大陸の通販サイトが10周年記念ということで3月にセールをやっていた。特に欲しいものはなかったが電気工作ネタを検索してみる。そして直流電源が目に留まる。ジャンクの修理や検証用に小型電源はなにかと便利。対象を絞り込んで更に検索を続けた。選択の条件として空冷ファンを装備しているもの。小型でシンプルなデザイン。電源スイッチはフロントアクセス。そしてAC100V対応品。候補を見ていくと電流値上限が5Aのものと10Aのものがあることに気づく。どうせならと10Aで探す。価格とスペックのバランスからLONGWEL社のLW-K3010Dという製品に決めた。ついでなので30種類ほどのDCプラグをオプションに付ける。価格は6500円程度。これなら郵便事故や故障品であっても諦めがつく金額。中国サイトから購入する際はダメもとで挑まねばならない。注文したのが3月末、トラッキング情報でリアルタイムに追跡できるのはありがたい。そして待つこと3週間、ようやく商品が届いた。国際郵便は雑な扱いを受けることを覚悟していたが幸いにも梱包箱にダメージはなかった。製品を先ずはチェック。金属キャビネットのフロント部が浮いている。背面の一次側電圧設定は入力220Vのまま。いろいろと不安もあるので通電前に分解する。先ずはキャビの浮きは基板の固定がでたらめだった。ガイドにメイン基板を差し込んで固定されるところが嵌っておらず、そのまま強引に組付けたのが原因。そのガイドも板金シャーシをプレスで抜いて基板を挟み込む構造。粉体塗装で絶縁されているとはいえ基板をそのまま差し込むのは抵抗があった。そこで基板にテープ保護をして対処した。他にはタップカスが出たりした。少し感心したのはパワーMOS-FETのヒートシンクにサーミスターが付けられており温度上昇をモニターしながら背面の空冷ファンON/OFFを制御していた。電源スイッチがフロントなので一次側の取り回しが心配であったが、基板中央部で中継してあり半田も綺麗でひとまず安心。メイン基板、表示基板、各ターミナルの絶縁処理や半田の盛り具合をいちいちチェックしていく。またっくもって気が抜けない。今回の製品は基本設計や内部レイアウトなどは及第点。しかし最終のアッセンブリ組み立て工程で工員さんへの指導がダメだった模様。誇らしげな「QC PASSED」のシールを信じてはいけない。もっと言えばCEやPSEマークさえも疑わしい。仕事がらみでここ20年ほど大陸製品とお付き合いしてきて学んだことは多い。そのリスクを踏まえたうえで付き合えば今回のような格安品で遊ぶこともできる。チェックが終わった筐体を組み戻す。手持ちのノートPCにDC16V電源を繋いで動作チェック、大丈夫なようだ。念のため使わないときはACコードは抜いておくとする。ところでチョークコイルの下に敷かれている紙のおまじないは何の意味があるのでしょうか。もしや半田付けの際の空間距離を稼ぐ治具代わり?
機種とメーカーは違うがほぼ同じ仕様。呆れてます。
機種とメーカーは違うがほぼ同じ仕様。呆れてます。
今月に入ってコロナ騒ぎで在宅勤務に切り替えている。今日は用事があって昼前に車で家を出る。道が空いていることに期待するもR246の下りは思いがけず渋滞していた。仕方なく大和厚木バイパスを泉の森で降りてトラックヤードを横切り裏道を辿る。考えるより先に身体が道を覚えている。この辺りはタイトー時代の車通勤で勝手知ったる庭のようなもの。R246の状況を見ながら複数の裏道コースを使い分けていたのだ。いま思えば渋滞さえも楽しんでいたのかも知れない。
自宅のヘッポコPCのOSを32bitから64bitにアップデートしたのは数か月前のこと。ノートPCは早々にメモリーを増設したがディスクトップは4Gのまま放置していた。しかしさすがにつらくなてきたので重い腰を上げてメモリーを8Gへ増設した。通常使用ではメモリー使用率は20%前後となり気持ち動作も安定したように感じる。ところでOSアップデートできれいさっぱり消えてしまったと諦めていたデータだがCドライブ直下に"WINDOWS.OLD"というフォルダーが切られバックアップされていたことに気づく。画像ファイルやドキュメント、音楽ファイルがそのままサルベージできた。今日の「良かった探し」のご報告まで。
あさって野郎
良かったさがし
あさって野郎
良かったさがし
土日を避けて10日振りに買い出しに出かける。大型スーパーは営業しているが食料品売り場以外は人もまばら。ゲームコーナーのソユー様店舗も臨時休業中。画像右の「わくわくハンバーガー」はタイトー春の新製品。はやくこの騒ぎが治まることを願うばかり。
註:「わくわくハンバーガー」はタイトー社内企画、製作の純内作のタイトルとなります。
註:「わくわくハンバーガー」はタイトー社内企画、製作の純内作のタイトルとなります。
4路線のNゲージ模型をDCC制御で運転。各々先頭車両に搭載したカメラ画像をGHz帯で送信。ショー当日、送信した映像がお隣SEGAブースのマルチモニターに映ってしまい大騒ぎに。
いまから15年ほど前、撮影したフィルムのディジタイズにはコニカミノルタ 「DiMAGE Scan Dual IV」を使っていた。このスキャナーだが非常に使い勝手の悪いものだった。スリーブやマウントフィルムをそれぞれ専用のマガジンにセットし先ずインデックススキャンで全体通して仮スキャン。その後トリミングや画像回転などを指定し本スキャンになる。この読み取り用の専用アプリの操作性の悪さに加え本機のスキャン速度の遅さには眩暈を覚えた。それでも2-3年は我慢して使っていたがそのうち使わなくなった。ついでに言えばデジカメを始めたのは96年のリコーDC-2Lから。旅行などの捨て撮影はデジカメ。本気撮影は一眼にリバーサルで使い分けていた。完全にディジタルへ移行した今となってはフィルムスキャナーに用事はない。しかし気まぐれで昔のネガやポジを観たくなることはある。そういうときに気軽にフィルムを読み取れるものはないかしらと揃えたのが今回のセット。スライドコピーアダプターと変換リング、それに接写リング。使うレンズは愛用のマイクロニッコール60mm。昔撮影したフィルムをボチボチ不定期にアップしていきます。
石油ストーブの火力調整がおかしいと妻からの報告。見れば調整つまみが上を向いてグラグラの状態。内部リンクでも外れたかと分解してみる。故障の原因は直ぐに判明。なんと燃焼芯を上下するレバー部の板金部品が金属疲労で裂断していた。ガイドレールに沿って上下に移動する部品とはいえここが裂断するというのはなかなかのもんやで。思えばこのストーブは28年間とことん使い倒した。とうとう寿命を迎えたと判断しこれ以上の修理は諦める。今年の冬も最後までよくぞ頑張ってくれました。お疲れさまでした。
点火ヒーター
燃焼芯の交換
基板実装
消臭ファンの駆動基板製作
メンテナンス
点火ヒーター
燃焼芯の交換
基板実装
消臭ファンの駆動基板製作
メンテナンス