1作目に思い入れがあれば十分に楽しめるのだが、それを知らないと何だか地味な映画に感じてしまいそう。そしてこれ以上シリーズが続けばターミネーターに成り下がりそうで怖い。願わくばこのままそっとしておいて欲しい。哲学的なテーマであったけれど、個人的には1作目のブラスターとスピナーが拝めただけで十分なのだ。ショーン・ヤングはCG出演だがサービスカットなのかしら。シナトラ・ジュークボックスに東通工のエンブレムがあざといな。そしてジョイ役のアナ・デ・アルマスがキュートで素敵なのだけれど、「おとなの基礎英語」サラ・オレインとキャラが被ってしかたない。以上、ネタバレできないので表面的な小学生感想文でした。あと、LAの街は一部ミニチュア撮影でチャチイのが目につきました。
母親へのプレゼントに「おしゃべりみーちゃん」を買う。音声認識機能で簡単な疑似会話が楽しめるという人形。初期設定が必要なのでマニュアルに沿って設定。設定項目は日時、目覚まし時間、誕生日、呼称、音量など。本体ユニットは座り人形のお尻のファスナーを開いて取り出す。電源は単三電池4本。電池交換の頻度は3~4か月に一度のペースらしい。電池交換の度に設定がリセットされるのかを知りたくて取説にあたるも記載なし。バックアップバッテリーの有無が知りたいポイントなのだ。隅から隅まで読んで見つけた文章に「2年以上の保管でカレンダー設定が失われる。以降は電池交換の度に毎回設定が必要」との説明を見つける。これは内部のバックアップバッテリーの消耗を説明している様子。内部バッテリーの型番が知りたくなりユニットを開ける。バッテリーはCR2032が使われていた。ソケット式なので交換も容易だ。ついでに音声認識ICを見るとGENERALPLUSのMACED800というチップだった。認識できるワードは10種類とのこと。コンデンサーマイクから拾った音声を識別し、それに季節や時間の要素を加味し返答を返してくるというもの。返答の音声は実際の女子の声をサンプリングしたもので800語ほど。少しの間だが疑似会話の実際を試してみた。アルゴリズムは教科書通りの反応という印象。初期設定の仕方や電源投入時の反応、通常の受け答えなどUI設計にはもう一工夫欲しい。少しの認識エラーやトンチンカンな受け答えでもいいのでリアクションは必ず必要。設定が4歳児なのでそれも許されると思う。プレーヤー(笑)がアクション(語りかけ)を行ったときは、躊躇なくリアクションを返すことが大前提。この辺りはテクニカルな認識精度と反応の正確さより心理学優先で設計すべきなのだ。何故ならこれで遊ぶ人は話し相手との会話が続けられることが第一の欲求なのだから。そして優等生なキャラ設定に終始せず、ひと匙の「毒」を仕込んでおくほうが人間味もでてくるというものだ。子供向けゲームを開発するときもこのポイントは重要なのデス。