復刻版のロッテコーヒーガムを買う。ディスコンから実に20年ぶりの復刻となる。小学生のときは遠足などのおやつで買ったことを思い出す。当時の値段は30円程度だったと思ったが今回は90円だった。大人になってガムを噛む習慣はないのだけれど明日からの出張に持っていくとしよう。想い出の味を噛みしめるのだ。
スーパーのワゴン棚に家電製品が並んでいる。陳列品の処分らしい。その隅にシェーバーの替刃が積まれていた。パッケージの「ラムダッシュ」の文字に目が留まる。もしやと積まれたパッケージを漁れば見慣れた外刃のユニット(ES9065)を見つける。値段を見ればなんと100円!定価は4000円以上するシロモノだ。こんなこともあろうかといつも持ち歩くメモを開き型番の確認。内刃(ES9066)も見つけ出す。定価2800円がこれも100円。シェーバーは本体も高いが替刃もミドルクラスの本体が買えるほどの値段なのが泣き所。替刃を買うか本体ごと買い換えるかいつも悩むのだ。それが100円とは悪い夢を見ているような気分。結局外刃2セットと内刃1セットを見つけ出し買い込む。定価で買えば1万円仕事が300円で片付く。ああ、貧乏人の幸せの瞬間だなや。
今日は義父の一回忌法要。お寺さんへ位牌を持ちお経をあげていただく。そのあと藤沢の墓地へ向かう。墓所では周りのお墓もほぼ全てに綺麗な生花や供え物がなされている。春の彼岸にはまだ早いのにと思ってハタと気づく。そうなのだこの区画は新しく建てられたお墓ばかり。つまり同時期に身内を亡くしお墓を建てられた方々ということになる。命日も近い日ばかりなのだった。しかしそれとは別の違和感も感じていた。暫くしてそれにも気づく。お墓に供える花がどれもこれも華やかな生花ばかり。京都では実家が浄土真宗ということもあり仏花は樒(しきび)と決まっていた。墓参となれば朝に父が硯を取り出し、塔婆に戒名と先祖代々追善供養の文字をそれぞれしたため持参し樒とともに供えたものだ。それ故こちらのパチンコ屋の新装開店のような華やかさに違和感を感じたのだった。でもまあ、殺風景なお墓に生花で彩りを添えるのも悪くはないのかも知れないと思い直す。大切なのは故人を敬い偲ぶ心なのだと。
会社の前が更地になり今朝がた地鎮祭をやっていた。元はロックラーパイプ改め三菱マテリアルの工場だった。次は何が建つのかしら?ところでヒューム管業界って不景気のズンドコ?横浜目黒の帝国ヒューム管工場も閉鎖されてたな。
曇り空のなか中華街までバイク走行。バッグにはD200とシフトレンズをしのばせる。みなとみらいを抜け日本丸、赤レンガ倉庫を撮影してまわる。三脚などは使わず方眼マットを基準に手持ち撮影。シフト量で露出が暴れるので撮影しては補正の繰り返し。保険でRAWでも記録しておく。このレンズ特性として分解能は文句なし、コントラストは高くフレアは出やすい。太陽の低い冬場や夕景ではフードは必要かも。今回の撮影ではシフト撮影はせずノーマル撮影でのレンズ性能を試すつもりが、面白くてついついシフトノブに手が伸びる。ライズやフォール、縦横撮影にと忙しく鏡胴を回転させる。建築物撮影ではフォーカスはほぼ無限固定。絞りは8~11も絞ればいいかしら。中華街でもお祭りを撮影するつもりが間に合わず。そう、今は中国は旧正月真っ最中なのだ。今日の撮影ではハッセルなど中判カメラを手にした人を多く見かけた。本日の走行距離45.14km 積算1360.8km
UKのEXCEL LONDON(来年のロンドンオリンピック室内競技場)で見かけたDysonのハンドドライヤー。日本国内にある一般的なものに比べ体感で2倍以上の高圧エアーが噴き出す。少し痛いくらいの圧力。説明書には10秒で乾くとあるが、2秒(1往復)で十分という感じ。こういう単純な機器でもノズル形状とその配置、コンプレッサーは各社とも特許とノウハウのカタマリだと思う。因みに「ジェットタオル」は三菱電機の登録商標らしい。
除湿庫の整理をしていて初代デジカメのリコーDC-2が出てくる。15年ほど昔に買ったものだ。今でも電池を入れると健気に撮影も再生もこなす。1センチまで寄れる接写も健在だ。記録メディアはPCMCIAカード、容量は12MB。いつ撮影したかも定かでない画像がそのまま記録されていた。ノートPCにカードスロットがあるのでデータを吸出し、USBメディアを橋渡しとしてデスクトップに転送。独自フォーマットの画像をJPEGにコンバート。この画像もそのひとコマ。どうやらOLYMPUS PEN FTを二台同時分解していた模様。今となってはその根気も熱意も無くなっている。あの頃は西新宿に行くと胸が躍ったものだ。久しぶりにリバーサルフィルムを買ってFTでスナップでもしてみるか。