世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

梅の郷

2010年03月20日 23時50分16秒 | Weblog
今日から三連休♪
ひゃっほう~。

青梅の吉野梅郷に行ってきた。
昨年、母ヨーコたんが行き、しきりに良かったと言っていたので気になっていた。
明日は天気が悪いので、行くならば今日が良い。
なので、今朝は早起きをした。

新宿から1時間ちょっとのところにある日向和田駅で下車。

近くに山々が聳え、ここが東京都内だということを若干疑わしく思った。


町中いたるところに梅梅梅。


三叉も綺麗に咲いていた。



15分ほど歩き、梅の公園に到着。市が1972年に整備した公園である。
120品種、1,500本の梅がある山の斜面を利用した自然公園であるからにして、その光景は想像を絶するものだった。





色とりどりの梅が山を美しく彩る景色はまさに極楽の錦絵。
梅の滝を見ながら、山肌のベンチに腰かけて、吉熊とおにぎりを食べた。
ただのコンビニで購入したおにぎりが絶景という調味料で美味しく感じられた。



















ふと横道に逸れると、杉林が広がっていて、こんな祠にも遭遇。



駅の近くで購入した「へそまん
餡がぎっしりと詰まっていて、柔らかくて美味しかった。



帰りはホリデー特急おくたま号を利用し、新宿駅まで乗り換え無しで帰れた(行きは立川駅と青梅駅で乗り換え)。

ちょっとした登山をしたので疲れた。
帰りの電車ではうたた寝をしてしまった。

梅の香りを全身で感じ、リフレッシュできたプチ旅行だった。

いよいよ来週あたりから桜の開花が東京にもやってきそうだ。
私にとって一年で一番心が乱れる時期の到来。
いつ桜が散ってしまうのかが気になって、うかうかしてしまうのである。

今年も素敵な桜に出会えますように。
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難題

2010年03月20日 23時49分52秒 | Weblog
宇都宮の実家の庭には木蓮が植えられている。
私が中学に入学したときの記念樹だ。
たしか真岡の井頭公園の緑化センターみたいなところで買ってもらった。

最初、私は藤の花を希望していた。
藤、綺麗じゃん。
しかし、両親が「藤のように(成績が)垂れ下がっては困る」と危惧し、微妙に反対。
上に伸びる木蓮を推奨してきた。
私もそこまで言われたらなんか別にどうでも良くなり、買ってもらった木蓮である。

その後数年は咲かなかった木蓮。
存在感も無く、ただの庭の木と化していた。
たしか高校の合格発表の朝、初めて1輪だけ開花した。

今年も咲いたらしい。
画像はその木蓮。
母が写メして送ってきた。

メールには、
「木蓮のように気品のある女性になってください」
という困難な課題が…。

どう考えてみてもワンカップに生けられたぺんぺん草@便所だろ、あなたの娘は。

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「地下鉄サリン事件 15年目の真相 」

2010年03月20日 23時32分22秒 | Weblog
地下鉄サリン事件が起きたのは私が高校2年生のときだ。

ちょうど「WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント」が流行っていたときだったと記憶している。
隣のクラスのナントカさんのお父さんが大手町に勤務していて、毎日あの事件のあった時間帯のあの地下鉄を利用していたのだが、その日はたまたま出張で助かったという噂を聞いてぞっとした。
また、麻原彰光が逮捕されたとき、生物準備室にK子ちゃんと潜入したのを覚えている。生物の中尾先生と篠原先生と一緒に、麻原彰光を乗せた車が高速道路を走っていく様子をテレビで観た。

あれからもう15年が経過した。

今日はドラマ「地下鉄サリン事件 15年目の真相〜あの日、霞ヶ関で何が起こったのか〜」を観た。
主人公は、原田美枝子演じる被害者の会代表世話人、高橋シズヱさん。
結婚記念日目前に地下鉄職員の夫を殺され、被害者救済に奔走した姿が描かれていた。
高橋さんの夫・一正さんは当時霞ケ関駅助役で、サリンの袋を片づけるなどしたため、死亡した。ドラマは、高橋さんが傍聴した400回以上の裁判の日記や、当時車両に乗り合わせた被害者や自衛隊、警察など関係者の証言を基に、15年たっても癒えない遺族や被害者の悲しみや苦しみを描かれていた。

高橋さん夫婦は本当に愛し合っていた夫婦だった。
最愛の人を殺されてしまったら、…私だったら15年たっても冷静さを取り戻せないだろう。
でもシズヱさんは違う。
強い人なんだなと思った。
「昔の敵討ちは相手を殺すことだったけれども、今は違う。亡くなった人のために何をしてあげられるかを考えることだ」
というシズヱさんの言葉が印象的だった。

公判のシーン。
加害者(林郁夫)が映った実際の防犯カメラの映像とドラマの再現シーンが絡み合いが現実的で、観ていてドキドキしてしまった。
地下鉄サリン事件、及びテロ事件は、そう、…現実に起きた事件なのだ。
何も悪いことをしていない人がある日、被害者になる。
その残酷さを改めて思うと、生きるのが怖くなってしまう。
なんて恐ろしい世の中なのだろうか。

また、サリンを散布した理由が「オウム真理教への強制捜査を回避するため」…この異常性に驚愕した。
そんなことが許されるわけないじゃないか!
ドラマの後半部分で、言いようの無い怒りと恐怖がこみ上げてきた。

正直、自分の中でだいぶ風化してしまっていた事件だっただけに、今再びあの事件のことを思うと改めてショックを受ける。

高橋シズヱさんはブログをお持ちのよう。
高橋シズヱの喜怒哀楽
http://blogs.yahoo.co.jp/whitecat12browncat12
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