世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

咳をしても一人で少年色のメルヘン

2023年12月10日 | Weblog
9時に起床。インフルエンザのくせに熟睡できた。
ちゃんとお腹も空く。なんなら普段より食欲旺盛で困る。
朝食はレトルトのお粥、みかん、冷凍春巻き。


お箸は菊の紋章入りだったりする。
★のデザインがかっこよくて皇居で即買いした思い出。


昼過ぎにハーゲンダッツを食べた。
熱はすでに平熱に戻っていたのだが、冷たくて美味しく感じた。
果実感たっぷりのストロベリー味が好き。


ちょっと掃除や片付けをしていたら、夕方、空腹に。
煙草を買うついでに和幸でヒレカツ丼をテイクアウトしてきた。
美味しくて一気食い。



今日は本当に掃除以外ほとんど何もしていない。
あ、第九のチケットを発券したんだっけか。
今年も日フィル&コバケン(指揮)でキメた。
毎年感動するのだけれども、今年は病気を乗り越え、部署異動で心がすっきりしているので、一層心に響くだろう。


あと、今日はYouTubeで「少年色のメルヘン」を聴いて、脳内がビンビンと覚醒した。

『少年色のメルヘン』 橋本潮


「おもいっきり探偵団覇悪怒組」EDテーマ。
毎週日曜日の朝、あの番組を楽しみにしていた小学生の私。
ちょうど朝食の時間帯にあの番組が放映されていた。
母が何パックかの納豆と刻んだネギを丼に入れ、それを家族で分配して食べた。
他には焼きたての玉子焼き、お味噌汁。
母、父、幼い妹と弟。みんなで食べた納豆の味。
なんであんなに美味しかったんだろう。

エンディングの「少年色のメルヘン」の頃にはご馳走様。
日曜日の朝のワクワク感、そして「少年色のメルヘン」の爽やかな曲調が茶の間に充満し、朝の光に照らされてキラキラ光っていた。

ドラマの中に出てくる自分と同じぐらいの少年少女が眩しかったのも記憶している。
「東京の子ってやっぱり違う」と初めて感じたのはこのドラマだった。
男子と女子が一緒に何かを行うという風習がうちの学校にはなかったもので。



最終回のこのシーンで父がちょっと泣いたのも記憶している。
涙目で「いいねえ、こういう番組」と呟いたのである。
父は当時、子どもが好きな番組を酷評しがちであったのだが、この番組は彼的にOKだった。
江戸川乱歩の「少年探偵団」を髣髴とさせるからだと述べていた。

両親も70歳を超え、妹も弟も家族を持った。

家族LINEで「少年色のメルヘン」の話題を投下しても「は?」「リョーコがまたノスタルジーに浸っている」と既読スルーされるに違いない。

リアルな感じで、まさに「咳をしても一人」(By尾崎放哉)。