またあの絵を観たくなった。今まで、「唐招提寺展 国宝 鑑真和上像と盧舎那仏」、「国宝 薬師寺展」、「国宝 阿修羅展」などの特別展に行った。どれも感動したけれども、その中で等伯展ほど泣くのをこらえるのに苦労した美術鑑賞はなかった。
さて明日は金曜日。
休みまでもう一息。
頑張ろう。
それにしても「歴史秘話ヒストリア」のオープニングテーマは素晴らしい。
神秘的で古典的。最近のお気に入り。