本格的な冬の到来前に釧路まで遠征。移動には札幌から283系特急おおぞらを選ぶ。振子式を武器に力強い走りをみせるも4時間を要した。特急の走行振動は大きく直列6気筒ディーゼルエンジンと液体変速機の唸りはお世辞にも快適とは言えない。初日は路線バスで釧路市湿原展望台まで移動し西側より湿原を望む。夜は釧路プリンスホテル泊。炉辺焼きで秋刀魚、シシャモ、ホタテに牡蠣のヘベレケナイト。二日目はDE10牽引のノロッコ号で終点の塘路駅まで移動。そして今回の旅のメインイベント、釧路川をカナディアン・カヌーでの川下りを体験。シングルブレードのパドルを操り塘路湖からスタート。摩周道路、釧綱本線をくぐり釧路川へと合流。1時間半ほどの川下りとなる。心配していた風は止んだものの前日の台風の影響で湖からのアレキナイ川は増水し水位は高く釧路川へ合流するまでは水が逆流していた。それでもガイドさんの的確な操船に助けられ不安なくカヌーは進む。途中、蝦夷鹿や丹頂鶴、オジロ鷲とも遭遇。風もなく穏やで充実したクルーズとなった。川下りの終点は細岡。そこから細岡展望台までカヌーガイドさんの車で移動。釧路湿原駅よりJRで釧路まで戻る。カヌー下りは新緑の5~6月頃がお勧めとのこと。単身赴任がいつまで続くかはわからないが横浜からでも来る価値ありデス。北海道に来たからは人工物の観光名所よりは雄大な自然を身体で感じるべきとつくづく思う体験となる。
今回お世話になった信頼のおけるカヌーガイドさん
ツアー
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