世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

寒暖差

2023年12月17日 | Weblog
昼過ぎに青猫書房へ。


イベント「第12回 プリズンアカデミーカフェ」に参加。

永山則夫の最後の面会者であり遺品を管理している市原みちえさん主催のイベントだ。


77歳の市原さんが遺品の今後をどうするかという課題と向き合い、永山の故郷・網走や交流のある小樽に赴いて奔走する様子の報告会。

6月に市原さんと網走に行った青猫書房の店主・岩瀬さんのお話も聞けた。
「永山さんが幼少期に、ここ(青猫書房)にあるような絵本に触れられたら、事件を起こさなかったと思う。本を読んで自分で考えることができると強くなる」と話されていたのが印象的だった。
永山則夫の事件の根源は無知と貧困。
第二の永山則夫を出さないためのヒントがそこに隠されているような気がする。

市原さんがトークショーでちらっと紹介していた「断面 北の昭和史」を購入。
北海道に関する出来事のさまざまなノンフィクション集で、北海道新聞勤務の嵯峨仁朗さんが「散骨の海へ 〜永山則夫の網走~」で則夫について書いている。



青猫書房のドリンクチケット(100円引き)を使い、中庭でアイスコーヒーを飲んだ。
手入れの行き届いた楚々とした庭で一服。




ここから見上げる四角に切り取られた空が好き。

青空に千切れた雲がぐんぐん西から東へと流れていくのが見えた。

市原さんに「良いお年を」とご挨拶をして青猫書房をあとにした。

夕方、池袋でちょろっと買い物をして帰宅。
昨日は半袖で過ごせるぐらい暑かったのに、今日は厚手のコートを着ていても寒気が体の奥まで届く感じ。

駅ビルで買ったイワシの弁当とエシレで買ったフィナンシェで夕ご飯。



フィナンシェ、久々に食べたけれど上品なバター風味が心地よく、筆舌しがたいぐらい美味しい。


順天堂大学病院で出されている薬が合わないのか、インフルエンザで体力を奪われたせいか、ちょっと体調がよくない。
吐き気がする。そして胃酸で口の中が酸っぱい。
寒暖差で自律神経が狂っているのだろうか。

明日からまた仕事。
月曜日から金曜日まで働くのは久しぶり、10月末以来だと思う。
「週5勤務ってどんなんだっけ?」
とキョトン顔をしてしまうぐらいには忘れてしまっている。

…早く寝よう。