全米テニス 四回戦観戦中!

2013年09月03日 | マイブーム -

ロジャー・フェデラ―の全米が終わった・・・。

第四回戦、敗退。

 


予定ではメインコートの第三試合が、雨の中止で何時間も待たされ、
結局は・・・コートも変わり、読めない状況の中、気がついたら
(今朝起きたら) 1セット目をとられていた。
私も、ずっと徹夜をして待っているわけにもいかなかったので、
仕方がなかったが・・・・・1セット目を観られなかったことが
とても残念だ。
この1セット目が、最後まで影響を与えたと思う。
ほんのちょっとしたことで、試合の流れが決まってしまう。
何度も何度もチャンスを手にしながら、決定力に欠けてしまった・・・。

彼は、いつも平常心のような姿勢で、顔色を変えないが・・・
第一試合の時に、勝ちを急ぐかのような動揺したフェデラ―を
ほんの少し観たけれど、今日は 全体的に そういう印象を持った。
今まではあまり感じなかった、焦りが出ていたプレー。
相手のリターンを読んで、頭脳戦のように 想定していないところに
打ち込んで行くことが多かったフェデラ―だけに、今日は・・・
そういう場面が少なくなったのが痛いところだ。 
相手の攻めの気持ちが強かったとはいえ、彼のミスも多かった。
今まで負けたことのない選手でありながら、不本意な結果となった。
次の試合は、順当に勝てば、ナダルだったかもしれないのに・・・。

フェデラ―の試合が終わった途端、ちょうどメインコートでは、
ナダルが同じように1セット目を落とした。


私も、どっぷりと疲れてしまった。

このところ、自分の心が かき乱されることが多く、いつもどおり
対応して、平常心で過ごしていくことの難しさを感じている。
昨日も、落ち込むことがあって、なんとなく元気がない感じ・・・。


    

マスコミの言いたいホ―ダイ報道は、フェデラ―の精神性に
何も影響を与えていないはずがない。
特に、「フィジカル面の低下」 を指摘されると、それは当然のこと。
けれども、31歳目前の時も、全英で優勝している。
今年の全米も、32歳のヒューイットが、24歳の長身:デルポトロを
フルセットで闘って、競り勝っている。 スゴイ試合だった。
何よりも、強い 「勝ちたい気持ち」 が、勝敗を分けることが多い。
是非とも 怪我を治して、今は絶好調のナダルのように、復活してほしい。


フェデラ―の焦ったようなプレー、ミスの多い単調なプレーは、
可能な限り、観たくはないが・・・・
それでも、王者が敗退していく時の 「潔さ」 や、 「ねばり」 は、
私にとって 学ぶべきものがたくさんある。
私は、彼の “人としての素晴らしさ” に魅了されているから・・・。

今回は、深夜であろうが、昼であろうが、ライブで全ての試合を
観戦して、フェデラ―を追いかけてきた。
余裕のある往年のプレーも観戦できたが、やはり早めの敗退だ。

   

フェデラ―が敗退したことで、全米をイレギュラーのスケジュールで
観戦することが、私には なくなった。
来年、彼がまた、どのような試合を こなしていくのか・・・
そちらに注目したい。

マッケンローが、「もう二度と、フェデラ―はグランドスラムでは
勝てないだろう 」 と断言したが、その言葉を くつがえしてほしい。
今年は、怪我で苦しんだからこその(周囲の)様々な反応だったが、
身体と心は連動しているから、心身のリカバリーが必要になる。

試合後、彼は、「この数カ月、体調が 安定しなかったのが 要因だ。
自分でもショックだが、練習するしかない 」 とコメントしている。

私も、同じような状況なので、ここで、踏ん張りたい!


   
それにしても、やっぱり全米は、屋根をつけてほしいなぁ。
いまかいまかと・・・何時間も、待たされるのは・・・
プレイヤーにとってもファンにとっても、キツイ。
フェデラ―は、第一試合も、雨で順延になった・・・。