寒の戻りがあり待機していた黄金カイロに給油。点火を確認してジャケットのポケットに忍ばせる。車で買い物に出かける。ご自慢のカイロが冷えていることに気付く。触媒の劣化にはまだ早すぎる。そこでハタと気づく。ジャケットはゴアテックス処理がなされている。ポケットはカイロ落下を恐れファスナーも閉めていた。酸欠になっていたのだった。取り出してしばらくすると爆熱がよみがえった。
久しぶりに車のメンテナンス。一つはホイール用ロックボルトの交換。いままでメーカー純正のロックボルトを使ってきたがこれが構造的欠陥で壊れやすい。ロックボルトの頭には鍵のパターンのようなユニークな窪みが配置されている。その窪みに合致するアダプターキャップを被せることで一般的なレンチが使えるようになる。このアダプターのピンが折れやすいのだ。以前にもタイヤ交換作業の際に業者のインパクトレンチでピンを折られロックボルト全数を新品交換したことがあった。前回のタイヤ交換でも業者から規定トルクでの締付は破損の恐れがあり避けたいとの相談があった。シトロエン純正のアルミホイールをわざわざ盗む物好きもいないだろうとロックボルトをやめてノーマルの17mmボルトに交換した。二つ目はワイパーブレードの交換。画像にあるネギのような物体。これまではワイパーゴムの交換だけで済ませてきたけれど流石に劣化してきたのでブレードごとの交換とした。C5のエアロワイパーブレードは取り付け部が少し特殊な形状。ブレードの固定部にワイパーアーム先端のピンを差し込み90度ブレードを回転させるだけのもの。交換作業は10秒もかからない。
妻の遊び時計のひとつ、スウォッチの電池が切れた。この時計は香港空港の免税店で2年ほど前に買い求めたお土産だった。電池を取り出したところrenata329だった。この電池の互換品はSR731なのだがパナソニックは生産を中止してしまっている。そこで電池電圧1.55Vと直径互換のSR726を買ってみた。直径はどちらも7.9mmで高さが731の3.1に比べ726は2.6mmとなる。SR726を時計にセットしてみる。はたして遊びもなく通電も正常。時計は時間を刻み始めた。もし電池室で遊ぶようならアルミホイルでアンコ詰めを考えていたがその必要もなさそう。因みにこの電池はビックカメラで200円でした。
電池規格表
電池規格表
工作を続けていたDfのグリップが完成した。F3用のMD-4からグリップ部を分離しサードパーティー製の縦位置グリップと合体させた。接合部の形状に合わせダイキャスト部を鑢がけ。Dfボディーと縦位置グリップの電気的な結合コネクターにφ2.5mmのステレオミニプラグを介在させMD-4のレリーズ基板へ導く。露出計(AF)、レリーズ、GNDの3線を各マイクロSWに接続、GNDは共有。注意点として露出計SWがGNDに短絡した状態でないとレリーズSWは反応しない。グリップと本体の間には傷防止の緩衝材としてクロロプレンゴムシートを貼る。今回の工作ではDf本体、縦位置グリップは無加工のままグリップの増設に成功した。MD-4のグリップは三脚アダプターAH-3と結合し三脚ネジで着脱が可能。グリップ装着のままでもバッテリーホルダーの出し入れは可能。SDカードの抜き差しだけは縦位置グリップも取り外さなければならないが通常はUSBケーブルで撮影データを吸い出すようにしている。そうすることで一々グリップを分離する手間を省く。工作も完了し早速、この週末はフィールドテストを行う。MD-4のグリップとDfの相性は良く安定したホールドでシャッターが切れるようになった。勿論、縦位置のレリーズボタンも生きているのでこちらも楽ちん。最大の問題は取り回しが楽になり過ぎて撮影が雑になってしまうこと。MD-4グリップ自体はダイキャストのモナカなので重量はそれほどでもない。
その1
その1