年始のテレビ番組。
森三中の村上さんや、清水ミチコさん、夫婦漫才のさゆりさん…などなど、芸能人の主婦が集まって、主婦の腕を競っていました。
その目的は、どれだけエコか…というもの。
掃除のコーナーでは審査員が──松居棒で有名な───松居一代さんでして、みんなが競ったあと、“こういう方法がいいですよ”と紹介してくれます。
松居さんは、キッチンの後片付けで…。
お皿の汚れを、四角く切った牛乳パックで削ぎ落とす。
焦げたお鍋は、重曹とリンゴの皮と水を入れて火に掛けてから落とす。
納豆が入っていた小鉢は、お酢を入れて粘りを落とす。
食器を洗う時は、洗剤ではなく重曹水でつけ置いてから洗う。
──など、そりゃもう家計にとっても地球にとってもエコな方法を披露していました。
そして、VTRで洗濯の場面を紹介することに…。
松居 「洗濯機は、私にとって一番大事な電化製品でしてね…。洗濯物がたまっているのが凄く嫌なので、
ちょっと洗物が出ると、すぐ洗濯機を回すんですよ。1日に、そうですね…4~5回くらいは回します」
──って、おいっ
松居 「それでですね、私は洗剤を使いません。これを使うんです」
──と見せてくれたのが、洗剤いらずのドーナツ型の道具。
そして更に、
松居 「重曹とかを使うので、すすぎの水は少なくてすむし、海も汚しませんよ~」
──と、得意気に紹介していました。
んがっ
1日に4~5回も洗濯機を回すと聞いて、どこがエコなんだと思うのは私だけか?
そのあとの、洗剤を使わないからすすぎの水は少なくて済むとか、海も汚さないとか…何の説得力もなくなってしまっていると思うんですけど?
エコというのは、改めてバランスが大切だと思いました…。