知人から亀裂があるからといって無料でもらった500Lのローリータンクですが、
ホットメルト(グルーガン)で亀裂を修理したので、次はいよいよ貯水試験!
しかしながら、裏山の湧き水は1分間に1L程度なので
修理した亀裂の位置(ほぼ300L)まで貯まるには5時間もかかってしまうのですが
途中経過も観察したいので、貯水試験は翌日にする事にしました。
という事でしたが、朝早く目が覚めて考えていると・・・
ローリータンクのフタの穴(直径40cm位)に頭を突っ込んで内側にもホットメルトを溶着し
修理箇所の強度を高めたほうが良いという結論に達しました。
実際にやってみると・・・
溶着状況が良く見えないので、何回も繰り返し溶着して外側よりも厚く塗りました。
そして、いよいよ注水開始!
本当はパイプを買ってきては如何する予定だったのですが、
小屋の2階にある2インチのホースを使用する事にしました。
2インチのホースの中に20Aのパイプを差し込んでロープで縛り
2インチのホースは雨樋用のパイプの中に突っ込み、その先端をローリータンクに差し込みました。
しばらくして貯水槽の中の水温を測定すると
排水に関しては複雑な事を考えず、
横の水路のコンクリートの高さが水量的には約250Lの位置なので
排水ホースを水路に垂らせば250Lを超えた水は自動的に排水されるようにしました。
約4時間後、漕艇通りに排水が始まりました。
この時の戸水槽の中の水温は・・・
気温は20℃程度だったので、気温が30℃位になっても水温が20℃位に収まってくれそうな・・・
単なる希望的観測ですが・・・
そのままにして、数時間後にタンクを見ると・・・
あれれっ?
水量が400L近くになっていました。
排水ホースは平らに折りたたんで巻いてあったので、
そのクセを押し広げて入った分の水を排出するだけの水圧がなかったという事でした。
この時の亀裂を修理した部分を見ると・・・
全く漏水していません!
(中の水が冷たいので、表面は汗をかいていましたが・・・)
ホットメルトによる修理は完璧でした!(内側からも修理したのが良かったのかもしれません)
このままではあふれるまで水が入ってしまうかもしれないので・・・
ホースの中に棒を入れてホースに隙間を作ってやると・・・
ドバドバと排出され、やがてコンクリート高さと同じ水位になりました。
しばらく、このままで日中の温度上昇をチェックしようと思います。
ところで、修理に使ったグルーガンのスティックは表面に4本、内側に6本でした。