錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

大干ばつ

2020-09-01 11:35:19 | 田舎暮らし
史上空前の長雨の後、天女さんちの周辺ではほぼ1か月もの間、全く雨が降っていません。

正確に言えば降水量にカウントされず、道路に雨滴が点々と付く程度の雨が2回あっただけです。

という事で、天女さんちでは毎日、朝・夕で1時間半は畑に水やりを行い、

里芋にはポンプで3日に1回大量に散水しています。

(別に野菜を売って生活うしている訳ではないので、全滅しても問題はないのですが・・・

 野菜がかわいそうなので水やりをしているのです。)

それでも暑さに弱い野菜が次々と枯れています。


一昨日に播いた大根畑



今朝も水をたっぷりと撒いたのですが、たった4時間でもうこんな状態、発芽するかどうか心配です。

ミカンも1本にバケツ1杯分は水やりしているのですが・・・



落果が多いのは水不足ではないかと思っています。


アイスクリームバナナも新しく出芽した孫苗2本はほとんど成長していません。



あまり日差しの当たらない半木陰の鉢植えのアイスクリームバナナは元気で、

分離して移植してから2枚目だったか、3枚目かの新しい葉が伸び出しました。






こういう日照りの時、数年前までは田んぼの水争いが激烈でした。

夕方に田んぼに水を入れようと、用水路の分岐に石をおいて、

用水の一部が天女さんちの田んぼに入ってくるようにしても

それを監視していた人がいたのかと思うほど、すぐに止められてしまって

翌朝、田んぼを見ても全然水が来ていなくて溜まってもいないという状況が常でした。

少ない時でも、水を分け合おうとしない傲慢な人がいるものです。

しかたがないうので、天女さんちでは2インチのポンプを買い横の大川から水を吸い上げて給水させていました。

もう1本の用水路は水が豊富で、天女さんちの田んぼとは高低差があるので、

はるばると100mほどホースで給水するようにもしました。

しかしながら、ここ数年で高齢化により田んぼの耕作を放棄し、大規模農家に任せる人が増え

その大規模農家は耕作しやすい下流域の大きな田んぼを米作りにして、

天女さんちの周辺の田んぼはほとんど「そば」作りにするようになり、

そばは湿った土では発芽しないし、給水もいらない上、

さらに米を作っている田んぼも草刈りも水管理もしないので

用水の水を使う人がほとんどなくなり、

ポンプでの給水もホースでも給水も必要なくなりました。


しかしながら、これだけ降雨がないと大川の水量が減ってしまって、用水路に水がほとんど流れて来なくなっていました。

という事で、昨日は用水の取り入れ口に行って、取水口の泥を除去し、

さらに石で流れを変えて、取水口に水が来るようにするのに2時間近くかかりました。

今朝の天女米の田んぼ



刈り取りで2週間余り

台風が来て稲がつぶれずに、おいしい天女米がたくさん収穫出来ますように!
コメント
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