フィルムカメラのメンテナンスで防湿庫を漁っていたらリコーの標準レンズが出てきた。7年ほど前に精進したまますっかり忘れていたレンズだ。和製ズミクロンの描写に期待して入手していたらしい。久しぶりにカメラに着けてみると最短撮影距離が60cmで使いづらい。ヘリコイドの繰り出しにバックラッシュが盛大で操作フィーリングが悪くフォーカスの山が拾いにくい。いろいろと文句を言いつつプランターの南天を試写してみる。今回は開放で撮影。このレンズは絞って使うほうが良さそう。
三連休の最終日。ようやく晴れたので中華街までを走行。午前中は日差しもあったが午後から風も強くなり体感気温も一気に下がった。中華街は人でごった返していた。ブタマンを買いつつ馬さんと立ち話。旧正月のスケジュールのポスターを見せてもらう。2月5日からイベント満載のようだ。聚楽にも立ち寄る。身体が冷え切る前に帰宅。家の近くでクリスマスケーキ買う。ロードバイクの走行でブタマンやらケーキに中華食材を買い込み、ウエストバッグにはデジタル一眼レフのいでたち。ちょっと変な奴だ。本日の走行距離 44.55km ロード積算 12,368km バイク積算 21,783km。
年末の大掃除といっても大したことはやらない。三連休は天気もいまいちなのでベランダの掃除をする。窓ガラスと網戸を洗い流す。住まいは海から随分と離れているが以前の台風塩害で結構汚れていた。排水溝や床面もブラシをかける。あとはエアコンの室外機も洗う。基板、電源まわりとモートルには水をかけないように注意して内部を水洗い。こうした水を盛大に使う掃除は雨のときのほうが気を遣わなくてすむので楽なのだ。
いよいよ寒さも本番。去年火口に触媒を増し増しした黄金カイロを出動させていた。触媒が増量されたので発熱量も劇的に増えたのはいいけれど燃費が悪くなってしまった。燃料1/2カップで燃焼時間12時間といったところか。そこでもう少し燃焼温度をノーマルにすべく新たに黄金カイロを投入。70年代の旧式だが造りは大変よろし。コールマンのものとは比べ物にならない。無駄な給油口の増設もなく最も完成された時代の仕様。使うのはちょっと勿体ない気もするけれどコレクションでため込んで使わないというのも別の意味で勿体ない。製品はその本来の用途に使われて初めて価値が見いだされる。昔読んだ半村良の小説「ボール箱」を想い出す。
半村良「ボール箱」
寒到来
半村良「ボール箱」
寒到来
先日、新宿の「リコーイメージングスクエア新宿」へ立ち寄る。デジタル一眼の小物アクセサリーなどを買おうと思ったのだ。折角なのでマウントアダプターK(5000円税別)なども加えたところスタッフの方にファミリークラブへの入会を勧められた。入会したほうが割安との説明。それならと入会手続きを済ませる。これで晴れてファミリーメンバーなのだ。画像にあるような最新鋭の電子頭脳で光学設計された旭光学機器を手に居並ぶメンバーと共に被写体を追い求めねばなるまい。そして決してフィルムを抜き忘れたキャメラの裏蓋を開けてはならないのだ。旭光学のサービスの思い出では1960年代後半に大阪のビルへ父に連れられ訪れたことがある。SPのOHの受け取りだった。自社ビルと思われる前庭には巨大な鳥のケージがあったのを覚えている。80年頃にも一人で訪れたがその時は改築だか移転の最中で仮のプレハブ小屋のようなところに案内された。その時はMEスーパーの光軸調整を依頼したのだった。ファミリークラブだが後日赤いメンバーカードが送られてきた。きっと何もしないまま一年で期限が切れるのだろうな。
家では7-8年前から炊飯は二重蓋の土鍋を使ってきた。土鍋も何度か買い替え良し悪しを吟味していた。そして次に行きついたのは羽釜。羽釜は妻の実家で使われていなかったものを譲り受けた。綺麗に磨いてこれで炊飯をするようになって約2年。もはや電気炊飯器も土鍋も出番を失った。土鍋の頃まではワシも炊飯の手順とカンを習得していたのだが羽釜になってからは妻の独壇場。火加減や火を止める見極めが難しいのでやらせてもらえない。
昔(1977)、花登筺原作の「おくどはん」というドラマがあった。京都に嫁いできた浅茅陽子がいびり役の加賀まりこからおくどはんでご飯炊きを命じられる。勝手のわからない浅茅は鉄窯の手入れをせずそのまま飯を炊いてしまう。炊き上がった飯は鉄錆で真っ赤になっていた。加賀まりこしてやったり。当時このシーンを家族で観ていたときワシの母親が米研ぎのシーンで「あっ!」と声をもらし結末を言い当てていたのを思い出す。京女には身にしみる話なのだろう。
昔(1977)、花登筺原作の「おくどはん」というドラマがあった。京都に嫁いできた浅茅陽子がいびり役の加賀まりこからおくどはんでご飯炊きを命じられる。勝手のわからない浅茅は鉄窯の手入れをせずそのまま飯を炊いてしまう。炊き上がった飯は鉄錆で真っ赤になっていた。加賀まりこしてやったり。当時このシーンを家族で観ていたときワシの母親が米研ぎのシーンで「あっ!」と声をもらし結末を言い当てていたのを思い出す。京女には身にしみる話なのだろう。
妻に頼まれアニエスベーのバッグのメンテ。M.モゥブレィ ステインリムーバーで汚れを落としてデリケートクリームを薄くひく。しっかしこんな薄いバッグ、何に使うのだろうかという疑問はそっとのみこむ。ワシのカメラ道楽に比べたらかわいいものか。因みにお道具入れはカルディのクッキー箱。
PENTAXが「カスタムイメージ」と呼んでいる撮影モード画像とRAW現像の比較。RAWは可能な限りニュートラルなパラメーターで現像してみた。この画像比較からも一目瞭然。JPEGはちとやり過ぎ感満載。
smc PENTAX-DA 18-55mmF3.5-5.6AL WR
カスタムイメージ