世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

毎日、幸せ

2023年12月20日 | Weblog
やっと寒くなったのでFrancfrancの手袋で出勤。


だいぶ前に買った手袋。
今年はずいぶん暖かくてなかなかおろす機会がなかった。
やっと使える!
ピンクのコートとの相乗効果、抜群。
かわゆい。


上司に新たな仕事を与えられてモリモリこなす。
また他のフロアの部屋にも連れて行かれて書類の山(本当に山だった)を見せられて「まだまだこんなに残っているからね」と言われて白目になった。
これ、自分の定年までに終わらせられるのだろうか。謎。


夕方、ふと時計を見る。
先月から今月初旬まで毎日定時に順天堂大学病院へと通っていたことを思い出す。
でも最近、その頻度が減った。
「日常」に戻りつつあるのだと思う。
復帰した「日常」はとても居心地がいい。
何にも怯えないってこんなにも素晴らしいことだったんだ。
毎日、幸せ。神様、ありがとう。


夕食は王将の餃子とジャストサイズの餃子。
水曜日はクーポンを使って餃子二人前を半額で食べるのがデフォ。




最高に美味しかった!!



一服して図書館へ。
文春を熟読。

今週の林真理子先生、ついに日大を語る!
そしていつも亭主関白な夫がマスコミから真理子先生を守っている記述に、ちょっと泣きそう。
静かで優しい夫婦愛を感じた。


帰宅したら順天堂病院から書類が届いていた。
先般受けた治療の証明書みたいな書類。
保険の給付に必要な書類だ。

平日20日、よく通ったな。


大人のバスクリンで温泉気分。青い薔薇をイメージした濁り湯。



風呂上がりにネットをチェック。

小惑星から地球防衛へ…「はやぶさ2」実験

え?はやぶさ2、ぶっこむの?と一瞬焦ったが、そうではなくてホッとした。

カプセル帰還後も元気いっぱい拡張ミッションをこなしているはやぶさ2。
新たな計画に胸熱。
すごく緻密な計算を要するのだろうな。すごいな。


入浴中に読んでいた「断面」で、永山則夫の母親が、永山則夫が逮捕された直後に「女性自身」の単独インタビューに応じていることを知った。1972年4月21日号らしい。9ページを割いているとのことで読みごたえがありそう。また国会図書館で閲覧したいぞ!!





クマに乗っ取られる独身OL

2023年12月19日 | Weblog
明け方、覚醒。
「寒いぞ?」と思ったら布団から我が身の左半分が出ていた。
なぜかセンターで寝ているのはアンクルジョン。
ちゃっかり私の枕も使ってやがる!

出勤時に同僚から「わあメーテルみたい。…綺麗」とまじまじと言われて猛烈に照れた。
長い髪と黒に近い茶色のふわふわコート、そして緑内障の目薬でロン毛になったまつ毛のせいかもしれない。

褒められ慣れしていないのでこういうときにどういう反応をしていいのかがわからずオドオドしてしまう。
「じゃあ車掌役は▲▲さんですかね」と男性社員の名前を列挙してその場を凌いだ。
「いいね~。じゃあ鉄郎は?」
「ええ~、考えておきます!」
なんて言って笑っていたら体がホカホカに。
褒められたのがよほど嬉しかったのか今日一日、心もホカホカしていた。

昼休みは部署内で「ミツカンのお家騒動」についての話題が上がった。
私は知らなかったのだが、上司曰く、「なんつーのかな。平日の昼にやっているドラマみたいな展開なんだよ」とのこと。
ググってみたら、想像以上にガクブル…。東海テレビも真っ青な展開であった。

誕生4日後の孫を「創業家の養子」にするため英国へ…超名門企業の「男児を世継ぎにしたい」という異様な執着



ということで、今日も楽しく過ごせた。

さて、寝るか。
今夜もアンクルジョンに布団を奪われるのか!?

布団ばかりではなく、そのうちマンションの名義もアンクルジョンになっているかも!?
不動産重要書類を片手にほくそ笑むアンクルジョン。


チェジュは私のカルティエの時計を我が物顔で使い…

チェジュ「私の方が似合うでしょ?」

吉熊は私のクレカで平気で使う…

吉熊「一括払いでお願いします」


ホスト狂いではないがクマに狂った挙げ句、クマに家や家財を乗っ取られる独身OLの未来が見える。


夕ご飯は丸亀製麺のカレーうどんとかき揚げ。



お腹いっぱい。心もお腹もぽっかぽか。


リアルおくすり手帳

2023年12月18日 | Weblog
久々に月曜日に出勤した。
10/30以来である。
治療のために1ヶ月ほど有給を使い、先週はインフルエンザで有給を使った。
実に1ヶ月半ぶりの月曜日。
月曜日はやることが多いのでやっぱりちょっと疲れてしまう。


順大から処方してもらっている薬は毎日1錠ずつ飲まなくてはならない。
飲み忘れ防止のためにパッケージに日付を記入。
そのうち日付の横にクリスマスなどの予定も記入。
あれ?これってちょっとした手帳になっているではないか!?
これぞまさしく「リアルおくすり手帳」。
「リアルおくすり手帳」によると今年も残すところ13日。
14日後、2週間後には正月って、マジ?


歯医者さんの予約を取ろうと帰りに歯医者さんへ。
冬彦先生が奥から出てきて声を掛けてきた。
「その後、体調はいかがですか?ちゃんと歯は磨けていますか?」と。
なんてお優しいの…?
そればかりではない。
この夏、全身麻酔を伴う手術の直前に、急遽、歯のクリーニングをしてくれた冬彦先生。
その際、シャイな彼なのに多弁で励ましてくれた。8年の通院で初めてである。
今年は距離感が縮まった感じがする。
年内は予約がいっぱいなので来年早々にお邪魔します。よろしくま。


夕ご飯は久々につけ麺。


麺が柔らかくなっていた。
パスタとうどんは柔らかい方が好きだけど、つけ麺の麺は硬いのが好み。


汁は安定の魚介だし。
全部飲み干すと浮腫むって分かってはいるけれど、最後の一滴まで飲み干す。



「ただいま~」
王将ブランケットに包まって私の帰りを待っていたクマたち。


みんな口々に「冬眠したいなー」って言ってる。
そうだよね。クマだもんね。私も冬眠したいYO!


さて、「リアルおくすり手帳」に歯医者の予約の旨を記入しなくっちゃ。
薬といえば今日は何年かぶりにソラナックスなしで平日の昼を過ごせた。自分的快挙。
このままの調子で次回の心療内科受診日まで突き進みたい。クマ医師へのクリスマスプレゼントになるかもしれない。


寒暖差

2023年12月17日 | Weblog
昼過ぎに青猫書房へ。


イベント「第12回 プリズンアカデミーカフェ」に参加。

永山則夫の最後の面会者であり遺品を管理している市原みちえさん主催のイベントだ。


77歳の市原さんが遺品の今後をどうするかという課題と向き合い、永山の故郷・網走や交流のある小樽に赴いて奔走する様子の報告会。

6月に市原さんと網走に行った青猫書房の店主・岩瀬さんのお話も聞けた。
「永山さんが幼少期に、ここ(青猫書房)にあるような絵本に触れられたら、事件を起こさなかったと思う。本を読んで自分で考えることができると強くなる」と話されていたのが印象的だった。
永山則夫の事件の根源は無知と貧困。
第二の永山則夫を出さないためのヒントがそこに隠されているような気がする。

市原さんがトークショーでちらっと紹介していた「断面 北の昭和史」を購入。
北海道に関する出来事のさまざまなノンフィクション集で、北海道新聞勤務の嵯峨仁朗さんが「散骨の海へ 〜永山則夫の網走~」で則夫について書いている。



青猫書房のドリンクチケット(100円引き)を使い、中庭でアイスコーヒーを飲んだ。
手入れの行き届いた楚々とした庭で一服。




ここから見上げる四角に切り取られた空が好き。

青空に千切れた雲がぐんぐん西から東へと流れていくのが見えた。

市原さんに「良いお年を」とご挨拶をして青猫書房をあとにした。

夕方、池袋でちょろっと買い物をして帰宅。
昨日は半袖で過ごせるぐらい暑かったのに、今日は厚手のコートを着ていても寒気が体の奥まで届く感じ。

駅ビルで買ったイワシの弁当とエシレで買ったフィナンシェで夕ご飯。



フィナンシェ、久々に食べたけれど上品なバター風味が心地よく、筆舌しがたいぐらい美味しい。


順天堂大学病院で出されている薬が合わないのか、インフルエンザで体力を奪われたせいか、ちょっと体調がよくない。
吐き気がする。そして胃酸で口の中が酸っぱい。
寒暖差で自律神経が狂っているのだろうか。

明日からまた仕事。
月曜日から金曜日まで働くのは久しぶり、10月末以来だと思う。
「週5勤務ってどんなんだっけ?」
とキョトン顔をしてしまうぐらいには忘れてしまっている。

…早く寝よう。


小夏日和

2023年12月16日 | Weblog
9時半に起床。

今日は国立国会図書館へ。
来るのは2度目。


本格的な看板。

ここで騙されてはいけない。もっと先に進むのだ。

到着!!


お腹が空いたので、まずは腹ごしらえ。
前々から気になっていた本館6階の食堂へ。


「国会図書館カレー」(500円)とご対面。


ジャガイモの存在感がぱねぇ!!


レトルトのカレーを想像していたのだが、ちゃんと「鍋で作った感」が感じられる。
小学生、中学生の夏休みに毎年泊まっていた民宿のカレーを思い出した。
(2泊3日で最後の日のお昼にカレーが出されていた)
お肉もちゃんと入っていた。
これで500円はお得。


売店をぶらぶら。
筆記用具やパンなどが所狭しと並べてある。コンビニからキラキラ感を引いた塩梅。
視線の少し上の棚に並べてあったクマちゃんと目が合った。
「買うよね?」
と言わんばかりの表情に、財布の紐を緩めてしまった。




リクエストした本が出されるまで中庭を散策。
今日は季節外れの陽気。東京は21℃まで気温が上昇した。
コート無しでも余裕。
一週間後にクリスマスが来るとは信じがたい。




20分後、本をカウンターで受け取る。
今日は2001年~2002年ぐらいにかけての小学館「美的」を借りた。
そして複雑な工程を経て複写もしてもらった。
カラー複写はとても高いのだけれども、野ばら先生の麗しいお写真を手元に置いておきたいが故、迷わずカラーでの複写を依頼した。

あれは23歳の時だ。
2001年5月の創刊号で野ばら先生の連載を見た時、その怪しい様子に「おや?」と思った。
2001年11月号で「彼女がデートに持ってきた手作りのお弁当をゴミ箱に捨てた」というくだりを読んだとき、自分がうっすら思っていることを具現化してくれたと感激し、…私は帰らぬ人になった。


あれから22年。
当時よりももっともっと野ばら先生が好きになった。
引っ越しで処分した当時の「美的」の野ばら先生見たさに、永田町に降り立ち、煩雑なシステムを乗り越えることができた。
感無量。

また来よう!!



帰宅後、たまたま観ていた「プロフェッショナル仕事の流儀」が面白くて、つい全部観てしまう。


ジブリの宮﨑駿監督の特集。
82歳とは思えぬ豪傑さに吃驚した。
そして他界された高畑勲監督への高潔な片思いに胸が熱くなった。





22時からはドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」を鑑賞。

土曜ドラマはシリアスな作風のものが多くて好き。
草彅剛さんの高い演技力は安定感があっていい。

小春日和というか小夏日和みたいな、ちょっと暑い一日だったけれど、明日からは寒くなるらしい。
体調管理に気を付けつつ年末に向けてのタスクもこなせれば、と思う。


ボーナス支給日

2023年12月15日 | Weblog
今朝はなかなか起きられなかったのだが、「今日はボーナス支給日だ!」と突如思い出し、次の瞬間、布団を蹴り上げて脱出。
さっそく銀行のアプリで入金を確認。
「…!!おお!!手取りが上がっている!!」と朝から大興奮。
このご時世、ここまで頑張ってボーナスを用意してくれた社長に感謝。
あと病気で長期の有給を使わせてくれたり、配置転換をしてくれたり、ここのところ、うちの会社の良さを実感している。

ボーナス支給日なのでヲサレをしてきた。
クマさんのパールブローチ。
にっこり微笑んでいて上品で本当にかわいい。


夕食は駅そば。
期間限定の帆立のかき揚げそばにした。


思いのほか、帆立がプリプリしてて美味だった。
ニューフェイスの新人店員に「ネギ多めで」と頼むだなんて20年前の私にはできなかったかもしれないが、45歳になった今、堂々とリクエストできる。



今日は心療内科。
待ち時間1時間15分。
最近、比較的早く順番が回ってくるので助かる。

さて、診察。
この前、インフルエンザになったことを伝えた。
重症化せずに済んで良かったですね、とクマ医師。

その他、仕事のことを尋ねられたが、
「すいません。ネタ切れです」
と白状。
それだけストレスフリーなのである。
クマ医師は笑顔で。
「良かったですね」
と電子カルテに何かを記入。
そして、
「じゃあ来週から減薬しましょう」
と提案。
クマ医師、容赦ない…。
にこやかなのに「おぼっちゃまくん」のパパ並みにはスパルタなクマ医師。
おぼっちゃまくんOP


年末になるとパワハラ(急に怒鳴られるとか)を思い出して心が曇ることもあるが、今の部署の雰囲気の良さや仕事の楽しさがあるのでなんとか減薬できそう。だいたい今の部署では怒鳴る人なんかいないし。

駄目だったらまたクマ医師に泣きつけばいいんだよな。へけけ。(マインドがおぼっちゃまくん。亀に乗って出勤しようかしら)

ボーナスは治療費、縮毛矯正費を差し引いて全て貯金をしようと思う。
今回、病気になり、お金の大切さをひしひしと感じたからだ。
「いざというときに頼りになるのはお金」
と、母ヨーコたんが口を酸っぱくして言っているのは本当だった。


限りある命

2023年12月14日 | Weblog
そういえば手術の前、私の両手を握りながら三味線先生(主治医1)は言った。
「いやーさー、僕の秘書、辞めちゃったんだよね~。芸能人になっちゃったんだ~。困っちゃうよ~」
と。

この状況でこの話!?と吃驚しながらも、その秘書の存在(仕事)に興味津々だった私。
(数分後に麻酔がかかり、意識が落ちた)


10年前、35歳の時、秘書検定1級に合格した旨を心療内科のクマ医師に報告したところ、
「医局の秘書っていうのもアリなんじゃないですかね。私がいた大学の教授には秘書がついていましたよ」
と言われた。

医師の秘書か。

幸い、今は環境に恵まれているので転職願望は希薄だが、もし、あのまま今年の中頃みたいなパワハラをされ続けていたならば、本気で考えていたかもしれない(その前に自殺願望を抱いてしまったのだが)。

今年の夏、3時間弱に及ぶ手術を受け、「人生には限りがある」ということを強く感じるようになった。

せっかく良い部署に配属されたのだから、限られた命を生きるうえで仕事を一生懸命にこなすことが今の目標。
秘書も憧れるけれども。

治療中の身、クマ医師からは「ストレスは禁忌」と言われている。

従い、今後の人生を生きるにあたり、ストレスと思しき存在は「見えなーい」と解釈し、スルーしよう。
今一度、強く思う。


今日の夕食は冷凍のお好み焼き、ファミチキ。レンジでチンしただけなのに自炊した感がすごい。


あまり食欲が無いんだよな~といいつつ、昨日貰ったシガーロールをデザートに。
(1日3本まで←規則)


インフルエンザ明けでまだ体調が本調子ではない。

今宵のお風呂のお供はクナイプ。


…湯船に浸かりながら苦笑する。

今月初旬までの治療を受けていた。
皮膚が盛大に荒れる治療である。
主治医の天使先生に、
「入浴剤を入れた湯船に浸かってもいいですか?」
と尋ねた。
ネットでNGだと見たような気がしたので。
でも、
「大丈夫。いつも通りにしましょうよ」
と笑いながら天使先生に言われてホッとした。
「入浴剤は、バスクリン?」
と訊かれて、バスクリンもたまに使うくせに
「…いや、フランフランとかクナイプとか…です」
と見栄を張ったこととか、すでに懐かしい。…苦笑が止まらない。

再発しない限りもう二度と会えない先生だけど、時々ふっと思い出す。
黄金色に染まる日の光と色づく葉が瞼に染みる、秋という一つの季節を笑いながら二人三脚で過ごしたあの治療の日々を。

天使先生の治療が奏効するはずだからきっと大丈夫。
自信を持って、限りある命を大切に生きよう。
もう会えないかもだけど、私は私の人生を全うするよ。ありがとう、天使先生。


明日はボーナス支給日。
マツキヨで「大人のバスクリン」でも買おうかな。



Neo Universe

2023年12月13日 | Weblog
今日は水曜日なので王将のクーポンを使い、餃子2人前を1人前の価格で食べた。
浮いたお金でレモンサワーもグビグビ!!
いや~、病み上がりの酒って美味いな。






捺印ポイントが25個貯まったので、来年一年間有効の5%引きのカードと250円の券2枚をゲット。
来年もお世話になりまする。


先月、治療で一ヶ月ほど会社を休み、そのあいだ、他部署の子に業務を代わってもらった。
お礼をしたらお礼返しをもらった。
お気遣いいただいて申し訳ない。
ヨックモックのパンダちゃんシガーロール。
そして彼女の家で実ったという果実。

シガーロール、やっぱり美味しいなあ。1本で止めておこうと思ったのだが止まらない…!!


Lindtのクマちゃんチョコ。

私がクマ好きだと知っていてのチョイス。泣けるっ!!


昨日も書いたけれども、今年は本当に良い一年だった。
病気になったことは嫌だったけれども、このような優しさをいただいて、とても幸せ。



部内で「#クソ物件オブザイヤー2023」の話で盛り上がった。

「#クソ物件オブザイヤー2023」が決定。3位は歌舞伎町のジェンダーレストイレ、2位はビッグモーターの環境整備

「歌舞伎町のジェンダーレストイレって男性が使用するときには警備員にクソ申告が必要なんだろ?ほんとクソだよな」
という話で大盛り上がり。
朝から盛大に笑ってしまった。

と思えば「これよろしくね」とさらっと仕事を依頼されて真剣モードに突入。
取引先へのメール作成なのだが、時候の挨拶なんぞ脳で考えるまでもなく指先が勝手に動いてしたためてくれる。
「こんな文章でいいですか?」
と見てもらうと、
「いいね。なんだか俺の秘書っぽいな!わはっは」
と言われ、欣快の至り。

秘書検定1級とビジネス文書検定1級を取ったのは無駄じゃなかった。
やっと生かされる部署に漂着できて本当に良かった。


部署異動で楽しく仕事ができるようになり、病気をしたことで人生観が変わり、今年はなんだか生まれ変わった気持ちでいっぱいである。


L'Arc~en~Ciel「NEO UNIVERSE」-Music Clip-


まさに「生まれ変わる季節」である。

王将のアプリをインストールすると毎週お得に餃子を食べられるという発見も、今年の最高の喜び。



今年の漢字はいい感じ

2023年12月12日 | Weblog
インフルエンザホリデー、ラスト。
解熱から48時間が経過したので、遅めのランチへ。
和幸の平日限定ランチをば。



さすがに胃袋が小さくなったのか、キャベツのお代わりができなかった。
お腹いっぱい。
美味しかった。




今年の漢字一文字は「税」とのこと。

今年の漢字「税」に決まる 過去28年間分も解説【1995年~2022年】

…ちょっとしっくりこない。
物価高騰の「騰」かなと思っていたので。



私個人の今年の漢字一文字は「仁」。
「仁」とはいつくしみの心。

今年は心療内科のクマ医師をはじめ、順天堂大学病院の医師や看護師たちの「いつくしみの心」を感じる一年だった。

手術前、台に横たわった瞬間から私の周囲はわちゃわちゃしだした。
麻酔科医や看護師がトランス状態で心電図やら何かの器具を私に装着してくるので軽くパニックになった。
「何?え?何?」

わちゃわちゃしている人々の中で、唯一、落ち着いて立っている人物が見える。
三味線先生である(私の主治医1)。
私の病気の第一発見者である。
「先生、こわいです」
と、縋るように言うと、三味線先生は私の両手を包み込んで、
「この大きさはハンドボールぐらいかな」
と気を逸らすようなことを一生懸命言ってくれてた。


どこかでずっと自分には「私なんて」と思って生きていた節がある。
でもそんな私を生かそうと必死な人たちがたしかにいた。
しかも頭のいい人たちが私の命を何とかしようとしてくれていた。
その事実が「自分は生きていてもいいんだ」って思わせてくれた。
皮肉なことに、病気になって治療されていく過程で私の自己肯定感は高まったんである。

医療従事者のみならず家族や友達や同僚たちからもあたたかい気持ちをいただいた。
どん底に落ちた分、見上げた空の面積や降り注ぐ光の量が例年よりも多かった。
良い一年だった。


入院した夏の日の空。
新海誠監督の描く空のようなダイナミックな青空が眩しかった。


初めて順天堂大学病院に行った夏の日。
「これから私はどうなるのだろう」と不安でいっぱいだったあの日も空は高く、神田川沿いの木々は青々と茂っていた。


先日の通院時。
日差しが柔らかくなり、木々はその彩りを暖色系にシフトさせていた。


季節は確実にシフトしている。
そろそろ年の瀬。
来年は穏やかな一年になりますように。

とりま明日から仕事。
休んだ分、頑張らないと!


生まれ変わったら道になりたい君へ

2023年12月11日 | Weblog
昨晩は血痰が出たのだが、今日はそのようなことがなかった。
そろそろインフルエンザが抜けきりそう。
免疫力が下がっているときは食べない方が良いんだろうけれども、今日はどうしてもお寿司が食べたかったので買いに行った。
変な時間帯(夕方)に行ったので3割引き。ラッキー。


吉熊はサーモンが好き。さすがクマの子。


18時ぐらいにさっさと風呂に入る。温泉気分♪



衝撃的なニュースを知った。

【生まれ変わったら道になりたい】側溝男が3度目の逮捕 母親は「側溝に入りたい気持ちはわからないけど本当に優しい子」
2023.12.11 07:00 女性セブン


ああ!江戸川乱歩の人間椅子みたいな人、…道になりたいって言った人か!!覚えている!!
たしかこのブログにも記した記憶。

2015年11月10日 道

8年ぶり3回目の犯行とのこと。
8年前のときは同僚たちと「『道になりたい』って!!ウケる!!」と笑いながらネタにしていたが、三度目となるとちょっと考えさせられる。
マイノリティーな性癖を満たすためには犯罪を犯さなければならないという犯人の苦しみについてを考えると沈痛な気分になる。
側溝の網目から見上げる空の色はきっと孤独な色だったに違いない。
誰も分かってくれない孤独、止められない衝動を前に彼はなす術がなかったのだと思う。

側溝への想いは抱きつつも、なんとか再犯しないで済めば…。
というのは、薬物への依存を抱きつつも何とかやり過ごしていらっしゃる作家を私は推しているから。


嶽本野ばら先生のエッセイ「落花生」の帯にはこう書かれている。


僕がしなければならないのは、
薬物への渇きを
断ち切る作業ではない。
欲しいと思いながら、
恥ずかしくない方法で
生き延びていくことです。

そんな気概で臨むのも一つの方法かな、と。

私自身は犯罪に抵触するようなフェチズムは持っていないのだが、もし、このようなシチュエーション(理性で欲望を抑えないといけないとき)に遭遇すると「落花生」の帯を思い出す。
欲望を抱くのはアリだけど、「恥ずかしくない方法」で凌ぐ、と。

今日は日がな一日、永山則夫を読んでいたのだが、「落花生」をつまみ食いしていたら止まらなくなってきた…。
インフルエンザなので早く寝なければならないのに。
野ばら中毒に溺れる私。
…側溝男に物言える立場ではないよな…。


咳をしても一人で少年色のメルヘン

2023年12月10日 | Weblog
9時に起床。インフルエンザのくせに熟睡できた。
ちゃんとお腹も空く。なんなら普段より食欲旺盛で困る。
朝食はレトルトのお粥、みかん、冷凍春巻き。


お箸は菊の紋章入りだったりする。
★のデザインがかっこよくて皇居で即買いした思い出。


昼過ぎにハーゲンダッツを食べた。
熱はすでに平熱に戻っていたのだが、冷たくて美味しく感じた。
果実感たっぷりのストロベリー味が好き。


ちょっと掃除や片付けをしていたら、夕方、空腹に。
煙草を買うついでに和幸でヒレカツ丼をテイクアウトしてきた。
美味しくて一気食い。



今日は本当に掃除以外ほとんど何もしていない。
あ、第九のチケットを発券したんだっけか。
今年も日フィル&コバケン(指揮)でキメた。
毎年感動するのだけれども、今年は病気を乗り越え、部署異動で心がすっきりしているので、一層心に響くだろう。


あと、今日はYouTubeで「少年色のメルヘン」を聴いて、脳内がビンビンと覚醒した。

『少年色のメルヘン』 橋本潮


「おもいっきり探偵団覇悪怒組」EDテーマ。
毎週日曜日の朝、あの番組を楽しみにしていた小学生の私。
ちょうど朝食の時間帯にあの番組が放映されていた。
母が何パックかの納豆と刻んだネギを丼に入れ、それを家族で分配して食べた。
他には焼きたての玉子焼き、お味噌汁。
母、父、幼い妹と弟。みんなで食べた納豆の味。
なんであんなに美味しかったんだろう。

エンディングの「少年色のメルヘン」の頃にはご馳走様。
日曜日の朝のワクワク感、そして「少年色のメルヘン」の爽やかな曲調が茶の間に充満し、朝の光に照らされてキラキラ光っていた。

ドラマの中に出てくる自分と同じぐらいの少年少女が眩しかったのも記憶している。
「東京の子ってやっぱり違う」と初めて感じたのはこのドラマだった。
男子と女子が一緒に何かを行うという風習がうちの学校にはなかったもので。



最終回のこのシーンで父がちょっと泣いたのも記憶している。
涙目で「いいねえ、こういう番組」と呟いたのである。
父は当時、子どもが好きな番組を酷評しがちであったのだが、この番組は彼的にOKだった。
江戸川乱歩の「少年探偵団」を髣髴とさせるからだと述べていた。

両親も70歳を超え、妹も弟も家族を持った。

家族LINEで「少年色のメルヘン」の話題を投下しても「は?」「リョーコがまたノスタルジーに浸っている」と既読スルーされるに違いない。

リアルな感じで、まさに「咳をしても一人」(By尾崎放哉)。



予感的中

2023年12月09日 | Weblog
9時半に起床。
う~ん。怠い。
熱は36.9℃。
「まあ一応行っておくか」と近所の内科へ。
「熱があるんですけど」と受付に行ったら、隔離されて待たされた。
問診表を書き終えたあと、看護師に「コロナとインフルエンザの検査しますか?」と訊かれた。
価格は3000円ほどらしいので、することに。
鼻の奥に綿棒を挿入され、雄叫びを上げてしまう。痛かった…。涙が出た。
15分後、別室に案内された。
医師と患者が塩ビ板で仕切られており、窓が開けてある部屋だ。
しばらくすると医師がやってきた。
私は礼儀正しいので、起立して「よろしくお願いします」と挨拶をするが、男性医師(チャラい)が「いいです」と両手で制した。

検査キットを手にして説明するチャラい医師。喋り方とかYouTuberみたい。

医「左端のラインは検査が完了しましたよというサイン」
私「はあ」
医「真ん中はコロナの結果」
私「はあ(何もないということは陰性か。よかった)」
医「右端のラインはインフルエンザの結果」
私「あれ?線がありますね。インフルエンザ、陽性ですかね」
医「ご名答!!!」


ご名答\(^o^)/

6年ぶり2回目のインフルエンザに感染した。(こう書くと甲子園出場みたいだな)

昨晩の予感は的中。
上司にLINEで報連相。

会計を済ませ、いつもの薬局へ。

行く前に一応、連絡した。「インフルエンザなんですけど行ってもいいですか?」と。
薬剤師さんは快く「来てください」と言ってくれた。神!

インフルエンザの処方薬。
「オセルタビルカプセル」(タミフルのジェネリック)

飲んだ瞬間に平熱に戻った。
他にロキソニンと咳止めのフスコデ配合錠。


こちらは心療内科の薬。

ハルシオンとマイスリーの在庫がカツカツだったので、今日無事にゲットできて安心した。
2週間でこれだけの薬を飲む。他にも別件の病気の薬を10年間処方される予定。
薬が主食みたいになっている。


帰りに公園の紅葉がとても綺麗でうっとり。
病に伏せども綺麗なものをキャッチする能力は失われていないようだ。



購入したフルーツサンドをいただきまーす!!




メルヘンのクマの可愛さは異常。


OS-1もじゃばじゃば飲んじゃう!!これ、初めて飲んだんだけどすげー美味いのな。高いけど。


夕ご飯。
パオパオの餃子、レトルトのお粥。みかん。
普段は外食が中心で自炊しない人のインフルエンザ籠城食って、みんなどんな感じなのだろう。
(包丁NG,ガスNG)



水分補給と睡眠と薬でなんとか乗り越えようと思う。
頑張れ、私の体。


オラ、ゾクゾクすっぞ!

2023年12月08日 | Weblog
心療内科デー。
一ヵ月ぶりに駅そばでキメる。


コロッケと山菜の冷たいそば。


一ヵ月ぶりなのに店員さんが私のことを覚えていてくれ、何も言わなくてもネギを多めにしてくれてて泣きそうになったよね。
ありがとうございます。


一度帰宅して心療内科へ。
待合室に患者さんが3人しかいなくて拍子抜け。
待ち時間は1時間。快挙!!

患部にできた治療の跡が痒くて辛いと言ったら、下着の素材を工夫してみては?とクマ医師。
もはや精神科医ではなく、私のお母さんみたいである…。

あと仕事のストレスがなく、社会復帰もすんなりといったと言ったら吃驚していた。
去年の今頃は本当に辛かった。
今後も年末が来るたびにパワハラをされて自殺を考えていたことを思い出すんだろうなとぼんやりと思う。
その旨をクマ医師に言ったら「いきなり怒鳴られるとか、あの頃は本当に大変でしたよね。でももうあんなこと、今の部署では起こらないでしょう?」と言われ、たしかに!って思えた。

処方変更なし。
マイスリー、ソラナックス、パリエット、防風通聖散、ハルシオン、デパケン、酸化マグネシウム錠、ビオスリー。


帰宅してゾクゾクするので体温を測ったら38℃!(平熱35℃)
気休めに葛根湯を飲んでみる。


煙草が不味い。

鼻水も出てないので、もしや?と思う…。
こういう時の予感って大抵ドンピシャなんだよな…。


2024年5月17日!!

2023年12月07日 | Weblog
昨日の晩から少しだけ咳が出る(電車の中や仕事中は我慢)。
この前まで受けていた治療の副作用を確認するとたしかに肺炎を起こしやすくなると書いてある。神経質になる必要はないが一応ちょっとは気を付けようと思った次第(煙草は吸っている)。

今日は暑くて12月とは思えなかった。日中は20℃を超えており、日差しの下だと暑く感じるほどだった。
いつかの「今年の漢字一文字」は「暑」だったけれど、今年も「暑」でいいと思う。むしろ過去一番の暑さだったので「暑」じゃないとおかしいんじゃね?とすら思う。

夕食は丸亀製麺。「肉がさね 玉子あんかけうどん」(並盛)。
ちょっとお肉の食感がパサパサしていたけれど、七味やネギで味変しつつ完食。


食後、図書館で文春を読んだ。渦中にある林真理子先生だが、文春の連載のなかではあんな騒動を微塵も思わせない。さすが作家。
そうそう、何号か前の文春で林真理子先生がヤクルト1000を飲んで体調を整えていると書いていて、私も飲もうと思い、自販機で購入した。帰宅後さっそく飲んだのだが、普通のヤクルトとあまり変わらない味のような…。



嶽本野ばら先生がきっかけで知り合ったお友達が私が使っているヘアケア剤「リッチシルキージェル」を購入したそうだ。
使用感がとてもよく喜んでいた。
つやつやするのにベタつかない優秀なヘアケア剤なのである。髪が本当に絹のようになるんである。

私も使い切りそうなので新しいものを購入。
長崎県の美容室からのお取り寄せ。
本当、髪の毛には投資しているわたくし。




帰宅後、ネットを徘徊。
来年2024年5月17日、嶽本野ばら先生原作の映画「ハピネス」が上映される。
予告動画、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

映画『ハピネス』特報 2024年5月17日(金)公開


橋本愛、吉田羊、山崎まさよしが参加! 嶽本野ばらの小説を映画化「ハピネス」初映像&ポスター披露

なぜ今、「ハピネス」なのか。
正直、「お、おう…」と感じている読者も多いと思う。
でもこの動画を見て納得!
今の若い人がこの映画を観ても共感や感動を得られるのではないかと。
「ハピネス」の主題は「自分らしく生きる」。
このメッセージは、今の不確かな世の中において、色々な人へのエールになり得ると確信。

窪塚愛流くん、大きくなったなあ。お父さん似のイケメンになった。
山崎まさよしさんが父親役っていうのも気になる。歌手としての側面しか知らないので、どんな感じなのだろうと楽しみ。

あ、主人公たちは原作通り、資生堂パーラーで国産伊勢海老と黒鮑のスペシャルカレーライス(サラダ、コーヒー付き)¥15,000を食べているな…。

資生堂パーラー 銀座本店
国産伊勢海老と黒鮑のスペシャルカレーライス(サラダ、コーヒー付き)¥15,000
(ご予約のみ)


「自分らしく生きる」って、なんなんだろうね。
そもそも自分らしさって、何?

こんなふうに嶽本野ばら先生はいつも読者に宿題を与える。

色々あったけれど、こうやって映画化されるような小説を書き読者に夢を見させてくれる野ばら先生を好きでいて良かった。
映画化されなくても好きだけど。

公開日の2024年5月17日までは、何が何でも病気が再発しませんように。とりあえず、それが目標。



肥料と水

2023年12月06日 | Weblog
今日は上司にたんまりと仕事をもらい、ひたすらスキャン、スキャン、スキャン。
スキャンするべき資料に面白い情報などがあるとついチラ見してしまう。
背後を通り過ぎる上司に「ね、それ、面白いよね」と指摘される。
ギクッ!!
目の前に座る同僚も舌が柔らかくて本当に面白い。毎日笑いっぱなし!!


自分は今、人生で一番幸せなのかもしれない。
ふと思う。
他人から見たら独身で病気持ちで…って思われるかもしれないけれども。

他人のペースに巻き込まれたくない巻き込みたくないと心から思う自分はやっぱり結婚や出産をしなくて本当によかったと強く思う。
何を考えているのかわからないリスキーな他人よりも、私は資産価値のある「マンション」と「結婚」をしたかった。
掘り出し物の物件と「結婚」できて本当に満足している。

病気はけっこう大変だったけれど、経験して一皮むけた感じがする。
辛い治療は回避できたし、尚且つエビデンスに基づいた今の治療に満足しているし安心している。


元々有給は何十日もあった。
私がずっと頑張って「何かあったときのために」と考えて残しておいたものだ。

上司や社長の理解があり、今回その有給を心置きなく使えたことは本当によかったし、ありがたいと思っている。
勤続23年、歯を食いしばり、時には精神を病みながらも会社に在籍した甲斐があった。

なので今は本当に幸せ。
何の不満もなく生きられることがこんなにも幸せだとは思わなかった。

去年の自分へ。
大丈夫。痛みに耐えた分、将来、明るい未来が待っているよ!!

もし、未来に辛いことがあっても、きっと乗り越えられるだろう。
不幸な出来事は「自信」を培う肥料だったんだ、きっと。

感慨に耽る吉熊。

(この前の帰省で母が吉熊のお鼻を整形してくれた。若返った)

夕食は王将の餃子と炒飯。
餃子を食べているときが一番幸せ。


Francfrancの湯に浸かる時も幸せを感じる。


明日も幸せでありますように。

不幸は肥料、幸せは水なのでは?と、ふと思う。
それらがバランスよく在ってこそ、土壌は豊かに育つのではないか。


そういえば今日は記念日。
はやぶさ2カプセル帰還から3年!!
あの日は忙しかった。
野ばら友と銀座で会って、深夜3時に相模原のパブリックビューイングではやぶさ2カプセル帰還を見て、翌日は豊洲の上坂監督のイベントに行ったんだ。

駆け抜けた週末

自分の人生で3本の指に入るほど興奮した日。