久しぶりにシチズン チューニングフォーク ハイソニックに電池を入れて稼働。この時計はブローバー社アキュトロンの音叉時計のライセンス生産品となる。電池を入れて最初のうちは正確に時刻を刻むも1日ほどすると時間に遅れがでてくるようになった。そのうち分針は動きを停めた。原因を調べてみる。360サイクル音叉振動によるインデックスウィールは元気よく回転していた。秒針のスイープ運針も正常。しかし分針は止まったままだ。このことから二番車の筒カナ緩みが疑われる。修正箇所は判明するも文字盤を降ろしての作業はちょっと面倒。修理まで電池を降ろして機械を休ませることにする。各所のオイル切れも疑われるので筒カナ修正ついでにそろそろOHのタイミングかもしれない。
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音叉に直結したインデックスフィンガーがインデックスウィールを回転させる
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インデックスフィンガーとパオフィンガー(逆回転抑え)の間に立つピンがハック機能
リューズを引き出すとピンが動いてパオフィンガーがウィールから離れる(秒針停止)
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