世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

理想と現実~美智子さんになりたくて2011~

2011年06月16日 22時49分16秒 | Weblog
理想を追って生きている。きっと誰しもそうだと思う。
私の理想像は昨年の朝ドラ「ゲゲゲの女房」に出ていた「こみち書房」の店主・美智子さん。松坂慶子演じる美智子さんはあたたかい人で、水木しげる夫妻や店に来る人々を優しく見守っていた。また、酷いことをされても相手を咎めず、終始穏やかだった。ああいう人間になることが私の理想である。

でも、なかなかなれない。
帰りに、携帯で母・ヨーコたんにその嘆きを聞いてもらい、励ましてもらった。
「亮ちゃんもたまにだけど美智子さんみたいになるときがあるよ。たまにだけど」と。
世間知らずな妹に物事を教えるときに、一瞬だけ美智子さんになるらしい、私。

定時で退社。今日は集中して図書館で勉強するつもりだった。しかし、会社の最寄り駅で電車が停車。どうやら路線の果てで人身事故があったらしい。繰り返されるアナウンスも相成り、苛々度数MAX。なんだよ?救出作業って。しかも今さ「救出作戦」って言いそうになったべ、駅員。だいだいさ、人身事故ってなんでラッシュ時に起きるんだろう。時間帯を考えろよ!空気読めよ!クソ!と静かに怒る。

ようやく図書館に到着。ノリノリなところで、隣に座ってきた殿方の風邪の様子が気になってしまう。咳、鼻水を啜る音から察するにかなり重症っぽい。テロリストか?感染が怖くてマッハで座席を移動。やれやれ。
閉館時間が迫り、参考書などを片付けながらふと後ろを振り返ったら、キモっぽい様相を呈した殿方が背後でハアハアしていた。

ぷっつん!

頭の中で何かが切れた。
昔同じ部署にいた後輩女子のお父様は有名なヤンキーで、彼曰く、怖い視線の送り方は一度視線を下部に落とし、その後、上昇させると効果的だと言っていたことを咄嗟に思い出して実行。
「チッ!」
という舌打ちも忘れない。
変態は私を何度も振り返りながら去っていった。キモい。
私にあと1%の理性が欠如していたら、恐らく彼を殴打していたに違いない。
ふん!


…嗚呼、これでは美智子さんへの道はまだまだである。
ガックシ。


夕御飯は図書館の下にある喫茶店のピザ。ここで夕御飯と一服するのが楽しみ。

占ってもらいたいこと

2011年06月16日 22時39分28秒 | Weblog
割と有名な占い師に占ってもらうことになった。
私自身、あまり占いには興味がない。
しかし、今、気になって気になって仕方がないことがある。

それは、はやぶさ2が小惑星の欠片を持って帰ってこられるのか否か、だ。

はやぶさ2は、はやぶさと同様に、小惑星からの物質を地球に持ち帰るサンプルリターン・ミッションである。
しかし、対象の小惑星が異なる。
はやぶさが探査したイトカワはS型と呼ばれるタイプに分類されるもので、岩石質の小惑星だった。
はやぶさ2が目指すのはC型と呼ばれる小惑星。
C型も岩石質だが、有機物や水をより多く含んだものと考えられている。
太陽系空間にある有機物や水がどのようなものなのか、そして地球上の生命や海の水との関係はどうなっているのか、非常に面白いテーマに挑戦するらしい。

打ち上げは2014年の予定。
小惑星に到着するのは2018年半ばで、1年半ほど小惑星に滞在して2019年末頃に小惑星から出発、そして2020年末頃に地球に帰還する予定らしい。

はやぶさの偉業が生かされますように。

2020年。
9年後の私は何をやっているのか、ということよりも、はやぶさ2がどうなんだかが気になる。


小惑星探査機はやぶさ2 Asteroid Probe HAYABUSA2
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