車検を目前にしてタイヤのチェックをしてみた。溝は数ミリ残っているも検査を通るか微妙な状態だった。これは交換せねばなりません。駄菓子菓子、車検代だけしか準備していなかったのでタイヤ交換は想定外の出費。以前履いてたレグノなどの高級ブランドだと手数料や廃棄費用など込み込みで10万弱かかったことが脳裏を過ぎる。早速近所のカー用品をあたるもタイヤのランクを落としてさえ結構な出費に変わりは無い。これは払えません。ネットで打開策を調べる。通販ならタイヤは比較的安く入手できることが判明した。あとは持ち込み交換してくれる業者を調べる。タイヤの代金と送料、持ち込み交換手数料、廃棄料など電卓を叩きながら、なんとかレグノの6割りあたりまで下げる目処がつく。ほぼそれに決めかけたとき検索画面に出張交換の文字が目に留まる。新品タイヤを注文して機材を積んだトラックで出張交換してくれるものだ。しかも今までのなかでダントツに安く上がることが判明。半信半疑で
業者サイトで注文と詳細のメールやりとりを行う。何度も追加料金が発生しないことを確認する。そして作業当日の土曜、予約時間通りにトラックで業者さん到着。研究所営業車の前にトラックを横付けしホロを開ければ、タイヤチェンジャー、ホイールバランサー、窒素ボンベなど道具一式が機能的にレイアウトされていた。ジャッキアップしてタイヤ二本同時に外す。ホイールから古タイヤを外し、バルブ交換、新品タイヤをホイール装着し空気を入れてバランス取り。1本完成するのに7-8分の手際の良さ。ものの30分で作業は完了した。で、お値段なんとレグノの5割でこと足りた。尤もタイヤはヨコハマの安いDNAタイヤにしたのだけれど。作業は丁寧で信頼できる業者さんであったことを付け加えておく。作業中の雑談で聞いた情報では、最近流行のパンクしても走れるランフラットタイヤは基本的にパンク修理してくれないらしい。パンクしたことに気がつかず、空気圧0の状態で何キロ走行したか不明ゆえにタイヤの品質保障ができないそうだ。下手にパンク修理してバーストでもすれば責任問題になる。新品に交換せざるを得ないそうだ。1本が4~6万もするというのに。また、ゼロクラウンなど最近の車は標準でホイールが18インチを履いているが、乗り心地を求めるユーザーにはかなり不評とのこと。“いつかはクラウン”のオヤジユーザーを切り捨てての若返り戦略ゆえに仕方ないのかも。因みにホイールバランスって、タイヤを回転させて一番重い箇所の反対側に同じ差分重量のウエイトを付けるだけだったのね。ワシはてっきり全体を評価して総合的な偏差の収束する位置と重量のバランス点を緻密に計算してるのかと思っておりました。ついでに言うとタイヤのサイドにある黄色い点(マーク)が“軽点”でここをバルブ位置と合わせることでバランスをとるらしい。
タイヤチェンジャーの使いかた