おばさんの料理教室

家庭菜園の野菜を使い皆で料理を楽しもう

おばさんの料理教室No.1502 土佐の文旦 

2014年02月18日 | 日記

野菜と花を育て美を眺め食を楽しむ

                             土佐の文旦 

  

先日、過去に訪れた親交のある、土佐の早川農園から無農薬の見事な文旦と皮むき(ムッキー)が贈られて来た。文旦の出荷時期は2月中旬~3月中旬と短い。

実の部分は大変美味しく食べ、皮の苦味のある表面を取り去り、ジャム・ママレードや簡単な砂糖煮が美味しい、皮の表面の薄皮は苦くて食べられないのでピーラーで取り除く。

大きさのクラスは5段階あり、小さい物はM(10cm)写真の物は2L12cm以上14~15個で10kg8000~10000円)。

文旦は高血圧の薬で、ビタミンC・Pやその他のミネラルを多く含み、特に土佐の分旦は糖が果糖で蜂蜜の成分の甘みで上品な甘さである。

原生地は東南アジア中国南部・台湾などであり、日本には江戸時代初期に渡来した。ブンタンは、広東省の通商船船長「謝文旦(しゃぶんたん)」の名前から取ったと言われている。

              文旦皮むき器 『ムッキーちゃん』

   

ムッキーちゃんは文旦だけではなくて、八朔、グレープフルーツ・オレンジ・などには勿論、牛乳パックのリサイクルの際に切り開いたりするのにも大変便利で、1年中を通して使える。文旦のまん中にムッキーちゃん(白)をあてグルッと一周 切れ目を入れて中身を取り出します。おへその部分に指を入れて割り、ひと房ずつに小分けムッキーちゃん(黄)の内部のカッターに芯をあてて、スライドさせる。切込みが入った所から薄皮をむけば簡単、あっと言う間にむける。 

             *文旦の皮の簡単砂糖煮

               

①  文旦の中身は食べ、皮300gはピーラーで薄くむく。

②  薄くむき取った肉厚な物を適当な大きさに切り、少量の重曹で2~3分煮て、水を絞り、新たな水に1晩晒して置く。アク抜き汁はお風呂に。

③  ②の水を絞り、砂糖100gで煮詰めて出来上がり。

              文旦の皮のアク抜汁のお風呂 

文旦2個分のアク抜き汁は役2ℓでお風呂に使います。

     

  昨年の昨日のブログ

            *紅心大根・赤大根の甘酢漬け

紅しぐれ大根『赤大根』は表面だけでなく中も赤紫色の大根。ポリフェノールの含有量が多い、酢と合わすとピンク色になる。見た目も楽しく、シャキシャキ感があり美味しい。地面の部分は色が薄い。紅心大根は中身が緑色。

 

  

            左が紅しぐれ大根右が紅心大根

① 紅しぐれ大根500gの皮を薄くむき、2~3mmの銀杏切りにして、塩小匙1をまぶして30分置く。

② しんなりしたら水を絞り、酢150mℓ・砂糖大匙4・昆布茶塩少々を混ぜて冷蔵庫に半日も置けば出来上がり。

*千切りにして、ドレッシング、魚と炊いても美味しい。

 

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