世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

鎌倉 紫陽花紀行

2011年06月19日 | Weblog
紫陽花を見に、鎌倉へ行く。

紅葉や紫陽花の季節の鎌倉の混み様といったら、クリスマスのディズニーランド並みである。
通常、朝イチの電車で行き、昼前には帰京するのだが、今朝はなかなか起きられず、朝ニぐらいの電車に乗って出掛けた。
鎌倉で乗り換え、江の電で長谷へ。
9時に長谷寺に到着。私を待ち構えていたのはチケット売り場前に聳える長蛇の列だった。オヨヨ…。
入山するのも10分待ち。
普通ならば一周するのに10分もかからない山を小一時間かけて歩く。
前にいた関西弁の男子たちと仲良くなり、写真を撮り合ったりできたし、満更でもなかった。

海はぼやけていたが、山に張り付くように咲く紫陽花はとても美しい。










紫陽花を抱く人。


その隣の人。
「イェーイ!」ってファンキーな佇まいである。


しかし、彼の足元を見ると…虐待してんじゃん。
見てはいけないものを見てしまった感が否めない。
かわいそうに。


カラー。
鬱蒼とした緑に包まれて、まるでそれ自体が光っているように見えた。
神々しい。


お隣の光則寺へ。
こちらは閑散としていた。
花寺ということだけあって、紫陽花の種類は豊富であるし、詫寂感が絶妙であった。


今日の一枚★





奥の方なんてあまりにも人が少なすぎて、ちょっと怖かった。
先日、後輩男子タイスケくんに教えてもらった心霊スポットのサイトを思い出して急に怖くなる。
鬱蒼とした森の中。
もののけ姫のコダマみたいのがウヨウヨしていそうだ。

おばけなんていない…さ。
おばけなんてうそ…さ。

自分を奮い立たせて前進。ガンガレ、自分。

そんなチキン肌スタンダップな私を待ち構えていたのは…
牢屋。


どぎゃーん!
もうね、マジで失禁する5秒前!
泥濘に足を足られつつ、下山。
嗚呼、怖かった。

混み混みの江の電に揺られ、鎌倉へ。
江の電鎌倉駅に到着すると必ず凝視してしまう看板。…クマのほっこり加減が素晴らしい。
明治製菓の広告。



鎌倉駅前からバスに乗り、浄妙寺へ。
2年前に来たときと同様、空いていた。
お参りしたあと、庭を散策。


花を弔う花塚。


喜泉庵で抹茶と干菓子をいただきながら、枯山水のお庭をぼんやりと眺める。
鴬の鳴き声なんか聞こえてくる。
魂が浄化されていくのを感じる。


ぼんやりしていたら、カメラマンの殿方に「モデルになってくれ」と依頼されたので快諾。


水琴窟。
綺麗な音が聞こえてくるよ。
キラキラした音が心地良いなあ。




再び庭を散策。
私と妹・芋子みたい。


こっちは私と母・ヨーコたんかな。


鎌倉駅の混み具合が凄いのでお土産も見ずに、昼過ぎに帰京。
一年分の紫陽花を見たって感じ。大満足。


東京から1時間。
やっぱり鎌倉は良い。
雨女の私が雨に遭遇せずに過ごせたのも奇跡だ。
大人の遠足を大満喫できた。

さて、明日からも頑張ろうか。
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