高級レンズを整備するも思ったよりも重症な不具合。ちょっとの検証のつもりがバラバラになっていく。光学系ではなくリンク機構なのが救い。欧州から交換ASSY手配の目途もつけていたが購入せずに完治できた。昔のように修理作業への感動もなくルーチンワークなのがつらい。
【裸眼立体視の方法】
モニター画像のセンター位置に顔がくるようにして寄り目にします。左右2枚の画像が3枚に見えれば成功。中央の画像に意識を集中した途端、超立体の世界が見えてきます。慣れてしまえば1秒とかからず裸眼立体視ができるようになります。これを体得すれば人生を2倍楽しめます。
【裸眼立体視の方法】
モニター画像のセンター位置に顔がくるようにして寄り目にします。左右2枚の画像が3枚に見えれば成功。中央の画像に意識を集中した途端、超立体の世界が見えてきます。慣れてしまえば1秒とかからず裸眼立体視ができるようになります。
PENTAXのステレオアダプターを入手した。画面を左右に二分割して立体写真が撮れるアダプター。立体写真に興味をもったのは学生時代。安部公房の小説「方舟さくら丸」の主人公に航空写真立体視の趣味があり小説にも並行法の白黒航空写真が掲示されていた。この航空写真が立体像となった瞬間の感動はいまも忘れることができない。本の項のうえに突如として超精密な地形模型が出現した驚き。山肌の針葉樹のテクスチャーや渓谷の落ち込み、村に建つ鉄塔は目に刺さらんばかりに聳えていた。それ以来、自分でも機会を見つけてはステレオ写真を撮影してきた.。ステレオ写真専用のデジカメも入手した。その流れで今回のアダプター精進となった。PENTAXのアダプターなので撮影にはボディーもPENTAXを選びたかったが取り付けるレンズ径が52mm。PENTAXレンズのフィルター径は49mmが多いのだ。そこでニコンの標準レンズフィルター径が52mmだったのでこれで試写してみた。ベランダに出て逆光気味に2-3枚。PCで撮影画像を再生してフレアに驚く。調べてみるとアダプター内部の内面反射が酷かった。このアダプターは長年販売されているが誰からも文句は出なかったのかしら。そもそも真面目にステレオ写真を撮るような人はいなかったということか。これでは使い物にならないとカメラ修理のお道具箱から1.5mm厚のモルトプレーンのシートを取り出す。アダプターの光路の形状を図面に起こしてそれを型紙にモルトを切り出す。アダプター内部のミラー以外の壁を全てモルト貼りにする。ついでの勢いで49mm-52mmのステップアップリングも注文しておく。これで方舟出航の準備は整った。
今回の撮影は全てMF。VRはともかくとしてAFは使い物にならない。微妙なフォーカス位置と撮影意図はカメラのAiでは判断がつかない。ピント位置は花弁の先端か根本かまでをカーソルで指示するより自分で操作したほうが断然早いのだ。
梅を追いかけて大倉山公園へ。例年だと「大倉山観梅会」まつりがあるが今年はコロナで中止。それでも梅は咲いているのでロードバイクで出かける。リュックにはデジタル一眼と望遠マクロ。鶴見川を下り新羽で右折。大倉山駅前に出て公園の坂を登る。まつりの賑わいはないが三々五々家族連れやカップルが公園を目指し流れが出来ていた。いつもなら多くのテキヤや仮設店舗で大賑わいだが今年はテキヤが2軒だけ。人も蜜にはならず極めて平和的な梅の鑑賞ができた。公園では満開の白梅・紅梅が迎える。品種も多彩で枝ぶりも良い。梅の木との距離も近く撮影もしやすかった。2021年、この2週間で「こどもの国」「多摩川」「大倉山公園」と梅の撮影は十分に果たせた。次はいよいよ桜が待っている。本日の走行距離 35.93km ロード積算15,252km バイク積算 24,907km。
暖かな日差しのなか久しぶりにロードバイクで多摩川まで。青葉台経由で時岡多恵の墓所をかすめ生田からオバQの読売ランド駅へ。ドラマ「どっこい大作」の珍竜軒は廃屋となりシャッターが壊れていた。日本女子大の前を抜けて稲田堤へ。星川製麺で昼食をとり多摩川の河川敷へ。たぬき屋の跡地を横目に多摩川を上流へ辿り府中へ。ここから多摩川を離れ乞田交差点から鎌倉街道で南下。リス園を過ぎ本町田から恩田川を辿る。ひたすら川を下り成瀬、長津田を過ぎ環状四号に戻る。本日の走行距離 49.7km ロード積算 15,216km。バイク積算 24,871km。
この冬、使っているハクキンカイロの燃焼時間が短い。本体を良く調べるとまだベンジンを残したまま消えている雰囲気。カイロは新品をおろしたのにプラチナ触媒は経年劣化なのかもしれない。そこでストックしている触媒を火口(点火芯付きA)に移植。先ずはひも状の触媒を火口より取り出す。もさもさに絡まった糸に見えて実はシート状の4つ折りだった。一旦広げて中央部に触媒を広げて置き包み込むように折りたたむ。この作業はピンセット2本で行う。これでしばらく様子をみることにする。新品の交換用火口も10個弱ストックはあるが勿体ないので使いたくないのだ。