Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

知らない路地を曲がるとき

2012年12月14日 | 書籍・映画・音楽
1987年NHKドラマ「雨月の使者」のロケ地が判明した。ドラマの最後、豚九が廃屋ビルの屋上で月見草を咲かせるシーンのロケーションがずっと謎だった。遠景に新宿副都心の高層ビル群が見え、舞台となる廃屋の屋上には特徴的な通気口が並ぶ。先ずはNSビルと京王プラザホテルの位置関係から方位は副都心の南西と判断。更に高層ビル群からの距離を目測。ドラマ撮影当時、既に崩壊寸前の廃屋であったことから建替えられた開発ブロックを探す。そして見当をつけたのが初台にある「東京オペラシティー」。建築前を調べると東京工業試験所とある。早速取り壊される前の試験所画像を検索。ドラマに映っていた屋上の特徴的な通気口を見つける。ドラマのロケ地がここであったことに確信を持つに至る。建屋は1992年に取り壊されたとのこと。もう少し早くにこれに気づいていれば現場を見ることも出来たことが悔やまれる。
東京工業試験所記録フィルム
コメント (7)
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その檸檬の周囲だけ変に緊張しているような気がした。

2012年12月14日 | 書籍・映画・音楽
「MonoMax」なる雑誌2013年1月号の付録にCOACHの万年ペンが付くと知りアマゾンで予約していた。今日その雑誌が届けられた。定価790円の価格にしてはそこそこ質感のある万年ペンであると思う。インクカートリッジも2本付いており良心的。残念なのはキャップのはめ込みが非常に固いこと。従ってキャップを開けるのも一苦労となる。気をつけないとペン先を傷めてしまいそう。非力な女性だと勢い余ってインクを飛び散らせてしまうかもしれない。それくらい固いのだ。まあこれは未使用でコレクションとなりそうなのでいいか。万年ペンの付録では雑誌Lapita2006年6月号のスタンダール「赤と黒」にちなんだ万年ペン、2005年11月号の梶井基次郎「檸檬」にちなんだ黄色いペン軸の“ミニ檸檬”も未使用でコレクションしている。因みに今はなき京都丸善(書店)で買い求めた文庫本「檸檬」は今も大切に本棚にある。雑誌付録のペンよりは余程大切なコレクションなのだ。
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