勤め帰りに立ち寄った相鉄ローゼンでこじんまりと北海道フェアーをやっていた。「三方六」や「六花亭マルセイバターサンド」、「開拓おかき」などが並ぶ。スイーツ系が中心のようだ。珍しく常連の「よいとまけ」は置かれてなかった。売り場を去ろうとして目の隅に見慣れたパッケージをとらえる。なんと「月寒ドーナツ」が並んでいた。北海道フェアーは数あれどこの「月寒ドーナツ」はなかなかお目にかかれないのだ。このドーナツの風味と味は昔好きだったロバパンの味に似ているような気がする。関東で常設されているのは東京駅八重洲口地下の北海道フーディストくらい。それでも売り切れていることが多い人気商品。北海道のお菓子ではあとは「坂ビスケット」があれば言うことなし。
巷で話題の100円ショップで売られているmicroSDカードを買ってみた。容量は32GBで価格は550円。速度はCLASS10。発売元は(株)磁気研究所。4Kや8K動画の記録は厳しいけれどデジカメのスチル撮影やドラレコの記録用なら十分使えそう。SSDをはじめとするメディアの価格もずいぶんと安くなったものです。ふた昔前ならパソコンのセカンダリHDDが40GBとかだったなあ。
腕時計の手巻き工具でワインダーを導入してみた。毎日とっかえひっかえ色々な時計を着け替えているので機械式のゼンマイ巻きは苦労している。なかでもオメガ・スピードマスターは竜頭を押し込んだ状態での巻き上げとなり小さな竜頭を巻き上げるのに往生していた。竜頭がねじ込み式のロレックス・デイトジャストやブライトリングは竜頭を引き出した状態での巻き上げなので操作し易いといえる。オメガの竜頭巻き上げは結構なトルクも必要で指先にかなりの負担があった。俄然、日々のゼンマイ巻きが億劫になり時計が止ることもしばしばだった。実際の巻き上げ操作はワインダーの先端を開いて竜頭を掴みこんで固定する。ワインダー先端が時計のフレームに触れてしまうと傷がつくので自作のプラ板スペーサーを挟むようにした。ワインダーでゼンマイを巻き上げるとこれが非常に心地よい。軽いトルクで竜頭が回転し内部機構の微細なフィードバックも指先に感じることができた。これでゼンマイ巻きのストレスから少し開放された気分。欲を言えばセイコーブライツのキネテック自動巻き発電も少し楽にならないものかしら。節電モードに入るのはいいけれど復帰後にカレンダーだけは調整が必要なのだ。まあ、6個も7個も腕時計を待機させているのがおかしいのかも知れないけれど。
ドラマの最後に二人が泳いだ運河(橋脚)の画像紹介。10年前の取材時はまだドラマ撮影当時の雰囲気も残っていた。
しかし橋脚へ渡るだるま船は撤去されてしまっていた。
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ドラマ展開で大切なロケーション(制作/著作:NHK)
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運河に架かる橋のたもと(制作/著作:NHK)
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10年前は周辺の工場もあり撮影当時の雰囲気が残っていた。この時既に右岸は大きく変貌していた
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だるま船も一掃され橋脚下には行けなくなった。撮影当時からあったと思われるドラム缶が残る
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特徴的な工場のシルエット
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現在の状況。大きなロジスティック倉庫となる
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匂いガラスが結ぶ縁(制作/著作:NHK)
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匂いガラスの過去を捨て新たな未来へと泳ぎだす二人(制作/著作:NHK)
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二人が泳ぎだした運河の風景
ドラマ放送前の新聞記事には運河の水は汚れていてヘドロもあり撮影が大変だったとあった。この水を飲むとお腹をこわしそうだ
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二人の将来を暗示するような最終シーン(制作/著作:NHK)
匂いガラス記事一覧
しかし橋脚へ渡るだるま船は撤去されてしまっていた。
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匂いガラス記事一覧
ロッテが板ガムの復刻として同名のラムネを販売している。店頭で見つけて購入してみた。ガムの「ジューシー&フレッシュ」の最大の特徴は口に入れた瞬間の飛び上がるほどの酸っぱさだった。この酸っぱさを期待してラムネを購入した次第。果たしてラムネは全く酸っぱくなくてほのかにフルーツの香りがするだけ。期待外れに愕然とする。ロボコン0点!
追記
都わすれ様よりご指摘いただきました。酸っぱいガムは「クイッククエンチ」でした。「ジューシー&フレッシュ」はほんのり甘いだけでラムネの再現も正しかったです。
日曜美術館で紹介された藤原新也氏の作風に感化され焦点距離35mm、開放1.4のレンズを仕入れた。尤もフルサイズは手が出ないのでAPS-Cで。従来は絞り値8から11まで絞り込んで如何にシャープで切れのある切り取りをするかに専念してきた。今年は少しボケを課題にしてみたいと思う。皆様のツッコミに期待!
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望遠マクロのボケではなく準広角でボケる
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とても150万円の機材は真似できない
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1986年に放送されたNHKドラマ「匂いガラス」のロケ地検証。ドラマエピローグの橋脚と安治川トンネルは10年前に検証を終えていた。しかし、ドラマ終盤に映る大阪の渡船場の特定ができないままだった。10年前はネットで拾える渡船場の情報も少なく広いエリアにある8か所の渡船場のいちいちを当たるわけにもいかなかった。
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大きな手掛かりとなるのは渡船場の桟橋への通路形状配置。航空写真で調べるもドラマと合致するものは見つけられなかった。あとは周囲の風景から情報を拾うしかなく特徴点を抽出してみた。
・渡船場横に大型のサルベージ船が係留できるだけの川幅がある
・遠景に赤白煙突
・対岸に比較的高層の団地群、屋上形状に特徴あり
・団地群の左手に横縞のある白い倉庫
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渡船場一か所につき対岸含め2か所の桟橋、合計16か所のポイントについてGoogleのストリートビューとGoogle Earthを駆使して検証を進めた。そして最終的に絞り込んだのが「千歳渡船場」だった。しかし遠景はドラマの景色と似ていたものの桟橋への通路配置はドラマのそれとはまったく違っていた。赤白煙突も確認できず、サルベージ船を係留するような施設も見つけられなかった。そして何より大きな違いは橋長950米に及ぶ「千歳橋」が渡船場横に架かっていることだ。調べてみるとこの橋の竣工は2003年5月。ドラマ撮影後に架けられたことがわかる。この橋の工事で渡船場の改修が行われたと推測するに至った。
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ロケ地検証の頼りの綱は遠景の団地群風景と白い倉庫のみ。あとは現地調査しかないと考えロケ地までの移動手段の検討を始めた。移動手段に選んだのは路線バス。JR環状線大正駅から大阪府済生会泉尾病院近隣のバス停の路線系統と時刻表をあたる。移動手段にこれほどナーバスになるのには訳がある。ドラマエピローグの橋脚ロケ地取材時には6月の蒸し暑いなか二つの巨大ループ橋を含むおよそ10kmの道のりを徒歩で移動した。この時の苦労がトラウマとなっていた。場所特定までの経緯説明はここまでとしてロケ地の画像比較をしていく。(ドラマキャプチャー画像全ての制作/著作はNHKに帰属いたします)
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取材してわかったのは渡船利用者は結構多い。渡船は無料で行われていて運行間隔は10分から20分。全国の渡船がどんどん消滅していくなか今後もこの事業を継続してほしいと願うばかり。
(記事画像は2022年10月31日に撮影)
おまけ
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匂いガラス ロケ地その1
匂いガラス ロケ地その2
雨月の使者 その1
雨月の使者 その2
雨月の使者 その3
雨月の使者 その4
お正月気分が少し残る土曜日、前日の天気予報は雨だったのに爽やかな快晴となる。三連休の初日に走り初めを済ませておこうとロードバイクで走りだす。目的地は川崎大師に決める。鶴見川を日吉まで下りガス橋通りで多摩川に出る。多摩川は右岸を下り国道15号で川を渡る。雑色水門通りの如家飯店で昼食。あとは大師橋を渡って川崎大師へ。人出はそこそこ多く参道は一方通行の規制が入る。大本堂をお参りしていると横のアベックが柏手を打っていた。境内は護摩木と多くの出店、おみくじ待ちでかなりの混雑。
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コロナ拡大もあり早々に引き上げる。夏の風鈴まつりでお世話になった松屋の飴総本舗さんで飴を買い求める。表参道に出て住吉屋総本店でくず餅も土産に。復路は川崎から多摩川を離れ府中街道で新川崎へ。矢上川から鶴見川へ戻る。風もなく穏やかな走り初めとなった。本日の走行距離 69.27km ロードバイク積算 17,776km 自転車積算 28,649km
川崎大師ルート