錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

サルは来ぬ

2017-05-13 19:27:09 | 本歌取り
昼前でした。
やられました。

錆鉄人は晴耕雨大工で玄関先の下地の整備
天女は二階で6月に我が家に泊まる台湾の高校生の為に布団の準備をしていたのですが・・・

「おとうさーん、いるわよ!」
と言いながら階段を駆け下りてきました。


天女は外にサルがいたといふ
ほんとにサルがいたといふ
錆鉄人は驚いて庭を見る
桜若葉の間に在るのは
切つても切れない
むかしなじみの電柵線だ
どんよりはげた畑のぼかしは
黄緑色のいもの若芽だ
天女は遠くを見ながら言ふ
あそこの電柵の向こうに
さっきは確かにいたのといふ
(といふ事で、錆鉄人はその辺りめがけてロケット花火を打ち込んだのでありましたが、
時既に遅く畑のネギが壊滅状態・・・)
頭にくるサルの話である。

   錆 光太郎
(最後の方がうまくまとめられなかったので本歌は省略します)



こんな所までネギが食べ散らかされていて



でも、エンドウはまだ花も咲いていなかったので無事
他にはサツマイモが1本引っこ抜かれていただけで、
タマネギもニンニクも無事で、今までと比べれば被害は「軽微」




終わりかけの菜の花も無事に種が出来そうです。

という事で、

菜の花の揺れる畑にサルの群れ、早も来去りて葱食い散らす、 サルは来ぬ

   錆 信綱


卯の花の、匂う垣根に 時鳥、早も来鳴きて忍音もらす、 夏は来ぬ
   佐佐木信綱
コメント
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