世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

小夏日和

2023年12月16日 | Weblog
9時半に起床。

今日は国立国会図書館へ。
来るのは2度目。


本格的な看板。

ここで騙されてはいけない。もっと先に進むのだ。

到着!!


お腹が空いたので、まずは腹ごしらえ。
前々から気になっていた本館6階の食堂へ。


「国会図書館カレー」(500円)とご対面。


ジャガイモの存在感がぱねぇ!!


レトルトのカレーを想像していたのだが、ちゃんと「鍋で作った感」が感じられる。
小学生、中学生の夏休みに毎年泊まっていた民宿のカレーを思い出した。
(2泊3日で最後の日のお昼にカレーが出されていた)
お肉もちゃんと入っていた。
これで500円はお得。


売店をぶらぶら。
筆記用具やパンなどが所狭しと並べてある。コンビニからキラキラ感を引いた塩梅。
視線の少し上の棚に並べてあったクマちゃんと目が合った。
「買うよね?」
と言わんばかりの表情に、財布の紐を緩めてしまった。




リクエストした本が出されるまで中庭を散策。
今日は季節外れの陽気。東京は21℃まで気温が上昇した。
コート無しでも余裕。
一週間後にクリスマスが来るとは信じがたい。




20分後、本をカウンターで受け取る。
今日は2001年~2002年ぐらいにかけての小学館「美的」を借りた。
そして複雑な工程を経て複写もしてもらった。
カラー複写はとても高いのだけれども、野ばら先生の麗しいお写真を手元に置いておきたいが故、迷わずカラーでの複写を依頼した。

あれは23歳の時だ。
2001年5月の創刊号で野ばら先生の連載を見た時、その怪しい様子に「おや?」と思った。
2001年11月号で「彼女がデートに持ってきた手作りのお弁当をゴミ箱に捨てた」というくだりを読んだとき、自分がうっすら思っていることを具現化してくれたと感激し、…私は帰らぬ人になった。


あれから22年。
当時よりももっともっと野ばら先生が好きになった。
引っ越しで処分した当時の「美的」の野ばら先生見たさに、永田町に降り立ち、煩雑なシステムを乗り越えることができた。
感無量。

また来よう!!



帰宅後、たまたま観ていた「プロフェッショナル仕事の流儀」が面白くて、つい全部観てしまう。


ジブリの宮﨑駿監督の特集。
82歳とは思えぬ豪傑さに吃驚した。
そして他界された高畑勲監督への高潔な片思いに胸が熱くなった。





22時からはドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」を鑑賞。

土曜ドラマはシリアスな作風のものが多くて好き。
草彅剛さんの高い演技力は安定感があっていい。

小春日和というか小夏日和みたいな、ちょっと暑い一日だったけれど、明日からは寒くなるらしい。
体調管理に気を付けつつ年末に向けてのタスクもこなせれば、と思う。